留学大図鑑

つむつむ

出身・在学高校:
東京都立田園調布高等学校
出身・在学校:
東洋大学
出身・在学学部学科:
文学部教育学科初等教育専攻
在籍企業・組織:

アフリカ教師ボランティア

留学テーマ・分野:
海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Uganda Pioneer Association・Kenya Voluntary Development Association
  • ウガンダ・ケニア
  • ナンサナ・マリンデイ
留学期間:
ウガンダ(6か月)・ケニア(3か月)
総費用:
730,000円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

私の留学のテーマは「すべての人が教育を受けて、豊かな人生をおくることができる社会を模索する旅」です。
特に基礎教育の普及に課題があるアフリカに旅立ち、教育現場の実態を自分自身の目で確かめ、自分にできることを模索するために留学をしました。
留学先はウガンダ共和国とケニア共和国。ウガンダではナンサナ地区というところにある私立小学校で9か月間、ケニアではミワニ村のコミュニティスクールで3か月間、教師ボランティアを行いました。またケニアでは最後の1か月間、ナイロビにある特別支援の必要な児童のための施設でもボランティア活動を行いました。
小学校では主に英語の授業を担当していましたが徐々に担当する科目が増え、英語のほかに算数・社会・美術・体育なども教えていました。
留学前は大学で学んでいた教育学の知識が存分に活かせるかもと考えていましたが、子どもたちの性質や現場の雰囲気は日本の小学校とは全く異なり、驚いたり戸惑ったりすることばかりでした。
現地に寄り添った授業方法を構築するのが大変でしたが、最後までいろいろなことを試して子どもたちと真剣に向かい合う機会を頂けたのは、本当に良い経験でした。

留学の動機

小さいころに「ゴンダールの優しい光」というエチオピアで食糧支援を行っていた青年海外協力隊員の方の体験をもとにした絵本を読んだことが、私の留学の原点です。絵本を通してアフリカにある相互扶助の精神に感動し、私も何かしたいと思いました。3年生になって大学で学ぶだけでなく実際にアフリカの教育現場を見たい、それから自分がどのように役に立つことができるのか考えたいと思うようになり、今回の留学を決意しました。

成果

現地の先生の様に体罰を使わない、子どもたちの性質に合った授業の構築に挑戦しました。授業内容に絡ませて体をたくさん動かす機会と大きな声で発問したり話す機会をつくり、自己学習のときは静かにノートに向かう、メリハリをつけた授業を考え、その結果子どもたちを怒鳴る回数が一気に減り、担当した英語の子どもたちの学習内容の習熟度が高まりました。

ついた力

対応力

ボランティア活動の初めのころは、前日に授業内容を細かく考え決めてからでないと授業を実施するのに不安がありましたが、朝急に他の教師がお休みになったり、疲れたからと帰宅してしまったりする中で代理として授業を任されるうちに、どんな状況でも授業を成立させられる対応力が付きました。

今後の展望

留学を通して、アフリカの社会構造や紛争のきっかけとなりやすい部族間対立について、その解決方法を模索したいという思いが生まれ、大学院に進学し平和構築や紛争のメカニズムについて学ぼうと思っています。

留学スケジュール

2018年
4月?
2019年
10月

ウガンダ(ナンサナ地区)

首都カンパラから乗り合いタクシーで35分くらいのところにあるナンサナ地区で、私立小学校で教師ボランティアを6か月行いました。担当学年は幼稚園3年生から小学校3年生まで。担当科目はメインが英語、場合に応じて算数、社会、体育なども教えていました。
ゲストハウスで生活しながら様々な国籍の人たちと生活し、意見を交換したり交流をしながら行ったボランティア生活は充実して、自炊力、コミュニケーション能力、英語力なども身に付きました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

身体を動かす英語の授業の様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2018年
12月?
2019年
3月

ケニア(マリンディ)

マリンディという沿岸の都市のミワニ村にあるコミュニティスクールで教師ボランティアを行いました。担当学年は4年生から5年生。担当科目は新学期初めのころは英語と数学。徐々に先生の頭数が揃ってきたころには社会と美術の授業を行っていました。
絵を描くことが恥ずかしい、自分は上手に書けない、苦手だと感じている子どもたちの気持ちを解きほぐすため、一緒に絵を描いたり図工をしたりしながら、子どもを褒める機会をたくさん作りました。
学校を去るころには、照れながら自分の描いた絵を見せてくれるようになったり、休み時間に絵を描いている子どもが増え、とても感動しました。
同僚の先生たちも子どもたちの作品をみて、勉強が苦手な子が絵を描くのが上手なことに気づいて感心したりしていて、子どもの新たな一面を発見するきっかけ作りができて嬉しかったです。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

子どもたちの描いたマンゴーの木
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

学校の同僚の妹の結婚式に親族として参加しました。ウガンダの南に住んでいるブガンダ族は結婚式の前に"Introduction ceremony"と呼ばれる大規模な親族紹介のためのパーティーを行うそうで、その日の参加者はまさかの100人越え。新郎新婦も初めて会う人、地元の人なども伝統衣装を着て参加し、新たな家族の始まりをみんなでお祝いしていました。
ウガンダで流行っている明るいアフリカンな曲に合わせて踊りながら互いの親族が入場し、親睦を深め合う雰囲気は非常に温かく、外国人の私が親族として参加して踊っていても笑って許してくれるそんな文化をもったウガンダ人が大好きになりました。

Introduction ceremony

情報収集・情報交換の重要性

  • 生活 : 治安・安全

ウガンダでもケニアでも、自分の身を守るうえで重要だったことは現地の治安やテロ・デモ情報を気を付けて収集し、他の人と情報交換をし合いながら生活することでした。ウガンダ滞在中は首都で大きなデモ活動があったり、他のボランティアが危険な目に合ったり、ケニアで滞在中は首都で爆発テロがあったりしましたが、知り合いや一緒に生活していた人たちと、身の回りに起こったスリなどの小さな犯罪の情報も知り合い同士で共有しておくことで互いの注意喚起になり、両国滞在中に大きな事件に巻き込まれずに済みました。

留学前にやっておけばよかったこと

留学先の国の歴史や背景についてできる限り詳しく調べておく。

留学を勧める・勧めない理由

私が留学を進める理由は、自分の過去から未来を考える良い機会になるからです。トビタテに参加してアフリカに行ったことを通してアフリカに行きたい思いの原点、「留学」は通過点でしかないこと、この経験が自分の将来にどう繋がるのか考える重要性に気づかされました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学はもう日々の生活自体が挑戦の連続で、その挑戦の結果が良くても悪くても次のステップに進むための糧になるので、もし留学や海外に行くことに興味を持っているのなら行かなきゃ損だと思います!自分のやりたいことを詰め込んだ素敵な留学計画で、かけがえのない体験をしましょう!