留学大図鑑

たけした はるか

出身・在学高校:
福岡大学附属大濠高校
出身・在学校:
九州大学
出身・在学学部学科:
農学部
在籍企業・組織:

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持続可能な食・農業に興味があります。
何かあればお気軽にご相談ください。

最終更新日:2020年07月07日

持続可能な農業を目指して

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 北アリゾナ大学
  • アメリカ合衆国
  • アリゾナ
留学期間:
11ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,850,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEFL iBT 70> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

持続可能な農業をあたりまえに~環境工学と農業経済学を軸に~というテーマでアメリカ・アリゾナ州で学んできました。北アリゾナ大学に10ヶ月の交換留学、Tucson Village Farmで1ヶ月半のボランティアを行いました。将来開発コンサルタントとして海外で働く上で必要だと思った以下の4つの目標のために行動しました。
『①日本とは異なる教育環境の中で英語でディスカッションする能力を付けること』
『②環境工学と農業経済学の二つの視点から持続可能な農業を発展させるための知識・経験を得ること』
『③多様な文化・歴史・習慣を知り、楽しむこと』
『④同時に日本文化の特異性を明確にし、説明する語彙力・表現力をつけること』
実際にコンサルタントや農業土木の現場に行くことはありませんでしたが、将来の自分の行いたい農業開発の理想像が見えてきたと思います。

留学の動機

母がオーストラリアやイギリスに滞在していたときの話を聞いて、海外に興味がありました。フランスから日本への留学生の『留学中は感情が揺さぶられることがいっぱいある。』という言葉、アメリカに10年住んでいた日本人の友人の『アメリカは日本とは違う教育があるから面白いと思う。』という言葉、そして何より、早く日本と違う価値観の中に身を置きたいという自分の気持ちが飛び立たせてくれたと思います。

成果

『①日本とは異なる教育環境の中で英語でディスカッションする能力を付けること』
『②環境工学と農業経済学の二つの視点から持続可能な農業を発展させるための知識・経験を得ること』
『③多様な文化・歴史・習慣を知り、楽しむこと』
『④同時に日本文化の特異性を明確にし、説明する語彙力・表現力をつけること』

ついた力

楽しみ力

落ち込むこともあるけれど、「安全」で「健康」である限り、それらは最終的に良い思い出になります。そしていい土産話になります。事件が起こっている間は楽しむ!…余裕はないかもしれませんが、日記に思いの丈をぶつけておけば、いずれ活用できる日が来ます。何かあったらあまりふさぎ込まず、気分転換を多めに取りつつ楽しんでいきましょう!

今後の展望

今は留学を経て得た日本に対する問題意識と将来海外で持続的な農業・食文化に貢献するという目標ことが結びついていません。これから大学を卒業するまでに、海外で日本と世界の農業・食文化に貢献できる道を探していきたいと思います。加えて英語力も伸ばしていきます。

留学スケジュール

2018年
8月~
2019年
5月

アメリカ合衆国(アリゾナ・フラッグスタッフ)

『①英語力』⇒全学生向けのWriting、環境保護、工学デザインなどの授業でプレゼン、グループ課題、ディスカッション力を高めた。『②持続可能な農業』⇒持続可能な暮らしへの積極的な行動を市民に浸透させる仕組みの実践。e.g.: 持続可能な園芸の授業の受講、ファーマーズマーケットの見学・ボランティア、学生団体Green Jacksが行うBetter World Seminar(気候変動などがテーマ)への参加や大量消費についてのドキュメンタリー・本の視聴を行った。『③多文化共生』⇒留学生・アメリカ人学生との交流。国立公園や他都市への旅行。ネイティブアメリカンのイベントへの参加、メキシコ旅行を通し、アメリカを支える多様な文化についての理解を深めた。『④日本文化の共有』⇒カルチャーイベントの開催、日本食ナイトの運営等、日本語会話テーブルでのプレゼン発表を行った。

費用詳細

学費:納入総額

446,000 円

住居費:月額

84,000 円

生活費:月額

18,000 円

ホースシューベント
有機ワイン農家でのボランティア
ニューヨークに住む親戚に両親と会いに行きました。
費用詳細

学費:納入総額

446,000 円

住居費:月額

84,000 円

生活費:月額

18,000 円

2019年
6月~
2019年
7月

アメリカ合衆国(アリゾナ・ツーソン)

1か月半の都市型教育有機農園でのボランティアを通して、有機農業の実践的な手法、乾燥地域での灌漑農業の手段としての点滴灌漑の整備方法、食農教育を通した地域についての教育を学んだ。
①有機農業の実践的手法:
虫の死骸を利用した堆肥やコンポスト堆肥を用いた土づくりから始まり、手での除草、種まき、益虫を用いた防虫、収穫、種の収集を実践した。他にも、コンパニオンプランツ、原生種の育成・保管、アクアポニックス、ファーマーズマーケットでの販売、運営について学んだ。
②生活:
農園のシェフの家にホームスティし、アメリカ人の家族の生活を垣間見ることができた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

15,000 円

項目:交友費

15,000 円

一緒に働いていたアリゾナ大学の学生たちと
週末ファーマーズマーケットにて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

15,000 円

項目:交友費

15,000 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

留学前はアメリカの気さくな文化に触れて人見知りな自分を治すんだと思っていました。実際はうまく友達を作れない期間が長く、他の日本からの留学生と比べて落ち込むときもありました。しかし、Facebookでの弱音の投稿に、”コミュ障は治らない。付き合い方の手段が経験とともに増えるだけだから、ムリに自分を変えようとしなくてもよい”という先輩のはげましや、”他の留学生はみんなきらきらしてるように見えるかもしれないけれど、実際は大変なはず、私もそう!”、”人それぞれ留学の目的が違うのだから、留学で経験すること自体違うのが当たり前。楽しんでいこう!”という留学中の友人や留学経験のある先輩の言葉、そして何より”自分もトビタテで計画していたこととは全く違う結果になってしまったけど、自分にとって重要な期間だったと思う。自分が留学で学んだことは何とかなるということ”などなど様々な励ましをいただいたことで乗りきることができました。私の本質的な部分は無理にかえようとせず、受け入れた方が上手くいくこともあるということですね。全く別の視点として、日本のよいところと悪いところが、アメリカ基準には限定されますが、帰国してからも視点として持てていると感じています。特に、環境問題への意識の低さは、自分の農学部という専門性もいかして解決したいと思います。いろいろな人に助けられ、人のやさしさを改めて感じた留学でした。

ホストマザーベッキー
最高のルームメイト、オランダ人のダニックと

情報収集と自分の考えの整理

  • 留学先探し : インターンシップ

私は交換留学が終わっても、トビタテに必要に実践活動先が見つからない期間がありました。
活動先の決定のために、候補をインターネットや日本の大学の先生に協力を求めたり、候補先と交渉するための資料の添削をアメリカでの留学先の大学のキャリアセンターの方に協力を求めたり、ビザについて日本の大学の留学課の方にSkypeで面談をしていただいたりと様々な方にお世話になりました。また、複数候補の中から活動先を絞る上で、2週間ほど滞在をさせてくれたニューヨークの叔母にも相談もしました。

自分の力で何とかできればよいにこしたことはないけれど、何か困ったときに助けを求めれば必ず力を貸してくれる人がいます。自分で情報収集などをしつつも、協力を求めることを忘れない王にしましょう

あと、息抜きと体調管理は忘れずに!

留学前にやっておけばよかったこと

英語力の向上は留学前も後も行っていくべきであると思う。また、留学は長いようで短いので、留学中に何をしたいのか、留学のテーマに対しても、旅行でも、訪れたい場所や会いたい人物などできるだけ細かくリサーチし、できればアポイントメントを取り始めることが出来ればよいと思う。

留学を勧める・勧めない理由

”日本の外に出ること”それ自体日本人にはとても意味のあることだと思います。観光客ではなく、住民として過ごす。その中でしか見えてこない現地の価値観や文化、経験があります。そして、日本の当たり前が当たり前でないことを知るのです。きっと、日本が世界で挑戦できること、日本に足りないもの、自分がやりたいこと、いろいろなことが見えてきます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

”ありえない”ことが起こる、それが世界。単一民族の中でぬくぬくと暮らしてきた私にとっては、生活すること自体がストレスでした。しかし、貴重な時間だったと思います。しかし、11か月の留学生活を通じて変わった、変わり続けている自分が今ここにいると感じています。留学中はどうかふさぎ込まずに、目を見開いて、振り落とされそうでも、広い世界をあなたの手につかんで離さないでください。