留学大図鑑

しほ

出身・在学高校:
宮城県富谷高等学校
出身・在学校:
公立大学法人宮城大学
出身・在学学部学科:
看護学部看護学科
在籍企業・組織:

周産期医療を支える「ドゥーラ」を学ぶ!

留学テーマ・分野:
海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NPO法人 Blossom BIrth
  • アメリカ合衆国
  • シリコンバレー・サンディエゴ
留学期間:
8ヶ月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,530,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

私は自身の実習の体験などから、ドゥーラという産後間もない母子・家族に寄り添い、育児に関する身体的・精神的ケアを行う職種に興味を持ちました。そのためドゥーラの発祥の地であり、認知度が高く、多くの方が活躍しているアメリカでドゥーラについて学んできました。
実際には留学期間の最初の約2ヶ月間は語学学校に通い、たくさんのクラスメイトや先生などとの関わりから自身の英語力向上を目指しました。その後の約6ヶ月間は日本の母子支援センターのようなNPO団体で運営に関するボランティアを行いながら、自分自身のドゥーラコミュニティの拡大、ドゥーラの資格取得に向けた活動などを行いました。ボランティアを行っていたNPO団体は地域の妊娠期から産褥期まで幅広い期間におけるケアを提供していたため、授乳や睡眠などの育児方法の知識や技術を身に付けることができました。ドゥーラの資格取得過程では、実際に産後の家庭を訪問し、授乳や沐浴、寝かし付けなどのケアから、調理や洗濯、上の子供の世話など様々な活動を実施しました。また訪問する事で実際にどのような苦悩を抱えながら、退院後地域で生活しているのか、どのような支援が必要なのかなどについても把握することができ、多くの学びを得ることができました。

留学の動機

実習で担当した母親と家族から退院後の育児不安を聞いた時に、出産は子育てのほんの一部である事に気付きました。日本でも少子化が進み、子育て世代が孤立しやすく、育児不安は産後うつや虐待などの問題につながる可能性が高く、地域で長期的にサポートする体制が必要であると感じ、退院後に地域で身体的・精神的ケアを主体的に行うアメリカ発祥のドゥーラについて学び、日本の周産期医療の質の向上を目指したいと考えました。

成果

実際にドゥーラの資格取得に関する過程を達成することができました。また、留学開始前よりも地域で育児をしている家族の苦悩などについて明らかにすることができ、今後日本において周産期医療を長期的にサポートする上でどのようなアプローチが適しているのか考えていくきっかけとなりました。

ついた力

自分の力で取り組む力

今までの生きてきた中で、学校などではレールが敷かれていてすべきことが決められていたため、それをこなすだけでした。しかし留学では、自分のペースで自分がすべきことを自分で考えて実施することが求められたため、モチベーションをずっと高く持つことは正直大変であったが、自分自身で行動することができました。

今後の展望

留学で産後の地域における周産期医療に携わりたいという思いが強くなりました。実際に留学では看護師や助産師といった専門的な資格を取得していない事による活動の制限にジレンマを感じたため、専門的知識や技術の取得を目標に、今後は看護師の資格取得後、助産学校への進学を考えています。その上でドゥーラの学びを活かしながら地域での身体的・精神的ケアを行えるような人材になりたいです。

留学スケジュール

2018年
10月?
2019年
7月

アメリカ合衆国(サンディエゴ、シリコンバレー)

まず最初の2ヶ月間はサンディエゴにある語学学校に通い、英語をひたすら勉強した。その際はホームステイをしていたが、思いを伝えられず悔しい思いも何度も経験しました。しかし、クラスメイトや学校の先生、ホストマザーなどとの関わりで、留学前よりも英語力を向上することができました。
その後の6ヶ月間はアメリカの母子支援センターのようなNPO団体でのボランティア兼インターン、ドゥーラの資格取得の養成課程を同時並行で行っていました。ここでドゥーラとしての活動を実際に行って、助産師やベビーシッターとも違う周産期医療を支えるドゥーラという職業の素晴らしさを身をもって実感しました。この期間で地域で母子・その家族をサポートしたいという思いが強くなりました。6ヶ月の間は比較的自由な時間が多く、友人や職場の人などと出かけることや旅行に行くことも多く、様々な経験をすることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

- 円

留学先のNPOの職員の方と、私と同じくボランティアの方々です
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

日本ではスーパーでばったりあった知らない人やレジの人と話すなんてことはほとんどなかったのですが、私がボランティア活動を行っていたカリフォルニア州では、移民がとにかく多いので、偶然あったいろんな国の人とたわいもない話をすることができとても楽しかったです。また、道がわからない時にウロウロしたり携帯を見たりしていると、外国人であることを全く気にせずに気軽に話しかけて助けてくれました。これらから人と人との距離がとても近いのだと感じました。日本にいるとなんとなく外国人がいても話しかけづらいというような、無意識に差別してしまっているのかなと思いました。また、それぞれが母国語が異なるなんてことが頻繁にあるため、文法の間違いなどを気にせずにコミュニケーションをとることができることはとても心地よく、英語を勉強するにはとても良い環境であると思いました。

ロサンゼルス近くに友人と遊びに行った時の写真です。

VISAはとにかく計画的に取得する準備を進める

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

私が留学の中で一番苦労したことが留学の準備段階のVISA取得です。私の場合は提携校への留学等ではなかったため、取得まで全て自分の手で進めなくてはいかなかったのですが、なかなかスムーズにいかず本当に苦労しました。そのため、留学計画を進めていく時点で、自分の留学に当てはまるビザの種類や取得するために必要な書類などあらかじめ明確にしておくことが何よりも大切だと身をもって実感しました。留学直前は保険や家探し、必要な物品の準備など本当にやらなくてはならないことが多いため、それらを安心して行えるように、留学の準備段階でビザについて考え行動を始めておくことをオススメします!

これから留学へ行く人へのメッセージ

看護学部で長期留学となるとなかなか周囲に同じような境遇の人がいないかもしれませんが、留学に行って自分の興味のある分野だけでなく、人生経験として多くのことを学ぶことができたので、皆さんにもぜひやりたいと思ったことに挑戦していってほしいと思います!