留学大図鑑 留学大図鑑

山本 黎

出身・在学高校:
神奈川県立光陵高等学校
出身・在学校:
明治大学大学院
出身・在学学部学科:
理工学研究科建築・都市学専攻
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年05月15日 初回執筆日:2019年05月15日

アーバンデザイン最先端の地で研究する

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of Washington College of Built Environments Department of Architecture
  • アメリカ合衆国
  • シアトル
留学期間:
4.5ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,030,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC935点、TOEFL95点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

アメリカ合衆国・ポートランドとシアトルに合計4.5ヶ月留学をしていました。建築と都市を境目なく考える思考力を身につけるため、アーバンデザイン最先端の地で研究をしたいと思い留学をしました。ワシントン大学大学院に協定留学をし、その前と学期の間に建築設計事務所にシャドウイングという形でインターンシップをしていました。

留学の動機

日本の都市はどこも似ていて、例えば駅前の景色はどこに来たのか忘れるくらい画一化していると感じていました。一方建築は一つ一つ個別解として建っている。都市を建築のように扱う事ができれば、大きな都市のスケールでもそれぞれの都市が個性を活かし、多種多様で豊かになっていくのではないかと考えました。そこで、建築と都市を境目なく一体的に思考するアーバンデザイン最先端の地に留学をしたいと思うようになりました。

成果

留学先大学院で取っていたスタジオでは、タイムリーに大きく変化をしているシアトルウォーターフロントに対して建築の提案をし、評価をいただけたことが成果です。しかし、他にもたくさん端的に説明できない成果があるように感じます。留学を通して、出会った様々な人との交流はとても貴重で今後の人生でも活きてくると確信しています。

ついた力

飛び出す力

飛び出して絶対損はないことを身をもって体験したからこそこれからも、どんどん飛び出して行きたいです。

今後の展望

今後は建築の設計を通して多種多様で豊かな都市を作っていくことに貢献していきたいです。

留学スケジュール

2018年
8月~
2018年
9月

アメリカ合衆国(ポートランド・シアトル)

ポートランドでは3週間の留学プログラムに参加していました。期間中は建築都市設計事務所にてシャドウイングという形で活動をしていました。プログラム主催者側の作成した課題に取り組みながら現地での事務所の働く姿を直に味わう事ができました。今まで日本でインターン等を通して訪れた事務所は設計をする段階で模型をたくさん作り検討を重ねる事が多かったのですが、留学先でお世話になった2つの事務所では設計が完了してから、完成品の模型を作ることが多かったです。設計という仕事の内容に大きな違いはないことを実感でき、国境を超えて仕事をすることに対する興味が高まった一方、双方の小さな違いも肌で感じ取ることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

お世話になった事務所で発表している様子
現地の大学院生と課題の提案の打ち合わせ
サタデーマーケットを訪れた時の写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2018年
9月~
2018年
12月

アメリカ合衆国(シアトル)

ワシントン大学大学院建築学科に協定留学をしながら、建築設計事務所にシャドウイングという形でインターンをしていました。大学にものを製作する設備が充実していたため、紙の上の設計だけでなく、設計して実物をつくる経験ができました。事務所では、シアトルの都市を車で回りながら開拓の歴史や地理の観点から都市を読み解く活動を行っていました。事務所の扱っていた設計の現場にも足を運び、都市に建築を設計することの面白さを体感しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ワシントン大学のW
四季の豊かなキャンパス
製作物が溢れる製図室
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

協定留学先のスタジオで最後に最終公表で発表した際、先生方に評価していただけたことが印象に残っています。帰国直前の、言ってみれば留学の集大成のような講評会で、留学を通して学んだ沢山のことを活かして発表ができたと思います。だからこそ、講評会に来てくださった講師の方々からよく分析ができている、実際に行ってみたいなど、評価してくださるコメントをいただけたことはとても達成感のある体験でした。留学すれば勝手に自分が変わるわけではないことは事前研修等で聞いていたので分かっているつもりでしたが、実際に留学してからそのことを強く感じました。留学中、自分は成長しているのだろうかと不安にかられることもありましたが、だからこそ最後の発表で成果を実感することができたことが自分にとって忘れられない思い出です。

最終講評会での発表の様子

視野が狭まらないよう他分野を専攻する友達と遊ぶ

  • 住まい探し : ホームステイ

留学先の大学院では学期中特に忙しくしていました。課題に追われ専門にのめり込みながらも学期前のホームステイで仲良くなった友達たちと観光やイベント、食事に出かけていました。お互い忙しいけど充実していることを共有すると、もっと頑張ろうと思えました。新しいラーメン店がオープンすると聞きつけたときは長い行列に並んでオープン記念のラーメンを味わいました。何かにのめり込むときほど、自分をふと客観視できること環境にいることが大切だと感じました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

全力で楽しんでください!!