留学大図鑑

YK

出身・在学高校:
大阪府立天王寺高等学校
出身・在学校:
北海道大学大学院
出身・在学学部学科:
農学院
在籍企業・組織:

アメリカでレタスの二次代謝産物の研究

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マサチューセッツ大学アマースト校
  • アメリカ合衆国
  • マサチューセッツ州アマースト市
留学期間:
12か月
総費用:
2,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,920,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<IELTS 6.0> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<IELTS 7.0>

留学内容

私はアメリカのマサチューセッツ大学アマースト校で1年間のレタスの二次代謝産物についての研究を行いました。日本の研究もアメリカの研究も分野は同じですが、テーマは全く異なるものでした。新しく勉強することが多く、研究を進めるのは大変でしたが、私は元々、広く学びたいと思っていたので、新しい実験手法や器具の使い方を学べ、そして視野を広げられてよかったです。研究の他に、交換留学で講義を受けました。そこでも友人ができ、日本とは違った授業で多くのことを学びました。日本では、なんとなく大学院に行く人、専門と全く関係のない職に就く人がたくさんいますが、アメリカでは専門を生かした職に就くのが当たり前で、在学中も卒業後の進路を考えて勉強しています。周りの学生の、目的意識や目標をしっかり持って研究する姿勢に刺激を受けました。
また、休日は地域の登山サークルの活動に参加し、アパラチア山脈の一部を歩きました。炭鉱のイメージがありましたが、緑豊かできれいな山でした。日本の山に比べてとてもなだらかで丘のようでしたが、山頂までの距離は結構長かったです。老若男女が集まったグループで、登山中は孫の話から国際情勢まで色々なことについて話しました。

留学の動機

世界各国から研究者が集まるアメリカでの研究を通して、専門性や英語の語学力を高めたかったから。大学3年生の時に行った短期留学がきっかけで、長期の留学に興味を持ちました。元々私は研究テーマのことだけではなく、それに関わる広い分野について学びたいと思っていたので希望の実験テーマをもつ研究室への留学を決めました。

成果

専門分野に関する知見を広げ、英語の語学力を向上させるとともに、日本のこと、自分のことについて考えるきっかけになりました。日本は男女差がかなり残っていること、大学の専攻と就職との関連があまりないこと、良くも悪くもNOと言わない(自分の意見を主張しない)こと等々、ずっと日本にいれば当たり前のことに疑問を感じるようになりました。

ついた力

周りの人に働きかける力

使えるものは使う。かなり雑で失礼な言い方ですが、考え込んでも上手くいかないことは周りの人に助けを求めるのが早いです。しょうもない質問・悩み、と思う気持ちもありましたが、話すことで周りの人との信頼関係が築けたり、新しいアイデアをもらえたりしました。

今後の展望

在学中は留学に行きたい人の力になれるような取り組みをしていきたいです。
卒業後は専門性や英語の語学力を生かし、産業界で働きます。

留学スケジュール

2018年
4月?
2019年
3月

アメリカ合衆国(マサチューセッツ州アマースト市)

4-8月(研究)
テーマについてのバックグラウンドの知識を養い、秋学期に向けて条件検討など時間のかかる実験を行う。
日本から幼馴染や両親と旅行したり、アメリカの友人の家に遊びに行ったり、色々な経験ができた。
9-12月(秋学期、研究+科目履修)
8月までに立てた計画のお陰で作業のように実験した。学会やシンポジウムにも参加した。テストやレポートもあり、かなり大変だったが多くのことを学んだ。
11月には気温が-10℃を下回り、しかもThanksgivingは街から人が消えて初めて寂しさを感じた。
1-3月(研究)
意外と実験が進まなかったり、データがあまりきれいではなかったり、焦ることも多かった。
気温が-20℃近くまで下がった上に雪がなく、ただただ寒い冬を過ごした。スキーヤーとしては少し残念な冬だったが、晴れた日が多く星がとても綺麗だった。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

75,000 円

生活費:月額

55,000 円

アパラチア山脈。教科書に出てくるような山を歩くのは新鮮。
サイクリングロード脇の氷に乗ってみた(11月)。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

75,000 円

生活費:月額

55,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

お菓子作りが生きがいのお茶目な大家さん!私は一軒家の一部屋を借りていました。1階に大家さんが、2階の2部屋に私とドイツ人(4-8月)、ブラジル人(9-2月)が住んでいました。私が留学していたところは良くも悪くも大学しかない少し田舎の街でしたが、大家さんが毎週末車でお買い物に連れて行ってくれたので不自由なく生活することができました。普段の食事は個人で用意していましたが、月一回大家さんがハウスディナーとして色々なお料理をふるまってくれました。私たちのお誕生パーティーも開催してくれ、ハウスメイトやその友人など色々な人と仲良くなることができました。
この大家さんはお喋りも大好きで、天気、政治、お菓子作り、、、、色んなことを教えてもらいました。最初は聞きとるのに必死でしたが、だんだん「会話」ができるようになって良かったです。アメリカのことを知れたのは大家さんのお陰です。

Thanksgivingパーティー。すべて大家さんの手作り。
おせちとクリスマスのコラボレーション
ハロウィーン。初めてにしては上手くできた。

英語のチューターを見つける

  • 語学力 : 英語

公立図書館のチューター制度を利用しました。私は最初、ラジオやリスニング教材のようなきれいな英語は聞きとれても、スラングやリンキングなどで会話から置いていかれることがありました。チューターの人にあれこれ聞いて、とにかく話す機会を持つことで徐々に雑談にも参加できるようになりました。一緒に地域のイベントに参加したり、カフェ巡りをしたり、英語だけではなく、文化も学べました。また、偶然ですが、そのチューターの方は日本が大好きで、とても熱心に日本語を勉強していて刺激になりました。英語力向上のためのチューターレッスンのはずが、いつの間にか日本語レッスンみたいになっていることも。生まれたときから無意識に使っている言語の文法や語彙を改めて説明するのは難しいなぁと感じました。嬉しいことに、そのチューターの方は今年からALTの先生として日本に来ます!
留学生など外国人の多い街だと英会話教室やチューター制度があるかもしれません。思わぬ出会いや現地以外の人との関わりができて面白いのでおすすめです。

抹茶ラテ。ハチミツを使っていて美味しかった。

留学前にやっておけばよかったこと

アメリカの映画やドラマを見る。
ラジオやリスニング教材の英語と実際の会話の英語は単語もスピードも全然違うと感じました。

留学を勧める・勧めない理由

語学力や専門性だけなく、行動力や煩雑な手続きを処理する力などいきていくのに必要なスキルを磨けるから。留学中、一度は理不尽な思いをしたり、窮地に追い込まれたり、色々ありますがそれを乗り越えることで自信がつくと思います。何より、色んな人と出会い、違う環境で生活するのが私は楽しかったです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

不安や寂しさなどもあるかもしれませんが、行けば何とかなります。周りの人も助けてくれます。泣いても笑っても留学は限られた期間なので精一杯楽しんでください。