留学大図鑑 留学大図鑑

ひかり

出身・在学高校:
山形西高等学校
出身・在学校:
秋田大学
出身・在学学部学科:
教育文化学部 地域文化学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年11月06日 初回執筆日:2019年11月06日

高齢者と友達になる留学

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ラップランド応用科学大学
  • フィンランド
  • ロヴァニエミ・ケミ
留学期間:
12ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,170,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 820> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

一人暮らしの高齢者が生き生きと生活をするにはどうしたら良いのかをテーマに留学に行きました。主な活動としては、老人ホームでの研修、一人暮らしの高齢者訪問、高齢者とのお出かけ、インタビューなどを行いました。この活動の結果、「助け合い」が高齢者が生き生きと暮らすことができる環境を作り上げているということがわかりました。

留学の動機

高齢者独居率が日本より高く、アクティブエイジングが活発なフィンランドに行き現場を見ることは、今後の日本の高齢化社会において、みんなが自分らしく、生き生きと生きていくために必要なことだと思いました。

成果

活動を実行していく中で、たくさんの笑顔の高齢者とサポートをされている方に出会い、当たり前に、人に「与えること」を実行していることを知ることができました。また、自然に囲まれ過ごしており、心の豊かさが感じました。また、みんな違ってみんな良いという文化を肌に感じました。

ついた力

与える力

自分がもっているものは何か、自分にできることはなにかを考えることができました。ボランティアを探すときに、メールで、ひたすら「させてください」という言葉を使っていたところ、「自分はこれをできるから、交換条件でさせてください」という言葉にしなさいとご指摘を頂きました。そこから、自分は何ができるのかがわかってきました。

今後の展望

今後は、周りにいる高齢者とたくさん友達になりたいと思います。利益を求めない関係、お金を介さない関係を築くことで、「支え合い」「与えること」は実現できるのかと思います。

留学スケジュール

2018年
8月~
2019年
8月

フィンランド(ロヴァニエミ・ケミ)

私は、フィンランドのラップランド州という北極圏で一年間生活してきました。私の留学のテーマが一人暮らしの高齢者が生き生きと生活できる理由を探るというものだったため、高齢者と関わることが多かったです。高齢者の方は、心が広く、外部から来た私を暖かく受け入れてくださいました。ここから、人に与えるということを学びました。そして、フィンランドでは、みんな違ってみんな良いという考えが深く根付いていました。
普段の生活では、友達とお茶やご飯を共にし楽しみました。さらに、フィンランドならではのハイキング、スキー、サウナなども経験しました。
高齢者の方は、私に「いい人にたくさん出会いなさい」「人生は風のように過ぎていくもの、好きなことを思う存分しなさい」という言葉をくださいました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

折り紙会を開きました
久しぶりに太陽をみることができたとき
冬になると湖が凍り、氷のかけらを投げると綺麗な音がします
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

自然が大好きになりました。外に出ればすぐ自然がある、毎日綺麗な夕焼けが観れるという環境にいて、自然が人にくれる癒やしを感じました。そして、自然だけが持っている色に元気づけられるようになりました。
前は、自然に全く興味が無かったものの、大好きになり、年でもとったのかなと考える日々です。
そして、出会った人、元々知っている人、もっているものを大切にしようと思うようになりました。新しいことに気持ちが向きますが、身の回りにあるものを大切にすることは難しく、大切なことだと学びました。

住居の外

人とのつながりを大切にせよ

  • 留学先探し : ボランティア

私は、ボランティア探しにとても苦労しました。いろいろな団体にお願いのメールを送りましたが、返答がない、または断られるという状況が続くました、そんなときに現地在住の日本人の人に相談し、人を紹介していただき、そのつながりで、どんどん人とつながっていきました。
人と関わる上では、ケーキを焼いたり、プレゼントを持って行ったり、思いやりを大切にし、徐々に親しくなり、やっと自分がしたいことに協力してくださる人を見つけることができました。

一番お世話になった友達

これから留学へ行く人へのメッセージ

これから、留学に行く人へ
楽しみでしょうか、不安でしょうか、それとも何も思っていないでしょうか。なににせよ、楽しいことも辛いことも待っています。皆さんが、たくさんのいい人と、良いものと良い出来事に出会えることを祈っています:)いってらっしゃい!