留学大図鑑 留学大図鑑

みっぽ

出身・在学高校:
相生学院高等学校
出身・在学校:
大阪大学
出身・在学学部学科:
文学部
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年10月08日 初回執筆日:2019年10月08日

カナダで、学校以外の場での教育を学んだ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • トロント大学
  • カナダ
  • トロント・モントリオール
留学期間:
10ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,850,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

私の留学のテーマは「カナダでオルタナティブ教育について学ぶ」である。
それを実現するために、オルタナティブ教育の制度が整っているカナダのトロント大学に留学して知識を蓄え、モントリオールでのスクールボランティアを通して実態を見、学んだことを行動に移してみるという計画で実現しようとした。
その結果、トロント大学での学びを通して、オルタナティブ教育に関する制度などに関する知識も得ることが出来、また実態も見ることが出来た。
以前からオルタナティブ教育に興味があったが、日本ではその分野を学ぶことは出来ず自分の経験に基づく偏った知識を持っていただけであったが、トロント大学でオルタナティブ教育について学び、プレゼンもさせて頂くことが出来たことで、様々な新しいことを学ぶことができた。プレゼンの準備をしていく上で新しい発見があり、実体験について話すと様々な質問をして頂き、とても良い刺激を受けた。また、新しく同い年で4か国語を流暢に操る女の子と友人になり、彼女との交流を経て、バイリンガル教育、トリリンガル教育に関心を持つようになり、以前から興味のある分野であったオルタナティブ教育と結び付けて、バイリンガルのフリースクールができないか、などと考えるようになった。

留学の動機

自分がフリースクールの出身だったことから、普通の学校以外の場での教育、つまりオルタナティブ教育に興味を持つようになったが、日本ではまだ法的に、そして制度的に全く整備されていない。したがって、の先進国であるカナダに留学することを決めた。

成果

カナダでのバイリンガル教育のシステムがどのようになっているのかを知ることが出来た。また、小さな学校だからこそ、きめ細やかな対応やレベルに合わせた授業などが可能なのだということを改めて感じさせられ、規模の大きな学校では採り入れにくい教育システムなどとのコラボレーションも可能なのだということも学んだ。

ついた力

多様性を促進する力

多様性を、ただ受け身で認める、受入れるというのではなく、積極的に肯定することでどんどん促進していく力が付いた。異なる意見が出た時に、「それいいね!」「考えたことなかった!」「言ってくれてありがとう!」と声をかけることで、多様性を促進し、もっと異なる意見を引き出すことも可能になる。したがって、少し大げさなくらいほめるのが良い。

今後の展望

祖父母と両親が運営するフリースクールに教師として戻り、現状を把握する。
フリースクールをバイリンガルにすることはできないかというアイデアを思い付いたため、それを実現させることが出来るよう、調べ、動く。

留学スケジュール

2018年
9月~
2019年
4月

カナダ(カナダ)

トロント大学で、Equity and Diversity in Educationなどの授業を通して、多様性を促進する教育について学んだ。また、Education in a Global Contextの授業を通して、世界各国の教育を学び、また日本のオルタナティブ教育についてのプレゼンを行い、様々なフィードバックを頂くことが出来た。それらの学びを通して、その分野をついての理解がかなり深まった。
日本ではその分野は学ぶことは出来ず、自分の経験に基づく偏った知識を持っていただけであったが、トロント大学でオルタナティブ教育について学び、プレゼンもさせて頂くことが出来たことで、様々な新しいことを学ぶことができた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

オルタナティブ教育に関するプレゼンを行った。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2019年
5月~
2019年
6月

カナダ(モントリオール)

モントリオールのバイリンガルスクールで、2か月間スクールボランティアを行った。幼稚園の年長さんから、小学校6年生までのクラスを見学し、3年生のクラスで主に活動を行った。授業補助や小テストの作成と実施、そして採点などを行った。
この期間は、親の友人の家族の所にホームステイさせて頂いていた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ホストファミリーに日本食を振舞った
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

私の感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人は、私のホストファミリーである。
温かく受入れ、家族として扱ってくださったことで、彼らは私の滞在を、素晴らしいものにしてくださった。
一緒にサイクリングに行ったり、湖のほとりを散歩したり、一緒に料理をしたり、花火を見に行ったり、かなり多くの時間を一緒に過ごした。
また、ボランティア先の学校と繋いでくださったのも、このホストファミリーである。

ステイ先の姉妹と。

様々な選択肢を考慮する。

  • 単位・留年 : 休学・留年

留学を考える上で、期間をどれくらいにするのか、将来にどのようにそれを活かしていくのか、自分の人生計画の中にどのように組み込んでいくのかということはかなり大きな問題となる。だからこそ、「何となく就活かな」と曖昧にしてしまうのではなく、可能なものは全て候補として並べてみて、検討する必要があるだろう。就職にしても、就活はどのように行うのか、日本の企業にするのか、それとも海外で働くか。大学院に行くか、1年延ばすか。その時に、出来るだけ自分でメリット、デメリット、やりたい順位を決めた上で、できるだけ多くの方に話を聞くこと。そして、とことん悩みぬいて決断を出すこと。それが大切だということを、自分が散々悩んだ結果、見出した。

留学前にやっておけばよかったこと

私は、モントリオールではフランス語が用いられているということを知っていたが、「英語でも伝わるだろう」「向こうに行ってからでも多少時間はあるだろう」と甘く見て、フランス語の勉強をほとんどしなかった。その結果、会話に困ることはなかったが、周りに気を使わせてしまったり、フランス語での会話が始まると訳が分からず、疎外感を感じるようになってしまった。言語を甘く見ることなく、準備しておけば良かった。

留学を勧める・勧めない理由

私は、留学を通して自分の価値観が大きく変化しました。今まで考えたことの無かった分野に興味を持つことが出来、改善すべき考え方にも気づかされました。したがって、強く留学を進めます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

人生は1度きりです。その人生をより深いものにする絶好の機会として、留学を利用してください。