留学大図鑑 留学大図鑑

さーさん

出身・在学高校:
新潟県立長岡明徳高等学校
出身・在学校:
国立秋田大学
出身・在学学部学科:
教育文化学部地域文化学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年06月10日 初回執筆日:2020年06月10日

イタリアからみた秋田〜観光的まちづくり〜

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリアリ大学・Leisure1st Ltd
  • イタリア・マルタ
  • サルデーニャ州カリアリ・ブジッバ
留学期間:
12か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,170,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
イタリア語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

テーマは、イタリアのまちづくりと観光です。観光をビジネス的にも経験するため同じく観光大国マルタでインターンシップも行いました。調査では、イタリアのローマ・ヴェネチア・フィレンツェなどの観光的大都市で景観に関するまちを訪問して街歩き調査を行いました。サルデーニャ島内での観光情報を収集したり、大学のある都市のカリアリで通行人人数調査などを行い具体的な数字でまちづくりと観光の関係性の調査も行いました。インターンシップでは、海外からのマルタへのインバウンドを取り扱う旅行会社で、現地オペレーターと営業を担当しました。具体的には、マルタへの観光をこれからはじめる・或いはすでに扱っている日本の旅行会社への営業案内や、プラン制作のお手伝いをしました。

留学の動機

イタリアとマルタの観光とまちづくりを調査し、大学のある秋田にももっと観光客が来て欲しいという思いからこのテーマにしました。秋田には魅力的な文化や歴史的建築物などの観光資源があるので、それをどのように活用していくべきかを、ユネスコの世界遺産登録数第1位を誇る観光大国イタリアの例を参考にしたいと思い留学先を選びました。

成果

イタリアは都市によって様々な観光的特色を持つ国だということがわかりました。観光客と住人の双方にとって良いまちのあり方を学べたと思います。インターンシップでも、いくつかの会社から提携や、依頼のメールをいただくことができ、会社に貢献することができたと感じました。これからの日本マーケットを広げていきたいとう決断もしていただけました。

ついた力

分析、許す、異文化理解力

イタリアのまちには様々な特徴があり、ひとつひとつに理由があります。経緯を調べたり、観光との繋がりは何かを分析する力はすごく身につきました。許す力と異文化理解力は、日本と全く違う文化やバックグラウンドを持つ人たちとの暮らしで、新しい価値観や、違うことが当たり前だと許容できる心を持つことができたと思ったためです。

今後の展望

今後は秋田をはじめ、東日本の地方都市を元気にするような活動をしていければと思います。東京オリッピンック2020が終わっても、まだまだ日本の魅力を世界に発信する一端を担いたいです。

留学スケジュール

2018年
9月~
2019年
7月

イタリア(サルデーニャ州カリアリ)

交換留学先の大学のあるカリアリはもちろん、イタリアの観光的に有名な5都市をまち歩き調査をしてきました。見るもの全てが新しく、ワクワクしながら都市の分析を行えました。私生活でも、多くのイタリア人学生と寮生活をしたり、ヨーロッパ各地の留学生とシェアハウス生活をし、刺激的でな毎日を過ごしました。彼らのおかげで様々な経験ができて、よりイタリアや、その他ヨーロッパの国を知ることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

安くて美味しいイタリアのピザ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2019年
7月~
2019年
9月

マルタ(ブジッバ)

マルタにあるインバウンドを行うツアーオペレーターの旅行会社で、日本向けの新規市場開拓とお客様に向けたプラン提案などを行いました。2ヵ月という短い期間でしたが、お客様からたくさんのお問い合わせを頂き、会社にも日本市場拡大を決断して頂きました。マルタでの観光需要や、市場の分析などを教えて頂き大変有意義なインターンシップになりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

観光客に人気の日曜市が行われる港
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

留学に行って、自分の中にある異文化への認識と日本人の自分に対する意識が変わったと思います。日本に住む外国人の方も多くいて、これまで触れ合う機会も少なくはなかったです。ただ自分が外国人として、日本人が全くいない土地に住むことで、自力で生活をしていくことがいかに大変かということが身にしみてわかりました。日本人がほとんどいない場所だったので、多くの方にとって私が日本人代表で、私も多くの文化的バックグラウンドを持つ方と接してきました。日本について興味を持って頂けたときは本当に嬉しかったし、責任のある行動を心がけました。反対に、私もたくさんの人に触れて世界を広げると同時に新しい発見を得ることができました。

各地から来た留学生でのショートトリップ

渡航手配の準備は早めに行いましょう!

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

私はイタリアの交換留学VISAを申請しました。かなり必要な書類が多く、何度か大使館に確認の電話をしたりしました。電話が繋がりにくかったりする場合があるので日程には余裕をもつことをお勧めします。また、地方からだと東京の大使館に申請しにいく必要があるので、必要な書類を見落とさないようにしましょう。予約が必要なのでお忘れなく!留学用の保険も、○○万円以上の医療保証があるものなどと指定がある場合もあると思います。ここにかかるお金は決して安くないので、事前に保険の会社に相談しに行ったり、インターネットで比較するなど、自分にあったプランを見つけられるようにしましょう!

留学前にやっておけばよかったこと

語学と留学先の情報をもっとたくさん調べておくことです。語学はいくらやっても充分ということはないですし、現地の生活にスムーズに慣れるためにもまちの情報や、携帯などの生活必需品、大学のシステムなどできるだけたくさんの情報を事前に調べることをお勧めします!

留学を勧める・勧めない理由

留学にいくと困難にぶちあたる事もあると思います。ですが、その経験もきっと人生においてかけがないのないものになると思います。ぜひ学生のうちに留学にいくことをお勧めします。

これから留学へ行く人へのメッセージ

みなさんは留学という素晴らしく、そして勇気のある決断をされました。不安や寂しい気持ちもあるかもしれません。しかし、あなたが日本に帰ってくるころきっと今よりも成長している自分に出会えると思います。目一杯楽しんで、そして勉強も頑張ってください。応援しています。