留学大図鑑 留学大図鑑

あいうえお

出身・在学高校:
愛媛県立松山東高等学校
出身・在学校:
関西学院大学
出身・在学学部学科:
総合政策学部国際政策学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年11月15日 初回執筆日:2019年11月15日

観光立国日本へ〜観光立国タイから学ぶ〜

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アサンプション大学
  • タイ
  • バンコク
留学期間:
10ヶ月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,350,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

留学のテーマは、日本が観光立国になるために、観光立国タイで観光学について学ぶことです。アジアでも有数の観光立国であり、多様性が認められているタイの首都バンコクに留学し、タイが外国人観光客の誘致に成功している理由について追及しました。また、日系企業を筆頭に様々な国の企業が集まるバンコクで、実際に企業を訪問したり、企業のプロモーションを手伝ったり、グローバルマーケティングについて学びました。更に、留学先の大学に日本語学科が設置されていたため、日本語を教えたり、折り紙を一緒に楽しんだりと、日本文化の啓蒙活動に勤しみました。思ったより多くの学生が、日本語を専攻してくれていることを実感し、とても嬉しくなりました。日本語パーティは大成功をおさめ、フェスティバルでも寿司が常に人気で、誇らしくなりました。

留学の動機

以前アメリカに渡航した時、自分の英語が通じなかった経験から、海外に長期的に留学して生きた英語を学びたいと思うようになりました。また、大学で国際協力を専攻しており、実際に新興国に住んで、国が発展していく様子を直に学びたいと思いました。中でも、国々の経済発展が著しく、日本と関係が深い東南アジアの大学で観光学やマーケティングを勉強したいと考えました。

成果

まずは、英語力の向上です。交換留学生として日本人1人で現地の授業を受講していたため、日本語を話す機会がなく、自然と英語で話すことができるようになりました。また、難易度の高い経済用語などが入り混じった教科書を使用していたため、英語の読解に抵抗が無くなりました。
そして、様々な宗教を信仰している仲間や多様な価値観をもつ仲間に出会い、異文化理解ができるようになりました。

ついた力

ブレない力

私は、大学を休学せず交換留学の制度を利用したため、就職活動の準備をする時間も無く、留学を後悔した時期がありました。しかし、大学で出来た多国籍の友人と仲を深めるうちに、人と違ってもいいのだと理解することができ、自分に与えられたチャンスに感謝しながら自分にできることを頑張ろうと思えました。周囲を気にせず、自分で自分の道を選択できるようなブレない力が身についたように思います。

今後の展望

来年から世界を舞台にビジネスを展開する企業に就職するため、トビタテの研修やコミュニティで学んだことや留学を通して得たことを通して、日本ひいては世界に貢献できるような人間になりたいです。また、大学で国際協力を専攻していたり、実際に新興国に滞在していたりすることから、世界の人々の豊かな生活の構築にか携わりたいと考えています。英語に加えて中国語も勉強し始めたため、語学力の向上に力を入れたいです。

留学スケジュール

2018年
8月~
2019年
5月

タイ(バンコク)

軸となる活動として、アサンプション大学に10ヶ月間通っていました。交換留学生だったため、現地の授業を比較的自由に受講することが出来、主専攻の観光学以外にもビジネスやマーケティング、英語の上級クラスまで幅広い学問を履修しました。単位を1つも落とすこともなく、アカデミックな英語からビジネス英語まで幅広い英語に適応できるようになりました。結果的にTOEICで835点、英検で準1級まで取得しました。また、企業と接点を持つことや、日本文化の発信にも力を入れました。新興国に住んでいたため、貧富の差も激しく、街の中心部で物乞いをする人々を見ては、心を痛めることもありました。一方で、自動車や電化製品、食料品など日本製品を目にすることも多く、日本が愛されていることを知り、自分自身の大きな励みになりました。住居は、アパートを借りており、韓国人や中国人、タイ人など外国籍の友人と関わることが多かったです。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

35,000 円

生活費:月額

85,000 円

タイの大学には、サラタイという名の神社があります。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

35,000 円

生活費:月額

85,000 円

スペシャルエピソード

留学から繋がるストーリー “今、これやってます”

留学先では、複数ヶ国語が堪能な、友人に多々出会いました。最も多い友人で5か国語話せました。私も、英語以外にも外国語が話せるようになりたいと思い、新たに中国語の勉強を始めました。

中国語の勉強の様子です

自分が将来やりたいこと・留学する意義を明確にすること

  • 帰国後の進路 : 就職(企業)

私は、3年の秋から学内の交換留学プログラムで約1年間留学したため、就職活動を精力的に進めることができませんでした。就職セミナーやインターンシップにも参加したことがなかったため、業界選びにも苦戦し、自分がどういう道に進もうか大変悩みました。そこで、留学を上手くいかせるような就職活動の仕方を自分なりに考え、留学先で実行しました。日本で就職活動関連の書籍を購入して留学先に持ち込み、業界について自分で調べたり、自己分析を進めたりしました。場所や手段を問わなければ、今や留学を経験している日本人学生は数多くいます。留学が就職に有利な時代は終わったと思うので、後輩の皆様たちには留学する目的をしっかり持って留学して欲しいです。

留学前にやっておけばよかったこと

語学の勉強・携帯電話をSIMフリーにすること・歯の治療

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は、自分の好きな時に好きな人と好きな場所へ行ける旅行とは異なると思います。日本で通じる常識が通じず、一筋縄ではいかないこともあると思います。しかし、留学は、自分の視野を広げ、人間としての深みを得られる貴重な経験だと言えます。自分の殻を破りたい人は、ぜひ留学に挑戦してみてください。