留学大図鑑

ゆっこ@ボツワナ

出身・在学高校:
名古屋大谷高等学校
出身・在学校:
鳥取大学、鳥取大学大学院
出身・在学学部学科:
持続性社会創生科学研究科、農学専攻
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

修士1年の夏から修士2年の夏にかけての約10ヶ月間、アフリカ南部ボツワナ共和国の農業大学でマメ科穀物カウピーに関する遺伝的多様性の解明をテーマに、交換留学をしました。ボツワナ生活の注意点や交通手段、美味しい料理屋レストラン、そのほか質問はTwitterのDMかFacebookを通じて行なってください。国内の旅行先のおすすめなども出来ると思うので、ボツワナに少しでも興味があったらお気軽にどうぞ〜!

アフリカの重要穀物カウピーの研究

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ボツワナ農業天然資源大学
  • ボツワナ
  • ハボロネ
留学期間:
10ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,450,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

乾燥地、特にアフリカ地域における食糧増産を目標に、アフリカ南部・ボツワナ共和国の農業大学にて研究インターンを行ないました。10ヶ月の研究インターンの間では、アフリカで主要なタンパク源であるマメ科穀物カウピーの遺伝的多様性に関する研究を行い、実際に栽培を行うだけでなく遺伝子レベルでの解析に取り組みました。得られた研究結果はプレゼンテーションとポスターにまとめ、発表を行いました。
また、ボツワナは国土の大半をカラハリ砂漠で覆われている乾燥地ですが、一方で、北部には世界最大の扇状地である「オカバンゴデルタ」や、南部には広大な塩湖である「マカディカディパン」、アフリカゾウの密度が世界最高と言われているチョベ国立公園を擁しています。留学中は研究だけでなく、これらのボツワナ各地に点在する観光地を訪れ、雄大なアフリカの大自然を楽しむことができました。

留学の動機

高校生の頃、テレビを通じて知った貧困・飢餓の問題に衝撃を受けたことから、「食こそ生命の源である」と考え、農学の道に進みました。一方で、高校生の頃から漠然と「留学がしたい」という想いがあり、大学生に参加した短期の語学研修でその想いはさらに確実なものになりました。一時は留学を諦めましたが、やはり諦めきれず、大学院で「自分の持つ知識を活かした研究留学」という形で留学することを決意しました。

成果

もともと乾燥地で植物の栽培が難しい・干ばつの年で例年に比べて雨が少ない・水道管の工事により頻繁に長期間にわたる断水に見舞われる・研究設備が乏しい・ボツワナ人がおっとり・のんびりした性格である為、何かお願い事や約束をしても忘れられたり恐ろしく時間がかかるなど、様々な点で日本に比べて不利でした。そんな環境の中で工夫しながら研究を進め、最終的に一定の成果を出してプレゼンテーション発表すことができました。

ついた力

諦め力

留学は、計画通り上手く行くいかないことの方が多いです。それが途上国やアフリカという土地であるならばなおさらです。そんな中で上手くいかないことに対していちいちストレスを溜め、悩んだり抱え込んでしまって体調を崩してしまうのは勿体無い。どうしても上手くいかない時は「仕方ない!」と潔く諦め、「他にできることはないか」と行動する方がよっぽど有意義に過ごせる、ということを学びました。

今後の展望

まずは留学で得られた研究成果を更に深め、論文化することが目標です。その後は、人の食や農業に関わる業界で働きたいなと考えています。「研究」という道だけに限らず、自分自身の能力や経験を活かせることが出来る道に進めればいいなと思います。

留学スケジュール

2018年
10月?
2019年
7月

ボツワナ(ハボロネ)

乾燥地、特にアフリカ地域における食糧増産を目標に、アフリカ南部・ボツワナ共和国の農業大学にて研究インターンを行ないました。10ヶ月の研究インターンの間では、アフリカで主要なタンパク源であるマメ科穀物カウピーの遺伝的多様性に関する研究を行い、実際に栽培を行うだけでなく遺伝子レベルでの解析に取り組みました。得られた研究結果はプレゼンテーションとポスターにまとめ、発表を行いました。
また、ボツワナは国土の大半をカラハリ砂漠で覆われている乾燥地ですが、一方で、北部には世界最大の扇状地である「オカバンゴデルタ」や、南部には広大な塩湖である「マカディカディパン」、アフリカゾウの密度が世界最高と言われているチョベ国立公園を擁しています。留学中は研究だけでなく、これらのボツワナ各地に点在する観光地を訪れ、雄大なアフリカの大自然を楽しむことができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

10,000 円

生活費:月額

- 円

お世話になった学部の教職員の方々と記念撮影
休暇には隣の国である南アフリカのケープタウンに旅行しました。
サファリではゾウやライオンが間近で見れます。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

10,000 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

私が交換留学を行なった大学では、私以外の留学生ですら、ジンバブエやレソト、南スーダンからの学生であり、私以外の全員がアフリカ系の学生でした。また、ボツワナという土地柄、日本人自体も少ない事も相まって、普段からアフリカ系の人々と接することが日常となっていました。
しかしある時街で中国人から「アジア人が居るなんて珍しい」という理由だけで話しかけられたのをきっかけに仲良くなり、中国人の社会人コミュニティで毎週末に行われているバドミントンのサークルに誘って貰えるようになりました。私は運動はこれっきしもダメでしたが、中国人の方々が熱心に教えてくれたおかげで、今ではバトミントンが趣味になりました。更に「もっと上手くなりたい」と思い、留学している大学内のバドミントンサークルにも顔を出すようになり、中国人だけでなくボツワナ人の友達の輪が更に広がりましたが、それだけにとどまらず、帰国後も日本でバドミントンサークルに参加し日本人の友達の輪も更に広がることに繋がりました。
「思い切って新しい環境に飛び込んでみる」という、一番最初の些細な行動が、最終的に中国人、ボツワナ人、そして日本人の素敵な仲間を得るきっかけとなったのです。
現在でもボツワナで共に遊んだ中国人やボツワナ人とは、頻繁にやりとりをしています。私がまたボツワナを訪れる際には、是非また彼らとバドミントンをプレーしたいと思っています。

大学の部活にて。両側の2人はボツワナ代表選手になりました!

卒業が伸びることを気にしないで!

  • 単位・留年 : 休学・留年

私は交換留学だったので、1年間留学に行ったとしても留年や休学することなく、本来の学年と一緒に卒業できる予定でした。しかし、就職活動や進学を焦って決めるよりかは、様々なことを経験した上でじっくりと考えて将来の選択をしたいと思い、通常は2年で卒業できる修士課程を、帰国後1年間伸ばして3年で卒業することに決めました。留学をするにあたり、「皆より就職が遅れてしまう」と留学を諦めたり、留学期間をあえて短く設定する人は多いと思います。しかし留学をによって得られるものはかけがえのないものであり、その経験はとても貴重なものだと思うので、周囲のみんなに気を取られ、足並みを揃えるのではなく「自分のやりたいこと」に素直に挑戦して欲しいと思います。

ボツワナの長期ビザ所得はボツワナで行う

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

他の国の場合では、日本にいる間にビザを取得する手続きをしなければならない所は多いですが、ボツワナの場合はボツワナに渡航してから現地のイミグレーションでビザを申請します。日本人は90日間のフリービザで入国できるのでそれで入国し、出生証明の英訳や奨学金の受給証明、大学からの受け入れ許可などの各種書類を揃えて申請します(詳しくは私のブログ・noteの記事に書くのでそちらを見てください)。90日間のフリービザの間に学生ビザを取得すればいいのですが、申請から取得までかなり時間がかかってしまうため、「余裕だ」なんて思わずに入国したらすぐに申請準備を始めた方がいいです。また、担当する受付の人によって言ってることが違ったり、「他にもあれが必要」と文句をつけられることがあります。なのでできれば大学関係のボツワナ人に付き添ってもらうと良いと思います。
ちなみに私の時は、ボツワナ政府のホームページにビザの必要書類が掲載されており、それを全て揃えて在日本ボツワナ大使館で「これをイミグレに持ってけば大丈夫」とまで確認してもらったのにも関わらず、ボツワナ現地のイミグレで「必要」と言われた書類は全くそれと異なっており、最初から書類を集め直すことになりバタバタしました。ボツワナ政府関係のHPとはいえ、信じない方が得策です。

ボツワナは世界的に見ても平和な国です

  • 生活 : 治安・安全

日本で「アフリカ」というとかなり「危険だ」というイメージが根強いですが、実はボツワナは比較的安全な国なんです。例えばイギリスの経済誌が毎年発表してる世界163カ国を対象とした「世界平和度指数レポート(Global peace index)」ベースでは、日本が9位なのに対しボツワナは30位でした。確かに日本に比べたら危険かもしれませんが、旅行や留学先で人気の国はそれぞれ台湾36位、イギリス45位、韓国55位、アメリカ128位(2019年結果)という結果になっています。勿論海外での安全管理はしっかり行うに越したことはありませんが、イメージだけではわからないことだって沢山あります。

ボツワナ人はとっても気さくで明るいです!

これから留学へ行く人へのメッセージ

ストレスを発散する手段や息抜き方法などの「逃げ道」を用意していってください。海外で生活するには、思いもよらない所でストレスを受けたり、「自分はまだ大丈夫」と思っていてもいつの間にか細かいことの積み重ねで精神的に疲れてしまっていた・・・なんてこともあります。スポーツでも本でもゲームでも、なんでも良いです。
「せっかく留学してるんだから」と自分を思いつめすぎないように、うまく付き合っていきましょう。