留学大図鑑

古田能農

出身・在学高校:
新潟県立佐渡高等学校
出身・在学校:
金沢大学
出身・在学学部学科:
薬学類
在籍企業・組織:

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医療系のアメリカ長期研究留学

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ベイラー医科大学 
  • アメリカ合衆国
  • ヒューストン
留学期間:
12か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 2,200,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL iBT 106点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<GRE general 313点 >

留学内容

変性神経細胞の免疫細胞による排除メカニズムの解明
アルツハイマー病などの疾患では、多くの脳内の神経細胞は死んでしまい(変性という)、認知や記憶など機能的な障害を呈す。現在このような変性神経疾患を根本的に治療する方法はなく、新たな治療法が望まれる。私はこのような疾患を治す方法を開発・実用化するために、米国で一年間の研究留学を行った。私は死んだ変性神経細胞が速やかに除去されることが変性神経疾患の進行を抑えるうえで重要だという仮説を立て、変性神経細胞がどのように体内から除去されるのか調べた。研究には線虫と呼ばれる虫を用い、遺遺伝子実験、薬学的実験を行った。結果、変性神経細胞内のカルシウムイオンが変性神経細胞の速やかな除去に必要であることを発見した。この発見は新しく、2019年6月をめどに筆頭著者でCell Reportsという科学雑誌に論文投稿準備中である。

留学の動機

日本の大学で薬学部に所属をしており、薬剤師になるべく多くの勉強をしていた。そんな中薬学部をドロップアウトしてアメリカでシステムエンジニアリングを学んだ友人がおり、彼の成功する姿にとても刺激を受けた。もともと脳疾患、特に痴呆症の治療には大きな問題意識を抱いていたため、彼のようにアメリカで、かつ自分の興味のあるフィールドで新たな経験を積みたいと考え、研究留学するに至った。

成果

一年間の研究留学中に、Houston Lysosome Clubという学術口頭発表会で口頭発表、Cell Reportsに筆頭論文投稿準備するところまで成果を得ることができた。留学を通して、アメリカの効率的な研究の進め方を学んだ。また意見を発し、それをすり合わせてより良い結論を導くという雰囲気がしっかりあり、それゆえディスカッションがとても盛んだと知った。

ついた力

視野力

ありきたりかもしれないが視野がとても広がったと感じる。留学以前の私は、良い人生とは大学に入り、資格を得て、学部・修士卒で大企業に入ることだと考えていたが、多様性にあふれるアメリカのアカデミアの環境に感銘を受け、人生の道は一つじゃないんだと考えるようになった。結果としていただいていた企業の内定を辞退し。アメリカの大学の博士課程に進学することにしたのも、視野力がついたおかげだと思う。

今後の展望

ベイラー医科大学で博士課程に進学をする。脳神経の再生医療研究に従事する。5、6年で博士号を習得し、その後は日本に帰国後医療系ベンチャーにおいて経営・研究開発に携わりたいと考える。将来的には脳再生医療の技術の実用化により、脳の問題で苦しむ全ての人を救いたいと強く考えている。

留学スケジュール

2017年
10月?
2018年
10月

アメリカ合衆国(ヒューストン)

ヒューストンの世界最大の医療センター、テキサス医療センター内にあるベイラー医科大学で外部研究員として一年間の研究留学を行った。指導教官であるDr. Zheng Zhouのもと、線虫を用いた変性神経細胞除去メカニズムの解明に関する研究活動を一年間行った。平日、週末問わず研究活動を行った。結果研究留学中に、Houston Lysosome Clubという学術口頭発表会で口頭発表、Cell Reportsに筆頭論文投稿準備するところまで成果を得ることができた。仕事以外のプライベートは、住居はアパートを借り一人暮らしをしていた。テキサス医療センター内には多くの医療機関があり、別の医療機関の研究者とも交流する機会が多く、彼らと野球観戦や観光なども良くしていた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

100,000 円

項目:渡航費・就職活動費・博士課程進学準備費・交際費

50,000 円

研究の様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

100,000 円

項目:渡航費・就職活動費・博士課程進学準備費・交際費

50,000 円

スペシャルエピソード

留学で確信した、“私はこれを目指す!”

研究留学する前は、ただ英語だとか海外生活だとかに憧れがあるだけだった。企業の内定もあり、最悪薬剤師の資格を使えばそれなりに安定した給料も得られると考えていた。しかし留学をしたことで、一度周りの人と違う環境で生活をし、一流の研究者たちと出会い、しっかり考える時間を得たことで、次第に脳疾患の治療ということに大きな興味関心を持つようになり、脳疾患で苦しむ人を救いたいという使命感が芽生えるようになった。この夢を達成するためには、大企業で働くこと・薬剤師として働くことが私にとっては得策ではないと思い、いただいていた内定はすべて辞退しアメリカで博士課程に進学することにした。海外での博士課程習得はとても難易度が高く、また5,6年もかかるとても長い道のりである。留学前はこのような選択肢を選ぶなんて微塵もあり得なかったが、留学後で、人生の目標がある今なら、このような道を選ぶことになんのためらいもないとまで思うことができるようになった。私は経営者・研究者として脳疾患治療薬の開発・実用化をし、患者様を救うということを、留学で確信した。

治療法が望まれる脳疾患

TOEFLスコアを100点オーバーする方法

  • 語学力 : 英語

英語圏、特に北米の教育機関に留学するためには、多くの機関留学生に一定のTOEFLスコアを満たすことを要求してくる。トップスクールになるとTOEFLで100点のスコアも必要になることもある。どんなに留学生が優秀でも、スコアを満たせないために留学できない人も多くおり、これは日本の社会にとっても大きな損失である。私は留学無し、独学で半年でTOEFL106点のスコアを獲得し、留学先の100点の要求スコアを満たし無事留学することができた。この経験をもとに、短期間でTOEFLスコアを上昇させる方法をまとめた。私と友人で運営するRyugaku ConnectというサービスでTOEFLの勉強法について記事を載せたり、コンサルティングを行っているため、気になる方はぜひご連絡していただきたい。以下サイトのURLである。 https://chutai-ryugaku-report.info/

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これから留学へ行く人へのメッセージ

どんな人にとっても留学は良いものだと思います。例えばこれといった実績がない学生研究者でも、研究留学することで多くを学ぶことができると思います。私も薬剤師医療コースの学生だったので研究実績はあまりなかったですが、思い切って留学をし研究力を大きく身に着けることができました。迷っている方はぜひ、チャレンジしてみることをお勧めします。