留学大図鑑 留学大図鑑

kako

出身・在学高校:
静岡県立掛川西高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

音楽留学はもちろん、文化、芸術関係、可能な範囲で相談乗ります!!
インスタグラムのDMからお願いします!


最終更新日:2020年01月16日 初回執筆日:2020年01月16日

音楽の本場で音楽のつくられかたを学ぶ留学

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • プラハ室内楽マスターコース&オーケストラアカデミー(AMEROPA)
  • チェコ
  • プラハ
留学期間:
23日間
総費用:
740,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 400,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準2級、ケンブリッジ英検KEY> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

クラッシック音楽の本場であるチェコ・プラハで【音楽のつくられかたを学ぶ留学】を計画しました。音楽はどのようにして愛されてきたのか、どのように演奏会が運営されているのかを演奏者の立場から知るためです。私は今回の留学経験を通して音楽は国籍や年齢、言葉など様々な壁を越えて人と人とを繋げる手段であるということに気が付きました。そしてこうした多くの人のつながりによって音楽が作られているのではないかという自分なりの答えを出しました。演奏者、運営スタッフ、聴衆など多くの人が関わり合い、相手を思い合って1つの演奏会を作り上げるという共通の目標に向かうという行為が音楽が人を感動させることができる1つの理由だと感じました。今後は今回の留学で気づいた音楽の力や人と人との繋がりについて専門的に深め、音楽の可能性を広げていけるようになりたいです。

留学の動機

高校1年の夏、カンボジアの子どもたちに初めてのオーケストラの音を届けるボランティアに参加しました。そこで、音楽を通じて人と人とが繋がり合えることの素晴らしさを感じました。そんな感動体験ができるクラッシック音楽が誕生したヨーロッパで人々がどんなふうに音楽を愛しているのかに興味を持ち、留学を考えました。

成果

留学中に出会った人に“what is MUSIC to you?”(あなたにとって音楽とは何ですか)と聞き、ノートに書いてもらう活動をしました。すると、私が想像していた以上に悩み、真剣に思いをつづってくれ、音楽に対する愛を知ることができました。この活動や、18日間の音楽漬けの日々を通じて、音楽はかけがえのない存在であると実感しました。

ついた力

自律する力

単身留学だったので、異国の地で一人で生活を送っていくという点から自律する力がついたと思います。3度の食事から移動手段、練習の参加など生活のあらゆる判断を2週間自分で計画し、行わなければなりませんでした。日本にいて、家族と生活しているときには頼ってしまうことが多いので、私にとって大きな成長の機会になりました。

今後の展望

今回の留学で音楽は人と人とを繋げることのできる素晴らしい手段であることに気づきました。その気づきを生かし、大学では人と人とのつながりや音楽の持つ力について様々な観点から学び、深めていきたいです。そして、今はない新しい音楽とのかかわり方を生み出し、多くの人にハッピーを感じてもらえる瞬間をつくりたいです。

留学スケジュール

2019年
7月~
2019年
8月

オーストリア・チェコ(プラハ)

日本、アメリカ、スペイン、中国、香港など色々な国から参加者が集まる室内楽とオーケストラの夏期講習会に参加しました。小学生からプロの演奏家まで幅広い年齢やレベルの参加者がおり、レベルごとにアンサンブルが組まれていて平日は5コマから6コマ、チェコフィルのメンバーなど一流演奏家のレッスンを毎日受講し、平日の夜や土日はレッスンを受けたグループごとでコンサートに出演しました。世界遺産の街クトゥナホラや、プラハで1番のホール、ドヴォルザークホールで演奏したことは一生忘れない素晴らしい経験となりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

教会の中にある庭でチェコの子どもたちと演奏しました
世界遺産の街クトゥナホラの教会での演奏会に出演
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

1970年
1月~
1970年
1月

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

1970年
1月~
1970年
1月

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

プログラムの中では演奏するばかりで、プロのオーケストラを聴く機会がなかったため、街の至る所に貼ってあったオーケストラのポスターのチラシを見てレッスンの空き時間に自分で行ってみることにしました。ヨーロッパの若手の演奏家で構成されているヨーロッパユニオンユースオーケストラの演奏だったからか、満席のホールの中でオケのメンバーが真剣に演奏する姿、服装も年齢も様々なたくさんの人たちが真剣に聞く姿に歴史ある音楽の街の姿を垣間見ることができました。また、アンコールは一変して演奏者が舞台の上を自由に歩き回り、聴衆は手拍子をしたり演奏中にも歓声を上げみんなで1つの音楽を楽しんでいました。日本では敷居が高いと思われがちなクラッシックのコンサートがこんなにもライブのようなコンサートなのに驚いたと同時に、素晴らしい瞬間を自分も一緒に共有できたということが私にとってとても良い経験になりました。

コンサートが行われたルドルフィヌムのドボルザークホール
思い思いのスタイルでアンコールを楽しむ聴衆
1番安い席からは指揮者が見えませんでした

国が違えば生活スタイルも違う!!

  • 住まい探し : 学生寮

ホステルでの生活でルームメイトは同じ講習に参加するアメリカ人の女性でした。私のたどたどしい英語力で何とかコミュニケーションをとっていましたが相手は朝型、私は夜型で夜勉強したり、楽譜を確認したかったりしたけどなかなかできませんでした。また、トイレやバスルームは他の2部屋と共同で、インド人やバングラデシュ人の男性でした。しかし、なかなかきれいに使ってくれず、水がたまったり汚れていたりして大変な思いをしましたが、“来た時よりも美しく”の日本の精神で割り切り、乗り切りました。
夜中にインドの音楽を爆音でかけて謎に私もホームシックになりかけましたが、何事も受けれることが大切だと思い、その場の状況を楽しみました。

ルームメイトと1羽づつ折った鶴は交換して大切にしています

留学前にやっておけばよかったこと

音楽留学は事前に課題曲を練習していかないといけないので、音楽のこと以外の準備にかける時間が減ってしまったのが反省点です。例えばアンバサダー活動の準備をもっと入念にすればよかったと思っています。思っていたよりもいろいろ日本のことを聞かれるし、とっさに英語で説明できるよう単語を調べておけばよかったです。興味を持って楽しんでもらえるコンテンツを練っていくことをおすすめします。

留学を勧める・勧めない理由

私は絶対に留学することをおすすめします!
私は留学を通して、自分自身を見つめなおす機会が増えました。自分の興味あることは間違っていなかったと気づいたり、さらに興味のあることを見つけたりたくさんの刺激を与えてくれました。このような経験は大学で学びたいことや、進路決定に大きな影響を与えてくれます。留学は自分自身の新しい面に気づけるチャンスだと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

異国の地でアクションを起こすことはなかなか勇気がいりますが、何かができた時の嬉しさを1度体感するとやみつきになります!今日は迷わずに学校まで1人で行けた!とか勇気を出して話しかけたら仲良くなれた!とか日本にいたら些細な出来事が異国の地では大きな自信になります。些細な出来事の積み重ねで帰国した時にはきっと成長を感じることができます。この毎日の些細な成長を楽しんで頑張ってください!!