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とら

出身・在学高校:
関東第一高等学校
出身・在学校:
獨協大学
出身・在学学部学科:
国際教養学部言語文化学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年06月10日 初回執筆日:2020年06月10日

難民問題に貢献!ジャーナリストの挑戦

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • California State University Fullerton
  • アメリカ合衆国
留学期間:
11ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,400,000円
  • 地域自治体等のもの 200,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 655点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC 895点>

留学内容

「カリフォルニアの難民支援を発信することで、日本の難民問題への取り組みを活発にしたい」

1.California State University Fullertonでのジャーナリズム学習
 難民問題への取り組みを活発にするためには、まずは難民という存在自体を認知してもらうことが必要です。どうすればより多くの人にこの人道危機の現実を伝えられるか考えた時、マスコミュニケーションや報道以外に効果的なものはないと思いました。ブログを立ち上げ、ジェンダーやLGBTQを専門とするフリージャーナリストの監修の下、毎週インタビューとリサーチ、執筆活動をしました。

2. カリフォルニアの難民支援団体でのフィールドワーク
 世界最大の第三国定住受け入れ先アメリカ、その中でも多文化共生の考えが色濃いカリフォルニアでフィールドワークをしました。日本の難民に対する排他性が僕の中で大きな問題意識であったので「多文化共生」という言葉をキーワードに、カリフォルニアの難民支援と社会統合を支援団体に混ざり第一線でフィールドワークをしてきました。

3.難民問題および外国人材受け入れの議論に一助となるよう、帰国後日本での執筆および発信活動
 大学マガジンやHPでの記事掲載、また留学報告会を企画し発信活動に努めました。

留学の動機

日本のマスメディアが扱わないような国際問題を発信するフォトジャーナル紙「Days JAPAN」の2016年5月号の難民特集で、初めて難民問題を知りました。シリア紛争のルポルタージュをきっかけに難民のために何かできないかと考え、この情報が僕に難民の現実を教えてくれたように、誰かに難民問題を伝えたいと思いました。自分の目で世界を視て、自分の耳で難民の声を聞きたかったのです。

成果

異文化に飛び込んだ経験

秘湯を目指し山奥へハイキング。主流の価値体系を否定するヒッピーの方達と出会い、カウンタカルチャーを肌で感じました。自分の娯楽を大切にするヒッピーと出会い、人生何を追い求めて生きていくのか考え、自分の価値観を見直すきっかけになりました。

ついた力

実行力

実行力は最もこの留学で鍛えられた力です。日本文化体験パーティーの企画・運営、実践活動先の難民支援団体での元難民インタビューや語学学校に混ざり込み取材、ドラム缶風呂での晩酌など、自分の頭の中にあった"やりたい"や"ワクワク"に挑戦し実際に形にすることができました。

今後の展望

ジャーナリストとして社会問題を追い続けるというのは、現在も考えている将来の選択肢の一つです。しかし、留学を通して新しい自分の可能性も発見しました。最終的に行き着くのは社会問題への寄与なので、考えられるアプローチの中から自分が最も挑戦したいと思う道に進みたいと思っています。

留学スケジュール

2018年
8月~
2019年
5月

アメリカ合衆国(Fullerton)

California State University Fullertonでジャーナリズムを学習しました。「文章上手くなるには文章を書くことだ」という実践を重視する講師の下、インタビューやリサーチ、そして執筆に明け暮れる毎日でした。

アウトドアの友人とサッカーチームを作る、日本文化発信パーティーを開催するなど、周囲を巻き込む主体的に行動する経験をしました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

アドベンチャーFCの仲間達
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2019年
2月~
2019年
7月

アメリカ合衆国(サクラメント)

難民支援団体Opening Doorsでフィールドワーク。具体的には、元アフガニスタン難民のAhmadとの数回に渡る長期インタビューや、難民・その他移民向けの語学クラスに混ぜて頂き最前線でフィールドワークを実施しました。
インタビュー中、Ahmadが「アメリカは助けてくれた。でも、やっぱり母国が恋しいんだ。」と本音をポツンと漏らした時、彼に何もしてあげられない自分の非力さを痛感しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

友人Ahmad。暖かい人でした。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

 赤いセダンの車が背後からこちらにゆっくりと近づいてくる。何か僕に話しかけたいようだ。何だろうともう一度振り向いた。
 次の瞬間車から黄色い何かが勢い良く飛んできた。気が付いた時には僕の顔面に当たり、地面に落ちた。バナナの皮だった。
 これは僕が経験した話である。カリフォルニア州サクラメントにある難民支援団体での取材終わり、宿泊先のホステルへの帰路で起きた。とても寂しい気持ちになった。ホステルへの帰り道、なぜバナナの皮を投げつけられたのか色々と思いを巡らせてみる。何か嫌なことがあって単にむしゃくしゃしていたのかもしれない。それとも僕のすぐ横にゴミ箱があって、捨てようとしたのかも。いや、もしかするともっと意味深な、人種差別的要素がその行為には含まれていたのかもしれない。アジア人は黄色人種であるから。そんなことを考えていた。
 「外国人」になるということを、身をもって感じた。日本人として生まれ、日本という国で育てられた僕は、いわゆるマイノリティーという境遇で暮らす人々の気持ちを感じたことなどない。海外で「外国人」という色眼鏡で見られることによって、ああ自分は外国人なんだと初めて理解する。社会の隅で生活する人にかわいそうと言葉にすることはあっても、それを理解するのは簡単なことではない。差別されるのは、想像以上に堪えることだ。

難民支援団体からの帰路

僕の英語勉強法

  • 語学力 : 英語

毎朝3時間は英語の勉強に当ててました。ListeningとSpeakingを伸ばす必要があるとクラスや日常生活で感じたので、その2つに焦点を当てて勉強することにしました。
Listeningは、アメリカ現地のポッドキャストを聴き込むだけでかなり違います。CNNはアメリカのニュースをスクリプトと一緒に届けてくれますので、最初は分からなくてもシャドウイングを繰り返せば必ず聞きとれるようになれます。
Speakingに関しては、Quizletを利用してました。良く自分が使いそうだと思うフレーズや文章をメモし、自然と口から出るまで丸暗記しました。不思議なことにある領域までいくと、暗記した文に違う単語もスラスラと入れ文意を変えることもできるようになります。Quizletは自分だけの単語帳を作ることができる最強のツールです。発音もしてくれます(たまに間違っています)。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学の時間ほど、自分の”ワクワク”に挑戦できる最高の舞台はありません。たくさんトライして、たくさん失敗しましょう。僕はそうやって積み重なった失敗が、今の自分を作っています。話のネタにもなりますしね。なのでエジソン先生が言ってるように、ある意味失敗なんてありません。失敗を恐れて止まった瞬間に、それは失敗となります。だから、泥臭く挑戦し続けましょう。僕も挑戦し続けます。