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箸本りょうま

出身・在学高校:
石川県立金沢錦丘高等学校
出身・在学校:
金沢大学
出身・在学学部学科:
学校教育学類
在籍企業・組織:

・#スポーツ#教育#子ども
に関することで相談したいことがあれば気軽に相談のりますよ〜


最終更新日:2019年11月13日 初回執筆日:2019年11月13日

子どものスポーツ経験を豊かにする

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ピータースミステニスアカデミー
  • オーストラリア
  • アデレード
留学期間:
2ヶ月
総費用:
1,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 700,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

ピータースミステニスアカデミーに在籍し、オーストラリアのスポーツ指導や環境について、学校体育と地域スポーツの連携という観点から調査した。具体的にはアカデミーで運動・スポーツを行なっている人々にアンケート調査、インタビュー調査を行なった (アカデミーにはテニスコート以外にフィットネスクラブ、水泳プール、スカッシュコート、ボディケア施設が隣接しており、いずれかの施設を日常的に利用している人々全てを対象とした)。また、アカデミーと提携を結んでいるHenley High Schoolに訪問し、体育授業に参加したり、アスリートマネージャーをしている方にインタビュー調査を行なったりした。さらにアカデミーでは元世界一のテニスプレーヤーを育てたピータースミスコーチの指導を、ヒッティングパートナーという形で手伝わせていただき、そのノウハウを学んだ。

留学の動機

私の夢は「子どもたちにスポーツの魅力を伝え、学校を卒業して体育がなくなったとしても、生涯にわたってスポーツに親しみ続けていく、もしくはスポーツを通して得た学びや仲間が、その人の人生を豊かにしていくこと」である。その夢を実現するために、現在の日本のスポーツ環境を客観的に分析し、不十分だと思われる学校体育と地域スポーツとの連携に注目した。そして連携において先進事例を持つオーストラリアに留学した。

成果

「高等学校と地域スポーツの連携」について調査した事前調査と比較して、オーストラリアではより密な二者の連携が見られた。最終的に幼少期の多様なスポーツ経験がスポーツに対する多様な関わりを生み、生涯にわたる運動実施率に影響を与えているのではないかという仮説を立てることができた。

ついた力

コミュニケーション力

最も大きな成長だと感じているのはコミュニケーション能力である。外国に行くと言語という壁に必ずぶつかることになる。私もオーストラリア訛りに苦しめられ、同じ言語だったら何倍も多くのことを学べるのにと何度も思った。しかし、ノンバーバルコミュニーケーション、スポーツもコミュニケーションの一つであり、言語のやり取りで後れを取る分ありとあらゆるコミュニケーションツールでそれを補う力がついた。

今後の展望

海外に飛び出し新しいことを学んだ一方でまだまだ自分の勉強力不足も感じた。日本のスポーツ組織やその活動、スポーツマネジメントに必要な基礎的な知識など、知らないことがまだまだある。そのため正直どの道に進むことが正解なのか、自分にあった道はどれなのかという選択ができていない。なので社会に出るまでに、まずはどのステージで夢の実現に向けての最短経路なのか見極めていきたい。

留学スケジュール

2019年
2月~
2019年
3月

オーストラリア(アデレード)

ピータースミステニスアカデミーに在籍し、オーストラリアのスポーツ指導や環境について、学校体育と地域スポーツの連携という観点から調査した。具体的にはアカデミーで運動・スポーツを行なっている人々にアンケート調査、インタビュー調査を行なった (アカデミーにはテニスコート以外にフィットネスクラブ、水泳プール、スカッシュコート、ボディケア施設が隣接しており、いずれかの施設を日常的に利用している人々全てを対象とした)。また、アカデミーと提携を結んでいるHenley High Schoolに訪問し、体育授業に参加したり、アスリートマネージャーをしている方にインタビュー調査を行なったりした。さらにアカデミーでは元世界一のテニスプレーヤーを育てたピータースミスコーチの指導を、ヒッティングパートナーという形で手伝わせていただき、そのノウハウを学んだ。

費用詳細

学費:納入総額

480,000 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

400,000 円

項目:

1,000,000 円

公立高校の体育の授業のお手伝い
世界レベルの技術や指導を学んだ
カンガルーのステーキ
費用詳細

学費:納入総額

480,000 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

400,000 円

項目:

1,000,000 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

「携帯紛失→奇跡的に戻ってきた→次の日ラーメンにドボン」
留学中に絶対にやってはいけないことの一つが携帯電話の紛失である。人と連絡を取るだけでなく、今やなんでもできるようになった携帯は便利な反面、なくすとその依存度が一転して絶望的に何もできなくなる。ましてや海外ならなおさらだ。それを見事にやってしまった。僕の場合は道で落とし、絶対に戻ってこないと絶望していたのだが、なんと心優しい人が警察に届けてくれて手元に帰ってきたのだ。海外にも優しい人がいるのだと感動していた。しかし次の日水没してしまった。ラーメンに。だい好きなラーメンを海外で食べれることに興奮してしまい、インスタのストーリー動画を取る際にツルッと落ちてしまった。せっかく帰ってきた携帯が1日後には使えなくなった。

携帯を落としたラーメン

協力して探し出す、もしくは代わりの連絡手段を用意する

  • 生活 : 携帯

携帯を無くした時はすぐに探しましょう。自分の行動を思い出し、落とした可能性のある場所を探しましょう。すぐに見つからない場合は携帯電話会社に連絡して機能を止めてもらいましょう。拾った人が悪用するケースもありますので。
もし見つからなかった場合、もしくは見つかっても使えなくなってしまった時は、代わりの連絡手段を用意することをお勧めします。長期留学の人は携帯を、短期留学の人はipadをお勧めします。知らないことだらけの海外の生活で携帯がないという状況はなかなか不安になります。自分は近くのアップルストアで一番容量の少なくて安いipadを購入し、最後まで使用していました。帰国後も有効活用しています。

購入したipad

これから留学へ行く人へのメッセージ

これから留学に行くみなさん、もしくは留学を考えているみなさん、難しいことは考えすぎないでください。「お金は大丈夫かな?英語喋れるかな?」など考えてしまいがちですが、案外なんとかなります(笑)。それより大切なのは「留学してみたい、海外でこんなことをしたい」という熱い気持ちです。留学に行く機会はどんどん増えていますが、自分が動かないと何を変わりませんよ。自分の本心を大切にして一歩を踏み出してください。