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カッシー

出身・在学高校:
関西大学北陽高等学校
出身・在学校:
大阪大学
出身・在学学部学科:
外国語学部
在籍企業・組織:

ロシアや旧ソ連圏に留学したい人の相談に乗ります。ただ、返信遅いです。よろしくお願いします。


最終更新日:2019年05月14日 初回執筆日:2019年05月14日

生き方ロシア

留学テーマ・分野:
海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウラル連邦大学、文献学部
  • ロシア
  • エカテリンブルク
留学期間:
4ヶ月半
総費用:
900,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 890,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
ロシア語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TORFL 第一レベル> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

「ロシアで普通に暮らしながら、インターンシップや海外ボランティアに参加する。」これが留学の大枠です。現地の法律や制度は外国人が活動することを阻害しています。大国なので仕方ない側面もありますが、学生からビジネスパーソンに至るまで多くの人が苦労しています。そこで私はロシアで普通に暮らすことの難しさを知り、普通に暮らす中で、ボランティアやインターンをしていこうと決めました。実際始めてみると、やはり苦労しました。法律や制度の適用基準が曖昧で、役人による。モスクワやサンクトペテルブルクならともかくインターン先がない。結局はボランティアの先で受け入れてもらいました。しかし、縁はあるもので、一生懸命、ボランティア活動(日本文化の発信、日本語の授業)をした結果、奇跡的な出会いがあり、エカテリンブルクの地で「福島支援プロジェクト」を立ち上げることができました。結論から言うと、失敗は何度もしたが、最後に報われた留学でした。

留学の動機

「ロシアで普通に暮らしながら、インターンシップや海外ボランティアに参加する。」これが留学の大枠です。もちろんロシアにおいて日本の存在感がないことや海外で何かを成したいという気持ちもありました。ただ、根本はタイトルや「」内です。そもそも「何故ロシア」だったりとか、「何故普通のことをする」のかですがロシアに選んだんのは「近くて遠い国」であり、ここでなら何か出来るのではないかと思ったからです。

成果

多くのことを学び、経験しました。まずは一期一会の大切さを学びました。留学中は出会った人、一人一人から沢山の有益な話を得られました。そして、縁から始まったプロジェクトもあります。次にコミュ力もつきました。相手に節度を保ちながらも、主張出来るようになりました。日本では出来ない経験です。海外らしさもあって良い経験であり、アイコンタクトなどが出来るようになったので、コミュ力も伸びたに違いありません。

ついた力

巻き込み、コミュニケーション力

巻き込み力は、福島支援プロジェクトや青少年キャンプに参画した際に学び取りました。やはり、何をするにしても一人では成し遂げることができないことがほとんどなので、積極的に人を巻き込む必要があります。これらよ経験を通して培ったのが巻き込み力です。コミュニケーション力に関しては大学との揉め事や日々の生活の中で自然に得られました。

今後の展望

この留学で培った巻き込むことの大切さと一期一会を大切にする思いは今後の生活にも間違いなく役立つので、今取り組んでいる就職活動や就職後の社会人としての人生でも大切にしていきたいと思います。どのような道に進むかはまだ分かりませんが、一期一会を大切に出来る会社で働きたいです。

留学スケジュール

2018年
8月~
2019年
1月

ロシア(エカテリンブルク )

ウラル連邦大学に留学し、日本文化情報センターにて海外ボランティアに取り組みました。4ヶ月半の留学の中で最も成し遂げたと思える出来事は福島支援プロジェクトの立ち上げと青少年キャンプへの参加です。最初の2、3ヶ月は勉強とボランティア活動にそれぞれ取り組み、ボランティア活動については呼ばれる度に参加する程度でした。また、大学側とビザのトラブルがあったので予定していた計画はあまり出来ませんでした。しかし、後半からは怒涛の追い上げで、縁が縁を結んで予定外だが、やりがいのある海外ボランティアなどが出来ました。一期一会の大切さを学び取ったのもこの時です。

費用詳細

学費:納入総額

250,000 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

100,000 円

福島支援映画の上映会
青少年キャンプで作った絵葉書
費用詳細

学費:納入総額

250,000 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

100,000 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

何回も書きますが一期一会を大切にする気持ちだけは留学してはじめて得られたと思います。一期一会は普段全く気にかけませんが、しかし、我々の社会の根幹をなすものです。考えてみれば、一期一会がなければこの社会のみならず、人類、地球、宇宙もなかったに違いありません。そんな一期一会を意識せずに暮らすのは勿体無いと気付きました。

ロシアのお茶会にて

やはり必要な英語力

  • 語学力 : 英語

英語圏じゃないから英語なんて必要ないだなんて嘘です。英語圏じゃなくとも英語は必要です。というのも留学生全員が初めからその国の言葉を学んでから留学しているとは限りません。たまに英語しか話せない学生もいます。そんな彼らにロシア語だったり、その国の言語は通じません。そこは国際語の英語が必要なのです。ただ、英語に自信のないあなたにも朗報です。根本的な解決からは程遠いかもしれませんが、簡単な内容なら翻訳アプリで簡単に意思疎通出来ます。最悪はこの方法を用いたら良いでしょう。

留学前にやっておけばよかったこと

まずは徹底した下調べ。ロシアでは特に場所によっては何をするにも一苦労な場所が多くあります。適切な支援を受けられる場所かなど事前にもっと調べておけば、もっと楽しくて実りある留学になったかもしれない。

留学を勧める・勧めない理由

留学は勧めます。留学すると必ず気付きがあります。絶対にした方が良い。文化交流ももちろんだが、何かボランティアやインターンをしたら本当に多くのことに気付くことが出来ます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

失敗はする、ただ終わり良ければ全て良しの精神で頑張れ!