留学大図鑑

Momona

出身・在学高校:
横浜国際高等学校
出身・在学校:
国際基督教大学
出身・在学学部学科:
教養学部アーツ・サイエンス学科
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

こころの余白を感じたスウェーデンでの生活

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リンネ大学
  • スウェーデン
  • ベクショー
留学期間:
10ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 160,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

北欧社会に根付く「サステナビリティー」を通して、日本のものづくりを活性化させる方法やアイディアを学ぶためスウェーデンへ。交換留学先のリンネ大学では、メジャーである公共政策とマイナーである環境研究を軸に、福祉国家・高齢化社会・ソーシャルワークに関する授業を60単位分とり、多様な社会のあり方を考察した。また、実践活動では「持続可能性」「まちづくり」「デザイン」をキーワードに30以上の団体を授業と並行して視察し、スウェーデン国内にとどまらず、ヨーロッパ各国まで足を伸ばした。また、滞在中にはスウェーデン人の家を訪ね、暮らしに寄り添う手工芸を教えてもらった。

留学の動機

環境への負荷が大きい現代のファッション産業に疑問を感じ、大量で安価な服の製造を目指すことで賃金が低い主に途上国に労働を求めたゆえ、地方において衰退しつつある伝統産業や繊維産業を、持続可能な形で「デザイン」と「まちづくり」の視点を持って活性化に携わりたい思い、北欧デザインと社会福祉、SDGsの取り組みが世界的に評価されているスウェーデンへ「持続可能な社会づくり」のヒントを得に留学を計画した。

成果

公共政策&環境研究をベースとした60単位取得・フィールドワークとして30以上団体視察・Copenhagen Fashion Summit 2019学生ボランティア・日本企業向けサーキュラーエコノミー視察ツアーコーディネート・日本文化発信イベントを大学内で5回開催・「Fragment Stories」展示(大量消費が主流となった社会の中で、人によって異なるモノの価値観を見つめおすプロジェクト)

ついた力

フレキシブルに動く力

当初計画していたデザイン学部の授業が取れなかったことや、視察と授業の日程調整(特に北欧は冬季に団体活動が少ない)など実際現地に行ってからわからないこともある中で、当初の留学計画に縛られず常にアップデートすることを心がけた。困難もあったが、主体的に行動することで当初の計画にはなかったファッションサミットでのボランティアや、企業向けの視察ツアーコーディネートなど、自らの可能性を広げることができた。

今後の展望

留学を通して服と密接な関わりがある生活や、生活をする上で欠かせないコミュニティへと興味の輪が広がった。今後はフォーカスを繊維産業に絞らず、大きな視野を持って「ひと・もの・こと・おかね・しぜん」が地域の中で巡るコミュニティを地方からつくり、都市や世界と地方を結ぶ役割を担いたい。そのためにもまずは身の周りの生活を見つめ直していきたい。

留学スケジュール

2018年
8月?
2019年
6月

スウェーデン(ベクショー )

スウェーデンの大学は自習に当てられる時間が多いため、比較的ゆとりがある時間割を作ることができ、空き時間を視察に当てることができた。留学中にはファッションからサステナビリティーへのアプローチを考えるため、30団体以上へ視察。訪れた場所はスウェーデンにあるスローシティや、北欧テキスタイルアート協会に所属するアーティスト、スウェーデンの手工芸協会、障害者雇用を行うテキスタイルアトリエ、アップサイクルデパートメントルブランドなど。また当初の計画にはなかったが、Copenhagen Fashion Summitでのボランティアや、日本企業向けに「サーキュラーエコノミー」の視察コーディネートを行うなど、精力的に学外での活動に取り組んだ。一方で、キャンパスや寮は湖や森に近く、ボンファイヤーや森林浴など、自然とともに暮らす北欧の時間の流れを学んだ。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

日本文化発信イベントOne Night Izakayaを企画
授業後にキャンパス内にある湖で焚き火をして集う
手工芸協会のクリスマスワークショップにて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

現地では幅広い年代の「ともだち」ができ、特に地元のおばあさんたちと仲良くなった。ベクショー 郊外にあるヒッピーコレクティブ(廃材からお家を建て、パーマカルチャーを取り入れるなどオフグリッドなライフスタイルを持って暮らすコミュニティ)を訪れたときに仲良くなったBoboさんには、毎月編み物やリースなど手工芸を教えていただいた。また手工芸協会を通して知り合ったBirgittaさんにはFika(スウェーデン流コーヒーブレイク)のためにお家に招いていただくこともあった。このFikaの文化に私は魅了されて帰って来たのだが、スウェーデンでは朝と午後の1日に二回、おやつとコーヒー・お茶を、家族や友人、同僚と楽しむ時間が必ずある。日本にいるときは、平日往復4時間かけて大学へ行き、週末は留学のためにアルバイトをしてお金を貯め、毎日が慌ただしく過ぎ、ホッと一息作る時間が無意識の中でなくなっていた。スウェーデンのFikaは人と人を繋ぐ接着剤であり、気持ちをリフレッシュする時間。勉強や仕事から一度離れ、おやつとコーヒーを味わいながら、日々の出来事や悩みなどを共有することで、頭をスッキリできる。この習慣はとてもヘルシーな心の持ち方であり、日本の生活においても大切にしたい。

Boboさんのお家で手仕事を学ぶことが毎月の楽しみ

大学が提供するキャリア支援センターを活用しよう!

  • 留学先探し : ボランティア

留学中には当初の留学計画に縛られず、常に計画をアップデートすることを心がけよう。私の場合、留学計画に組み込んでいたデザイン学部の授業が取れず、11月に計画を変更する必要があった。途中、プレッシャーと北欧の冬の暗さ&寒さに気分が下がったが、現地でできた繋がりの中から活動先を探し、他にもボランティア先を見つけた。特に、ボランティアを応募する場合、英語でCVを用意する必要がある。その場合には、応募にあたり留学先大学のキャリアオフィスにCVのアドバイスをもらいに行くと良い。

コペンハーゲンファッションサミット学生ボランティアと一緒に

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中には大学の授業を通しての学びももちろんあるが、学外活動の体験から得るものの方が大きかったと感じている。自分の進みたい将来の道をしっかりと心の中で描くことができなくても、自分自身や身の回りの生活を見つめ直し、自問自答を繰り返すことが大切だと思う。