留学大図鑑 留学大図鑑

森田 孝明

出身・在学高校:
山口県立山口高等学校
出身・在学校:
熊本大学
出身・在学学部学科:
医学部医学科
在籍企業・組織:

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最終更新日:2019年11月13日 初回執筆日:2019年11月13日

世界のトップの環境でレベルアップ!

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア大学サンフランシスコ校
  • アメリカ合衆国
  • サンフランシスコ
留学期間:
1か月半
総費用:
1,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 450,000円
  • 大学独自のもの 500,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

今回の留学では、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(以下UCSF)の梶村先生の研究室 に一か月半の間研究留学を行いました。早い時期から世界を見て、将来世界で戦える医師免許を持った医学研究者となることで、研究と臨床の架け橋となり、日本の医療レベルのさらなる発展を進めていきたいという思いで今回の留学に臨みました。
UCSFは、ノーベル生理学賞を受賞された山中先生も留学に訪れている、世界でもトップレベル の大学です。UCSFでは、主に筋肉のアミノ酸の代謝についての研究を行いました。一か月半の間、みっちり研究を行い、筋肉においてアミノ酸の一種であるBCAAの役割を発見することができました。また、研究だけでなく、UCSF附属の病院にて病院見学をさせていただき、アメリカの医療を学ぶこともできたと思います。

留学の動機

在学している熊本大学にて、1年生のころから研究をやらせていただいており、医学における研究の重要性を感じていました。また、研究では日本よりアメリカの方が進んでおり、日本の研究者も多く研究留学を行っているため、自分も最先端の技術やアメリカの考え方を早く学びたいと思い、留学を考えていました。それに加え、在籍している研究室の教授の勧めもあり、今回の留学を決断しました。

成果

今回の留学では、研究テーマの筋肉におけるアミノ酸代謝の役割を発見することができました。しかし、それ以上に、トップレベルの研究に対する視点や考え方を吸収できたこと、アメリカの研究者の方と人脈を作れたことは、非常に大きかったです。また、病院見学を通して、アメリカの医療を学ぶことができたのも、大きな価値になったと思います。

ついた力

研究力

一か月半の間、研究室で研究を行いましたが、研究テーマを考えるところから行い、研究の一連の流れを経験することができました。これを通して、特に付けれた力はデータの見方です。データを深く解釈して、次にどういう実験をすればよいか考えていくことが大切だということを学べました。

今後の展望

留学後は、学んだことを生かすために大学で研究を継続していきたいと思います。最終的に、論文が出せるように頑張りたいです。また、今回の留学のことを、多くの人に伝えていきたいと考えています。将来は、日本だけでなく、海外でも活躍したいと思っています。

留学スケジュール

2019年
5月~
2019年
7月

アメリカ合衆国(サンフランシスコ)

サンフランシスコでは、Airbnbで申し込んだ民家の一室を借りて、生活を行いました。移動は、宿泊先が大学と近かったため、徒歩でしたが、Uberを使うこともありました。宿泊費が高かったため、宿泊先のあたりの治安は非常によかったです。大学での研究は平日の朝から夜まで行っていました。食事は、スーパーで買ったものであったり、大学内のカフェテリアで買ったりしました。また、休日は研究室に行くこともありましたが、基本的には何もなかったため、サンフランシスコ内を観光していましたが、アメリカの文化を学べて、非常に良い経験になったと感じています。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

450,000 円

生活費:月額

350,000 円

研究室の様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

450,000 円

生活費:月額

350,000 円

スペシャルエピソード

留学で確信した、“私はこれを目指す!”

今回の留学を通して、今まで見られなかった「アメリカの医師」を見ることができました。アメリカの医師は、労働時間や報酬がきちんとしており、質という面で日本より非常に勝っていると思いました。日本では残業時間が過多であったり、報酬が少なすぎたりする問題があります。日本以外の地で医師として働くことで、今後の自分の方向性を決めていきたいと思います。また、医療を行いながら研究に従事している医師の方も多くて、驚きました。今回、アメリカで医師として働いている方のお話を聞く機会もあり、自分も一度はアメリカで働いて、世界で活躍できる医師、研究者になりたいという思いを持ちました。そのためには、アメリカの医師国家資格を取得する必要があるので、今後頑張って取りたいと思います。

今回見学させてもらった大学附属の小児病院

サンフランシスコでうまく過ごす方法

  • 住まい探し : 一人暮らし

サンフランシスコは非常に物価が高く、年収が1000万円でやっといい生活ができるほどです。留学の間で、費用を安く済ませるためにはどうすればよいか自分なりに考えてみました。
まずは、住居です。自分はAirbnbのサイトで民家の一室をかりましたが一泊約1万円ほどで、長期滞在をするには非常に高いです。それでもここを選んだ理由は、大学に非常に近かったのと、これでも安い方だったからです。しかし、一番安く済ませるためには、シェアハウスやホステルがよいのではないかと思います。また、寮があるそうですが、あまり入れないそうなので、自分でしっかり調べる必要があります。
次に、食事面です。サンフランシスコはランチで1000円、ディナーで2000円を超えるので、しっかり考える方法があります。自分は、スーパーマーケットで食材を買って自炊をしていました。また、大学内にカフェテリアがあったので、そちらも利用していました。日本から持って行った食材はとても役に立ったので、いろいろ持っていくのはありだと思います。平日には、講演会がよくあり、そこでは昼食(だいたいピザ)が出るので、そちらにも積極的に出ていました。
最後に、交通費についてですが、公共交通機関は比較的安いのでぜひ利用してください。また、航空券は、取るのが早ければ早いほど安く買えるので、日程が決まったらすぐとることをお勧めします。
他にも、節約できるところはあると思うので、工夫してみてください。

今回滞在した部屋

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に行く前は、みんないろいろな不安を持っていると思います。自分も、一か月半の中で成果が出せるのだろうか、初めて海外で長期滞在するのに何か困ったことは起こらないだろうかなどたくさんの不安を抱えて日本をたちました。しかし、いざ留学に行ってみると、何とかなると思います。自分の留学への思い、初心を忘れず、一歩を踏み出してみてください。充実した留学になるよう応援しています。