留学大図鑑

谷口奈央

出身・在学高校:
真岡女子高等学校
出身・在学校:
東北大学
出身・在学学部学科:
文学部人文社会学科
在籍企業・組織:

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福祉先進国スウェーデンで高齢者福祉を学ぶ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウプサラ大学
  • スウェーデン
  • ウプサラ
留学期間:
10ヶ月
総費用:
1,800,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,690,000円
  • 大学独自のもの 300,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEFLITP 560> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

少子高齢化が進む日本ですべての人、特に高齢者が不安なく過ごすためにはどうすれば良いのかと考え、福祉先進国スウェーデンで福祉や教育を学ぶことにしました。特に高齢者福祉に関してはフィールドワークを行いました。一番印象に残っていることは、老人ホームに訪問して施設見学をしたり、ナースやヘルパーの方にインタビューして生の声を聞いたりしたことです。一年に一度も同じイベントを開催していないというイベントの充実さや外国人労働者の受け入れの良さ、従業員の働く環境の良さなどの従業員の待遇の違い、入居者一人一人にあった日々のプランの作成などから見えるスウェーデンの個人主義の一面など新鮮なことが多く、大変学びになりました。日本に足りないものに気付く一方で、スウェーデンにもまだまだ問題はあるということも知りました。日本とスウェーデンの福祉の違いを肌で体感できたことはとても貴重な経験となりました。
大学の授業でも福祉国家の成り立ちやインクルーシブ教育について学び、スウェーデンでしか学べないことを学ぶことができました。特に教育学部の授業では、小学校に行かせてもらい、障害を持つ学生が他の学生と共に学ぶ様子を見て感銘を受けました。
留学生活、すべてがうまくいったわけではありませんが、このようなスウェーデンでしか体感できないことを多く学べたのは財産です。

留学の動機

私は、福祉国家スウェーデンで福祉や教育を学ぶために留学しました。具体的には、女性が生きやすい社会を作るためにどんな工夫がなされているのかを知ること、スウェーデンと日本の教育を比較し、日本の教育に取り入れることが出来る要素を発見すること、日本では人間関係の問題や従業員の賃金の低さなど多くの問題がある介護施設だが、スウェーデンの介護施設の状況はどうなのかを調査することの3つを目的としました。

成果

留学を通し、何でも自分軸で考える力が身に付きました。自分の目標やしたいことを何度も考え、それを達成するために今足りないものは何か、今自分が取るべき行動は何かを考え、行動するのみなのです。留学前や留学初期、私はいつも周りばかり気にして勝手に比べて落ち込んでいる弱い人間でした。でも、留学中にそれは意味がないと気づき、自分の目標や大切なものにだけ集中できるようになり、芯が強くなったように思います。

ついた力

行動力

自分の頭で考え、挑戦する行動力が身に付きました。日本にいれば何も考えずとも、情報が流れてきて何かを始める機会が与えられますが、留学先では自分がしたいことを自分の頭で考え、SNSで聞くなり、電話するなり、大学の先生にお願いするなり、自ら動かないと何もできないのです。その意味で、自分で和菓子イベントを開催したり、老人ホームに訪問したり、学生団体で活動したりと自ら行動できたのは良い経験でした。

今後の展望

留学を経て、せっかく生まれてきたので、社会貢献をしたいという想いが強くなりました。特に、少子高齢化による福祉の充実やスウェーデンで学んだ環境問題への対処、ずっと興味を持ち続けている地方創生への貢献などの軸で将来は活動していきたいです。直近ですと、東北の地方創生に関わる事業に取り組んでいます。まず目の前のことから、「グローバルな視点でローカルに地に足をつけて取り組む」ことを念頭に行動していきます。

留学スケジュール

2018年
8月?
2019年
6月

スウェーデン(ウプサラ)

スウェーデンのウプサラ大学に社会学や教育学、北欧の歴史を学びに一年間交換留学しました。特に高齢者福祉に興味があり、学校の授業以外でも老人ホームにインタビューをしに行ったり、シルバー会という高齢者のコミュニティでお話を聞かせてもらったりしました。その結果、日本とスウェーデンでの高齢者の暮らし方の違いや老人ホームの運営方法や従業員の働き方の違い、それらに根付く国民の価値観の違いなど多くの発見をすることができました。
また、毎日の友達との生活も大変充実したものでした。特に、12人の多国籍のコリドーメイトと暮らしていたので、日々、自分の当たり前がいかに当たり前でないかを気づかされました。また、スウェーデンにはFikaという「カフェに行って少し休憩しよう」という文化があります。Fikaで私は色々な人と会話をし、その度に価値観の違いに触れました。あんなに刺激的な日々をまた送りたいなと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

47,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:交際費など

20,000 円

Sigtunaは可愛い建物でいっぱいのお気に入りの街です!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

47,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:交際費など

20,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

私は新歓の頃に出会った二人の友達が大好きでとても感謝しています。私は日本にいるころ、浅く広く友人関係を作ることは得意だったものの、中々本音でぶつかり合える関係や悩みを打ち明け合える関係を築くことは出来ませんでした。しかし、スウェーデンできたこと友達とはそれをすることができました。留学中、日本が恋しくなったり、自分の思うように伝えたいことが伝わらず苦しむこともありましたが、そういった悩みを聞いてくれたのはこの友人達でした。彼らなしでは、スウェーデンの冬の暗さに心を病んでいたかもしれません(笑)クリスマス会をしたり、ハイキングをしたり、一緒にスウェーデン語を勉強したり、料理を作ったり。数えきれない思い出を作りました。留学では「成長するぞ!」という意気込みを持って活動することも大切ですが、後から振り返った時に友達とのかけがえのない思い出が浮かんでくることもとっても大切なことだと思います。

大好きな友人とウプサラ大聖堂の前で!

フィールドワーク先をどう見つけるか

  • 留学先探し : ボランティア

フィールドワークやボランティアをしたいときに受け入れ先が見つからないということがあると思います。私は実際留学前に受け入れ先が見つからず焦っていました。そこで、私が具体的にしたことは、①SNSで聞く、②大学の先生に相談、③ひたすら連絡しまくるです。①に関しては、主にFacebookを利用していました。私の場合、Facebookでストックホルム日本人会というのがあり、そこで福祉関連の施設でインタビューできる場所がないかどうか尋ねました。②に関しては、ウプサラ大学のコーディネーターや教授に尋ねてみるということです。特に小学校など教育機関に訪問したい場合、教育学部の教授は必ず繋がりを持っていると思います。③に関しては、とにかく高齢者施設にたくさんメールしまくりました。国によってメールがいいか電話がいいか直接訪問がいいかは違うかもしれません。数を打てば当たるという感じなので無視されてもめげずにたくさんの施設に連絡してみるのがいいと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

語学!!何をするにしてもやっぱり英語が話せるに越したことはありません。それ以外は行ってからで何とかなると思います。

留学を勧める・勧めない理由

お勧めします!留学した人にしか分からない苦悩や喜びがあると思います。皆さんにもぜひそれを味わってほしいです!

これから留学へ行く人へのメッセージ

不安要素はたくさんあるかもしれませんが、基本的になんとかなります。一番大切なのは、何とかならなそう!って思ったときに対処できる逞しさと行動力、人に頼れる力だと思います。肩の力を抜いて、留学を楽しんできてください!