留学大図鑑

K.S.

出身・在学高校:
兵庫県立兵庫高等学校
出身・在学校:
大阪大学
出身・在学学部学科:
外国語学部外国語学科
在籍企業・組織:
日系大手上場企業

最終更新日:2019年10月10日

ヒンディー語で日本文化発信活動

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 株式会社イイネエンターテインメント
  • インド・アメリカ合衆国
  • ロサンゼルス・ニューヨーク・ニューデリー
留学期間:
9ヶ月
総費用:
2,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,570,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

私の留学のテーマはヒンディー語での日本の漫画紹介です。インドは現在人口も多く経済的にも急成長している国なので日本が今後インドとか変わっていくことは必須であると思っています。その際、自分が専攻しているヒンディー語を活かして両国の文化交流の架け橋になりたいと思い、このテーマで留学しました。

留学の概要としては、アメリカで語学学校とインターンシップを6ヶ月間経験した後、インドにてヒンディー語で日本の漫画を紹介するという活動を行ったことです。アメリカではロサンゼルスの語学学校で英語を学んだ後、ニューヨークのメディア関連の企業でインターンシップをしました。インド現地で漫画を紹介する活動をスムーズに行うためにもアメリカからインドに向けて、メディアインターンで培ったスキルを用い情報発信を行っていました。

インド現地では同じくメディア関連の企業でインターンシップをしつつ、休日に日本語学校に赴きインド人学生さん達に日本の漫画を紹介しました。現地インターン活動も忙しく、自分の計画していた留学ができないのではないかという不安もありましたが、3ヶ月間の現地生活の中で無事に目標を達成することができました。

留学の動機

私の大学での専攻語はヒンディー語です。ヒンディー語は世界全体で見た際の話者数は多いものの、実際に学ぼうとする人が少ないためマイナー言語と呼ばれているのですが、そんな現状を変えたいという思いが入学してからずっとありました。また外国語学部として留学を考えた際に何か自分が学んできたことを活かした留学ができないかと思い、以前から先輩に聞いていて気になっていたトビタテJAPANに応募しました。

成果

アメリカとインドの両方のメディアインターンシップで情報発信スキルが身についたと思います。
インドでは漫画紹介活動を通じて、日本文化の可能性を感じました。
そしてインドのような発展途上国、そしてアメリカのような先進国から見た日本を知ることができました。
この経験は今後の自身のキャリアにも活かしていけると確信しています。

ついた力

行動、情報発信、判断力

海外に暮らし異文化を持つ他者と関わっていく中で海外でも積極的に自分の意見を述べながら実際に行動に移していく力がついた。
メディア関連の企業でインターンシップしていたこともあり、他者に情報を伝えていくスキルが身についた。
実際に現地で何か行動を起こす際に問題がないかなどきちんと調べてから判断する力がついた。

今後の展望

日系企業での就職が決まったので、今後は自身の留学を活かしたキャリアを築いていきたいです。特にインドでは貧困で苦しむ人々の様子を目の当たりにしてきたので、科学技術で世界に貢献している会社に在籍しながらビジネスにおいて彼らの貧困問題にアプローチして行きたいと思っています。

留学スケジュール

2018年
4月~
2018年
8月

アメリカ合衆国(ロサンゼルス)

現地語学学校での英語学習。初めの2ヶ月間はホストファミリーと過ごし、残りの期間は自身で探してきたシェアハウスに日本人と暮らしていました。基本的には英会話のための勉強をしていました。5ヶ月間の間で多くの友人にも恵まれ、週末のボランティアをしたり色んな場所に観光に行ったりもしました。語学学校ではスイス人や韓国人など他国の人が多かったので異文化交流としてはとても良い場だったと思います。ホストマザーはアメリカ人だったのでよくテレビを見ながら多くのことについて議論することもありました。またインド人の漫画翻訳活動を手伝ってくれる人を探し、空いている時間は漫画翻訳に充てていました。

費用詳細

学費:納入総額

700,000 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

500,000 円

項目:渡航費や旅行費の合計

250,000 円

留学中初めての遠出でハリウッドに行った時
費用詳細

学費:納入総額

700,000 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

500,000 円

項目:渡航費や旅行費の合計

250,000 円

2018年
9月~
2018年
9月

アメリカ合衆国(ニューヨーク)

マンハッタンのタイムズスクエア付近にあるメディア関連の企業で1ヶ月間のインターンシップ。
期間が短かったこともあり、多くのことはできなかったけれど情報発信スキルを磨きました。
インターンとは別に自分の活動ではインドの人向けにSNSアカウントを作って情報を発信していました。
同期インターンの学生と一緒にニューヨークの街中で撮った写真を使ってフォトブックを作ったりしました。この時は色んなことが新鮮で刺激的でした。住居は留学エージェントの方に探してもらいシェアアパートに住んでいました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:インターン参加費

120,000 円

印象的だったニューヨークの夜景
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:インターン参加費

120,000 円

2018年
11月~
2019年
1月

インド(ニューデリー)

メディア×エンターテインメントという日系企業で3ヶ月間インターンシップをしました。
住居は会社の方が手配してくださった寮に同期インターン生と会社の方と住んでいました。
インターンでは日本人向けのフリーマーケットのようなイベントに提携するカフェとして参加し、また同カフェ5周年記念では音楽イベントなどの企画運営も行いました。インターン以外の休日は自分で日本語学校を探してヒンディー語に翻訳した日本の漫画を紹介する活動を行いました。インドは危ない国だと思っている人も多いですが現地の人は気さくで本当に良くしてくださいました。
現地で経済的に恵まれず貧困で苦しんでいる人を見ることも多く、その際には日本人として自分ができることは何なのだろうと深く考え込むこともありました。またインドという国から日本を見ることもできたので非常に良い経験だったと思っています。

費用詳細

学費:納入総額

100,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

30,000 円

項目:渡航費と旅行費

170,000 円

現地の人たちに夕食のお誘いを受けて行った時
費用詳細

学費:納入総額

100,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

30,000 円

項目:渡航費と旅行費

170,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

私がインドに滞在中にお世話になっていた日系企業の会社の寮では毎日平日にインド人のメイドさんが掃除に来ていました。いつも朝7時頃に来て1時間ほど掃除をして帰るのですが、インターン帰りに道でばったりメイドさんに会い、家に招かれていくことにしました。彼女はヒンディー語しか話せないのですが、息子さんは学校で英語を勉強していたので一生懸命私に英語で話そうとしていました。生活環境はお世辞にも良いとは言えないもので、ビルの廃墟のような所の地下に3家族くらい合計15人ほどが住んでいました。私の分もカレーを作ってくれて食べさせてくれた優しさには今でも感謝しています。
経済的にも貧しい環境の中で子供達に良い教育を受けさせようと必死になって仕事をする姿に頭が下がる思いでした。どれほど貧しい環境の中でも家族を大切にする気持ちや私のような他人への思いやりの気持ちはインドだったからこそ出会えたものだと思っています。彼らに出会って、貧困問題をもっと考えるようになり、就職の際にもインドの貧困問題を間接的に解決していけるような仕事に就きたいと思いました。

現地の方の家に行った際の写真

インターン先を見つける方法

  • 留学先探し : インターンシップ

現在はインターネット上に多くのエージェント企業があり、自分で国ややりたいことを指定すると簡単にインターンシップ先を探すことができると思います。しかしエージェントが関わっている分、マージンとして取られる費用もあり、もっと他のことにお金を回したいという人には正直に言うと向いていないと思います。もちろんエージェントの中にはビジネスなどで有益な情報を留学前後に教えてくれる所もあるので一概に全てを否定することはできません。もしも費用の面でエージェントに払うお金が勿体無いと考えているならば、Facebookを使ってみるのをお勧めします。海外の日系企業さんの中にはFacebook上でインターン生の募集をかけている所があります。そこだと直接会社の方とコンタクトが取れるのでお勧めです。

留学前にやっておけばよかったこと

本当に当たり前のことですが、英語はしっかり勉強して行った方が良いです。
留学で会話能力は上達するかもしれませんが、単語や文法などの基礎知識は多い方が良いです。また留学前に現地の地形や交通機関を事前に調べておくべきです。もちろん交通機関などは変わる可能性もあるので現地に着いてからしっかり調べ直すべきなのですが、地形を何となく知っていてどちらが来たか南かが分かるだけで心細さが全然違います。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学を勧めます。自分でも失敗しなかったことが逆に失敗かもしれないと思うくらい私の留学は順調でした。ですが周りを見ていると失敗した経験さえも非常に価値のある留学を送っている方が多かったです。これから皆さんが留学に行かれた際に嫌なことを経験するかもしれません。しかしそれで諦めるのではなく、失敗もあったけどやっぱり行って良かったと思える留学を自分で作ってください。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学には様々な形があり、成功や失敗という2つだけの言葉では語れないほどの内容が詰まっていると思います。どの国に行くか、何を勉強するか、どんな人に出会うか、これらのことは行かない限り分かりません。全く同じ内容でも感じ方や学ぶことは人によって違います。限られた時間や費用の中で自分が楽しいと思えることを取捨選択して行くことが本当の留学だと私は考えています。皆さんの留学が素敵なものになりますように!