留学大図鑑

新野一眞

出身・在学高校:
洛南高等学校
出身・在学校:
京都大学
出身・在学学部学科:
医学部医学科
在籍企業・組織:

最終更新日:2020年01月10日

医学×データ解析で小児神経難病研究に挑む

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Children's National Medical Center, Center for Neuroscience Research
  • アメリカ合衆国
  • ワシントン
留学期間:
2か月
総費用:
700,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 370,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

2カ月間、ワシントンDCにある世界トップクラスの小児難病病院・研究所(Children's National Medical Center)の小児神経難病を扱う研究室に所属し医学研究インターンシップを行いました。アルコールが胎児に後天的に与える影響とその治療法・予防法について研究している研究室で、胎児性アルコール症候群の原因となる遺伝子・標的・バイオマーカーを臨床データ解析によって究明する研究を行っていました。

留学の動機

将来海外で医師・医学研究者になるためのキャリア形成の土台作りとして、神経科学専門の世界一流の研究機関でロールモデルとなる医学研究者達とまだ治療法の無い小児中枢神経疾患の医学研究インターンシップに挑戦したいと感じていました。

成果

胎児性アルコール症候群のモデルマウスの塩基配列の解析に用いるNanopore RNA sequenceという新しい技術について取り組みました。研究室では未だ誰も取り組んでいない解析だったので、留学前半は解析のパイプラインを作成して必要なソフトウェアとその手順についてまとめました。留学後半ではこの病気に関係すると考えられるRNAのメチル化検出を行う解析を実行する所まで研究を進めました。

ついた力

土壇場で頑張る力

研究が思うように進まなかったり、結果が出ない場面でも粘り強く研究と向き合えたと思います。留学中で一つのことに集中できた環境要因が大きかったようには思いますが、日本でもやることが多く進まなくても一つ一つ分割して粘り強く取り組めば何かしらの結果は出せるという自信に繋がりました。

今後の展望

臨床医の間は研究の出口・ビジョンを意識し、患者さんと研究成果を繋ぐTranslational Researchに貢献したいと考えています。長期的には途上国の患者さんに医療を届けられる研究やプロダクト開発をして、それを日本の地域医療に活かしたいと考えています。この両者のギャップを埋められるよう、海外公衆衛生大学院への進学や国際機関のインターン、現場経験を積んで行きたいです。

留学スケジュール

2019年
8月~
2019年
9月

アメリカ合衆国(ワシントンDC)

2カ月間、ワシントンDCにある世界トップクラスの小児難病病院・研究所(Children's National Medical Center)の小児神経難病を扱う研究室に所属し医学研究インターンシップを行いました。アルコールが胎児に後天的に与える影響とその治療法・予防法について研究している研究室で、胎児性アルコール症候群の原因となる遺伝子・標的・バイオマーカーを臨床データ解析によって究明する研究を行っていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ラボメンバーとの集合写真
ラボでのFarewell party
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

ワシントンDCには世界中から多様なバックグラウンドを持つ優秀なインターンや大学院生、研究者が集まってきていました。医学、工学などの理系分野だけでなく、安全保障や法律、難民支援、メディアなど文系分野の専門の学生も多く、毎日自分の知らない分野の話を聞くことが出来ました。日本では医学の話がほとんどなので、留学中ほど好奇心を刺激された時間はありませんでした。また皆夜遅くまで勉強しており、これほど自分の専門分野を集中して勉強できる時間はないと幸せに感じながら勉強していました。

寮のみんなで晩御飯
寮のOBさんの家でプールパーティー

ココでしか得られなかった、貴重な学び

多国籍の研究者からなる研究室、また多国籍の学生から成る学生寮で工夫しながら人間関係を上手く築いていくことが非常に刺激的でした。どうコミュニティに入り良好な人間関係を構築するのかということは日本では普段意識して生活することは少ないと思いますが留学中では非常に大切な要素の一つだと感じました。

ココでしか得られなかった、貴重な学び

研究室内はもちろん、文系理系問わずサイエンスが世の中を形作っているという共通認識が人々の中に根付いていると感じることが多くありました。科学技術立国を謳う我が国でももう少しサイエンスを重視する姿勢が世の中にあってもいいんじゃないかと思いました。

行動力でチャンスを掴む

  • 帰国後の進路 : 就職(国際機関・NPOなど)

ワシントンD.C.には世界で活躍する大学のOBや国連職員、官僚、医師、研究者等自分のロールモデルとなり得る方々が沢山留学されていました。ですのでワシントンD.C.の日本人コミュニティや大学同窓会等に頻繁に顔を出してインタビューや人を紹介してもらうなど積極的に行動し、留学中にしか出会えない方たちに会いに行くようにしました。日本の方たちとはまた違う考え方やキャリア観を話してくださる方も多く、非常に勉強になると共に刺激を受けました。自分の将来のキャリア、取り組みたいテーマを考える上でも非常に参考になりました。せっかく留学したのだから、そこでしか得られない機会を積極的につかみに行く姿勢が大切ではないかと思います。

健康第一

  • 生活 : 食事

留学中は無意識のうちに気を張っており、日本での生活よりも疲れが身体にたまりやすいです。僕はしっかり寝てしっかり食べることを意識して留学生活を送っていました。僕は食事付きの寮に滞在し、自炊に時間とエネルギーを使わず、規則的に食事を取れるようにしました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

研究留学においては英語力を上げるほか、留学先の研究室の研究内容や論文については一通り勉強していくべきかなと思います。また研究室のメンバーと人間関係をうまく築くことが非常に大切ですし、多国籍の研究者たちと研究することは日本ではできない経験だと思います。留学全般については、日本での普段の大学生活に物足りなさを感じている人や自分の限界のキャパシティーを引き出したい人ほど挑戦するといいと思います。