留学大図鑑

福祉先進国フィンランドからの学び

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 社会科学研究科
  • フィンランド
  • トゥルク
留学期間:
11ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 2,010,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 ネイティブレベル ネイティブレベル

留学内容

福祉分野、特に高齢者と育児サービスがどのように供給されその仕組みがどうなっているのか、フィンランド型の福祉社会を理解するためにフィンランドへ留学。講義や専門家と話すことで福祉制度についてたくさの理解と知識を得た。留学中、福祉が充実した国であるにかかわらず生活に不満のある移民との出会いで転機が訪れる。そこからはフィンランド型福祉国家の抱える課題が浮かび上がった。以降は、移民の生活支援を行うNGOと密接に協働し、フィンランドにおける移民の暮らしについて研究を進めた。その経験をもとに修士論文を作成し、結果として福祉だけでなく移民という新たな社会問題に気づき、福祉と移民の関係について知見を広げることにつながった。

留学の動機

高齢化する日本社会が抱える問題を客観的に読み解くと同時に打開策を考えるため、福祉先進国であるフィンランドへ留学を決意。社会学専攻であり、留学先でも社会学の観点から福祉社会を広く理解するため、社会科学に所属した。

成果

フィンランド型福祉国家と福祉社会についての理解と知識を深め、同時にフィンランド社会が抱える課題を発見した。その発見から、福祉面で北欧型の政策を参考とする今後の日本が取り組むべき課題について、考えるきっかけを得た。また、本留学をもとに修士論文を作成できたことも大きな成果である。

ついた力

自己再帰力

自己を再帰的に見つめ直す力。留学先で感じたことをなぜ、そのように感じたのか、自己の内面を客観的に分析することができ、自己の内発的発展を促すばかりでなく物事を考える上での思考力向上にもつながる。留学先に実際に訪れ異文化を実体験し、その違いを他人に説明し他人からフィードバックをもらうことで磨かれた。

今後の展望

留学中、移民として働くことが困難であると言われるフィンランドで働き暮らす日本人と出会い、その出会いをきっかけに日本人がどのようにフィンランドにやってきたのか、どのようにして職を見つけたのか、研究を通じて理解を深めていきたい。

留学スケジュール

2018年
8月?
2019年
5月

フィンランド(トゥルク)

福祉分野、特に高齢者と育児サービスがどのように供給されその仕組みがどうなっているのか、フィンランド型の福祉社会を理解するためにフィンランドへ留学。講義や専門家と話すことで福祉制度についてたくさの理解と知識を得た。留学中、福祉が充実した国であるにかかわらず生活に不満のある移民との出会いで転機が訪れる。そこからはフィンランド型福祉国家の抱える課題が浮かび上がった。以降は、移民の生活支援を行うNGOと密接に協働し、フィンランドにおける移民の暮らしについて研究を進めた。その経験をもとに修士論文を作成し、結果として福祉だけでなく移民という新たな社会問題に気づき、福祉と移民の関係について知見を広げることにつながった。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

アウラ川から眺めるトゥルク大聖堂
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

心の健康

秋から冬にかけて日照時間が急激に短くなるフィンランドでの滞在は想像を超えるほど辛いものでした。朝起きても日の光を拝めず、街は夏とは異なりゴーストタウン化。暗く、人気のない街で3ヶ月以上を経過した時点で鬱状態にあることに気がつく。大学付属のクリニックを利用(無料←ここだけは最高)し、人生初のカウンセリング通いを始める。自分の心理、精神と真っ正面から向き合い、生活習慣の改善を試みた。ストレスと向き合う術、人間関係を良好にさせる手段、鬱状態を切り抜ける手法を、カウンセリング分析と心理学書、オンライン資料、スポーツ選手の心理状態から学習することで、独自に考案した。心の健康は生活上のパフォーマンスを向上させるだけでなく、人生の幸福度を高め、日常生活を豊かにしてくれる基盤である。

湖と森の国フィンランドの大自然

大卒から就職直行コースは選択肢の一つでしかない

  • 単位・留年 : 休学・留年

文部科学省の調べによると、昨今、留学後のキャリアへの不安が留学を踏みとどまる大きな理由の一つとして挙げられています。そこで留学経験を基にわたしの考えを述べたいと思います。わたしは休学、留年を課題として認識しておらず、過程あるいは選択肢として捉えています。しかし、四年で大学を卒業し就職を唯一の選択肢であると考える人にとっては、留学は無駄な寄り道のように映るかもしれません。時間的なことを課題と考えている人は、なぜ大学を四年で卒業し、就職する必要があるのか問いただしてみて下さい。そると、なぜ留学することで生じるタイムラグが問題であるのか、あるいはそうでないのかが見えてくると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

温故知新-古きを温め新しきを知る。留学経験のある人に話を聞き、自身の留学を新たしくデザインしてみ下さい。