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出身・在学高校:
独立行政法人国立高等専門学校機構沼津工業高等専門学校
出身・在学校:
独立行政法人国立高等専門学校機構沼津工業高等専門学校
出身・在学学部学科:
総合システム工学専攻環境エネルギー工学コース
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年05月15日 初回執筆日:2019年05月15日

韓国で研究とコミュニケーションの国際化

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウソク大学機械自動車工学科
  • 韓国
  • 大韓民国全羅北道全州市
留学期間:
10/1~12/28
総費用:
400,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 280,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 845> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

沼津高専にて行ってきた、定点カメラを用いた交通流計測システム開発を基盤とした研究をウソク大学にて行った。ウソク大学にて、韓国語や英語による専門科目の授業を受講した。また、研究室内にある超音波診断装置を使った実験などもさせていただいた。所属先の教授の紹介により、コンピュータ工学科のIoT機器開発のプロジェクトの一つに参加した。また、高専で行っていた授業の一環で開発の経験を得ていたこと等から開発のリーダーを担当した。ウソク大学内で行われた研究発表へポスター発表にて参加した。1月下旬、研究内容をまとめて、韓国の済州島にて行われたAPIT 2019にポスター発表にて参加した。

留学の動機

2016年から1年間カナダで語学留学をしていたが、最後のほうでマンネリ気味となり公開を感じていたことが多かった。また、留学した際に周りの友人の多くが理系の学生であり、英語をただ話すだけではなく、技術者として扱うことに関して興味が出てきたため。

成果

大学内の研究発表においては、基礎的な分野は違うものの同じ自動車を扱う面で参考になる意見を多くいただくことができた。また、ポスター発表の分野にて最優秀賞を頂いた。済州島での発表では、同じ専門分野である機械学習や深層学習に関する研究をしている方々や、IoTに関する研究をしている方々の発表を聞くとともに、発表においてたくさんの意見を頂きとても充実した発表となった。

ついた力

非常時でも冷静に考え、判断する力

事前に自分が聞いていた説明と違っている部分が多く存在したことや、留学初日に登校した学会発表用の論文の審査が拒否されたことなどを通じて最初は焦ったり、動揺することが多かったが次第に自分がどうするばよいのかを段々冷静に考えることが出来るようになった

今後の展望

まず、今回行った発表がポスターだったので次はオーラルに挑戦したい。また、将来的には人口知能を活用する技術者として国内外を問わず活躍していきたい。今後の目標としては英語や留学に興味の薄い母校にて積極的にエヴァンジェリスト活動や留学振興のための活動を行っていきたい

留学スケジュール

2018年
10月~
2018年
12月

韓国(大韓民国全羅北道全州市)

沼津高専にて行ってきた、定点カメラを用いた交通流計測システム開発を基盤とした研究を3か月間ウソク大学にて行った。ウソク大学にて、3か月間韓国語や英語による専門科目の授業を受講した。また、研究室内にある超音波診断装置を使った実験などもさせていただいた。所属先の教授の紹介により、11月上旬から12月の中旬まで、コンピュータ工学科のIoT機器開発のプロジェクトの一つに参加した。また、高専で行っていた授業の一環で開発の経験を得ていたこと等から開発のリーダーを担当した。11月の中旬、ウソク大学内で行われた研究発表へポスター発表にて参加した。また、ポスター発表の分野にて最優秀賞を頂いた。1月下旬、研究内容をまとめて、韓国の済州島にて行われたAPIT 2019にポスター発表にて参加した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

40,000 円

生活費:月額

30,000 円

アルコールでご機嫌となった私(右)と教授(左)
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

40,000 円

生活費:月額

30,000 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

自分の留学目標の設定の一つに研究成果をまとめて学会で発表するというのがあった。それが留学の初日に提出期限だったため大変ハッスルして何とか投稿した。だが、論文の枚数制限のことをすっかり忘れて投稿してしまい論文審査拒否されるというとんでもないミスをやらかしてしまった。それなりに順風満帆な人生であったが今回初めて失敗を犯し、お祈りメールを喰らう羽目になってしまった

件のお祈りメール

いつでも使えるコミュニケーションの最強兵器

  • 語学力 : 英語

留学に行くまでに韓国語を勉強していたが、周辺の忙しさや文法などのとっつきにくさからあまり上手ではなかった(流石に今では話せるようになったが)。そんな時に代わりになったのが英語、最初は韓国の方と話すときにはもっぱら英語を使っていて、教授と大事な話をするときは必ず英語を用いて会話していた。また、時々韓国語の文法や単語で単語で詰まった時でも英語で代わりに話すこともあった。中国の方とも話すときも英語で話すことが出来たし、中央アジアもしくは西アジア圏の方と会話した時も英語を存分に活用することが出来た。留学の最初の躓きとしてコミュニケーションの不自由よく上げられるが、英語という二つ目の刃の存在によって気にすることなく、楽しく滞在することが出来た。

これから留学へ行く人へのメッセージ

これから留学、ということで目を輝かせ、希望に満ち溢れている人が多いと思う。非常に前向きで素晴らしいが新しい世界というのはつまり自分の常識や概念や考え方が通用しない可能性があるということ。挫折や失敗がそこら中に転がっている世界でもあるということにちょっと注意してほしい。かといって身構えすぎるのも良くないので「失敗を許容し何があってもポジティブシンキング」ぐらいのテンションで頑張ってきてください。