留学大図鑑

てけ

出身・在学高校:
三重県立四日市高等学校
出身・在学校:
金沢大学大学院
出身・在学学部学科:
自然科学研究科
在籍企業・組織:

ナノの力で空気をきれいに!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • バージニアコモンウェルス大学
  • アメリカ合衆国
  • リッチモンド
留学期間:
3か月
総費用:
900,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 830,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC630点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC720点>

留学内容

近年ナノ粒子は、その結晶構造や電子状態などによって特異的な性質が表れることから、バイオ医療、情報技術、エネルギーなど多方面での活躍が期待されている。私はナノ粒子を用いた空気浄化に関する研究を行っているが、このナノ粒子を応用するためには、高精度に粒子の大きさを統一(分級)することが不可欠である。本留学では、金沢大学で試作した分装置の性能評価と改良案の検討を行った。日本での研究は企業とのタイアップで行っているため、長期の留学は叶わず留学期間は三ヶ月と限られたものであった。この短い期間を充実したものにするため、事前に教授とメール、skypeを使って綿密に打ち合わせ行い、目標を達成できるように取り組んだ。しかし、実際に留学へ行き、実験を行うと原因不明の装置の不備や実験経路の改善の必要性など、思いもよらないアクシデントが多々あり、徐々に計画とのずれが生じることも多々あった。

留学の動機

私は将来、国際的に活躍できる研究者になりたいと 考えている。以前、タイに研究留学をしたが、1か月と期間が短く、研究内容も自身の専攻分野とは異なるもので受身な事が多かった。私はこのことに物足りなさを感じ、今度は自分の専攻分野の世界トップレベルの環境で、力試しをしてみたいという考えに至ったため行き先を自由に選べるトビタテプログラムでの留学を決意した。

成果

当初目標にしていた分級装置の性能評価と改良案の検討を達成できた。予測不能の実験でのアクシデントにも教授や研究室のメンバーとのディスカッションを積極的に行うことで乗り越えることができた。研究結果としては一定の成果を得られた一方で、トップレベルの環境での研究の取り組み方、考え方など自分の足りない点が浮き彫りになった留学でもあったため今後の人生に活かしていきたいと感じた。

ついた力

他人に頼る力力

留学前、研究室での生活では基本的に自分の力のみで何とかしようという考えで課題に取り組んでいた。しかし、留学先の研究や生活では一人の力では限界があると痛感するシーンが多々あり、多くの仲間に協力してもらった。このことを通して、考えの多様性やコミュニティの広がりを感じることができ、視野が広がったように思う。自分でするべきことと、他人を巻き込む事のメリハリが大事だと感じた。

今後の展望

まず、今回の留学で得られた研究結果を修士論文に成果として残す。その後は世界で活躍できる研究者あるいはエンジニアになりたいと考えているため、今回の留学で浮き彫りとなった自分に欠けているものを意識して成長していきたい。また、今回の留学プログラムで自分自身を見つめて軸が何かを深く考えた。今後の人生でも悩んだり決断する場面があると思うので今回の経験を活かしたい。

留学スケジュール

2018年
9月?
2018年
12月

アメリカ合衆国(リッチモンド)

 現地の研究室では金沢大学から持ち寄った試作装置の性能評価及び改良案の検討のための実験を毎日夕方頃まで行っていた。その結果良好な結果が得られ、さらに教授とのディスカッションを通して新たな装置の設計図も作成がすることができた。留学先の研究室は自分の専門分野の世界最先端の研究室で有名だが、1つの実験にかける時間、得られる考察、解釈が非常に多く、深く考えることが自分にはまだまだ欠けていると感じた。
 ゲストハウスでは四人の仲間と共同生活をして、一緒にジムへ行ったり、料理をつくったりなどして交流した。研究では壁にぶつかったり、思うような結果が出ずに落ちこむこともあったが、彼らとの時間はリフレッシュになった。異文化交流を通して外国人は日本にとても詳しいと感じ、日本という国を外から見ることができた。一方自国のことをもっと知らなければいけないとも感じた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

60,000 円

項目:VISA,航空券,保険,国内観光

500,000 円

留学先でお世話になった研究室の教授との記念写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

60,000 円

項目:VISA,航空券,保険,国内観光

500,000 円

スペシャルエピソード

日本のことが、とても好きになった瞬間

ゲストハウスで月1で開かれる、自分の国の料理をふるまい、その後映画を紹介するという行事に、ホストとして立候補した。寿司などの日本食を振舞い、映画は「君の名は」を紹介した。映画は、作画が特に好評でこれから日本アニメのファンになると言ってくれた人もいた。このイベントを通して、日本のアニメや文化を知る人が多く、宗教に関しても多くの質問を受けたことから外国人は日本のことに大変興味をもっていることが分かった。一方で日本人は外国に対してだけでなく日本自身に関しても知識、関心が薄いと感じたため、交流を盛んにするためにももっと日本について勉強するべきだと思った。

食事交流会

安全面の保障と友達作りのキッカケにはベスト

  • 住まい探し : 学生寮

現地での滞在先を選ぶ際に自分で賃貸を探すか寮に住むか迷ったが、先輩や友人の話を聞く限りでは泥棒に入られたり、隣人とのトラブルに巻き込まれている人が多かったため、大学が管理しているゲストハウスを選択した。家賃は多少高くついたが(月80000円)、大学の留学生担当機関が手続きを行ってくれるし、安全面も保障されているので、不安に思う人はゲストハウスがオススメ。場所にもよるとは思うが、ゲストハウス内でのイベントも少なからずあるので、一人で住むよりかは友人が作りやすい環境だとも感じた。

これから留学へ行く人へのメッセージ

やる前から結果を決め付けずに何事にも積極的に挑戦してみてください。そこから価値観が変わったり、世界が開けたりあらゆる可能性が生まれると思います。迷ったらやるを意識してがんばってください。