留学大図鑑

中尾祐大朗

出身・在学高校:
北海道札幌琴似工業高等学校
出身・在学校:
室蘭工業大学
出身・在学学部学科:
機械航空創造系学科
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

工学,とくに機械加工や生産技術といったところに興味がある方,もしくはそれらの分野について相談したいこと悩みなどがありましたら,遠慮なくご連絡くださいね! 皆さんとお話できること,楽しみにしています.

タイと日本のものづくりって何?

留学テーマ・分野:
大学生 : 研究室配属
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • チェンマイ大学 工学部 産業学科
  • タイ
  • チェンマイ
留学期間:
4ヵ月
総費用:
680,000円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC300点> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC485点>

留学内容

日本のものづくり分野において、繊細な作業ができる日本人だからこそ作り上げられる製品というものが多く存在します.しかし、日本にいるだけでは日本独自のノウハウや良さというものを感じ取ることができません.私は工作機械に興味があり,将来は世界を視野に入れた工作機械の設計者になりたいという夢があります.そこで、日本の企業が多く進出しているタイに行ってものづくり分野に身をもって接し、本当の日本の良さを発見・タイの実状を知るために,次の内容に留学計画を立てました.

①工作機械に関連するテーマで研究を行う (専門知識を身に付ける)
②共同研究に加わりタイが持っている技術的な課題について知る(タイの技術力を知る)
③日本・タイでそれぞれ行われる工作機械とその周辺機器に関する展示会に参加しヒアリングを行う(ものづくり違いやトレンドについて知る)

留学前は,タイの国民性からとにかく作ることに専念をしていると予想していたが,実際は改善や高効率,コストの削減などに取り組んでおり,日本とタイの産業の共通点が多く伺えた.しかし,IoTといった情報技術の導入は日本が進んでおり,タイの今後のニーズは日本にあるのではないかと感じた.

留学の動機

私は高校生のときから工作機械メーカーに就職して設計者になりたいと考えていました.そのため,会社の説明会やインターンシップ等に参加していたのですが,どの会社も販売数の大半がアジアや欧州であり,世界を視野に入れた設計や開発が必須であることを知りました.そうしたことから私は将来の夢を叶えるために,今しかできない留学に取り組むことを決意しました.

成果

・展示会では実際に現場で働いている人から新鮮な情報を聞き取ることができ,さらには,日本とタイのものづくりのニーズやトレンドを知ることができ,将来の夢に一歩近づくことができた.
・タイでは,学部生の活動の一環として工場見学が行われており,私は学部生と一緒に日系企業,ドイツの企業含めて,3か国の工場の特徴を一度に知ることができた.

ついた力

発言力

留学に行く前は,発言するにも行動するにも周りの目を気にしてしまい,率先して前に出ることがなかった(空気を読むのは日本人特有の性格).しかし,留学中,何か言わなければ物事が進まないこと(私の留学背景を相手は知らない)に気づき,言いたいことを言い可能な限り自分の想いを伝えるように心がけるようになり,留学後は,英語の授業では失敗を恐れず恥ずかしがらず,自分のスキルアップのために,発言できるようになった.

今後の展望

今回の留学では,一から留学計画を立てて受け入れ先とのコンタクトから準備までいろいろと取り組んできた.現地では,自ら立てた目的を達成するために行動をしいろいろと知れたという意味では,物事の進め方を実践を通して学ぶことができた.その貴重な経験を生かして,今後は自分の持ち味を生かしたプロジェクトを起こしたり,社会に貢献できるものづくりを提供していきたい.

留学スケジュール

2018年
11月?
2019年
2月

タイ(チェンマイ)

日本とものづくりの違いは何かを調べるため、工作機械とその関連機器の展示会JIMTOF(日本・東京)とMETALEX(タイ・バンコク)に参加してきた。違いとしては、日本では大型で複雑な製品を作り出す機械の注目度が、タイでは量産型用の機械や産業用ロボット専用のブースが用意されるほどロボットの注目度は高く、両国のものづくりの進歩具合について理解を深めることができた。こうした違いがなぜ生じたのか、受け入れ先の大学で前半の毎週行われたミーティングの際に,IoTの観点から専門の先生に聞いてみると、「ロボットの置き換えが行われているので将来,IoTの需要は高まるだろう」との回答を得られた。このときに思ったことは,現地に住んでいるからこそ感じ取れる産業の動向は,こうしたコミュニケーションの中で知れるのかもしれないということだ.そういった意味では,世界とつながるツールの一つとして語学は大事だと感じた..

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

34,000 円

生活費:月額

60,000 円

タイ・バンコクで行われた工作機械に関する展示会に参加
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

34,000 円

生活費:月額

60,000 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

こんなに時間に対してルーズなの?!
現地の学部生とチェンマイからバンコクにバスで移動し2泊3日の工場見学に参加してきました.初日は6時に集合しタイの砂糖工場を見てバンコク近くにある宿泊施設に行く予定でした.
しかし,6時になっても学生みんなが集まることがなく,なんなら6時10分ぐらいにぞろぞろと学生が来る感じでした.タイムスケジュール的には6時に集合になっているのですが,許容される範囲があるのでしょうか.
そして,実際に砂糖工場を見て食事をして宿泊施設に向かったわけですが,なかなか到着しない.さすがに疲れ果てて寝てしまいました.起きたときには宿泊施設についていたのですが,到着時間を見て驚愕.夜中の9時に到着する予定が日を越した2時でした! 5時間遅れのスケジュール・・・.
精神的に参りました.

チェンマイ大学 工学部 学部生との工場見学

つらいときは,AwayをHomeに!

  • 住まい探し : 一人暮らし

新しい環境に足を踏み入れたり,普段から周囲に頼る人がいない中で過ごすことは大変なストレスです.ましてや現地のことについて知らなかったりすると何を話せばいいのかわからないこともあります.そうした状態が続くと人と関わることもめんどくなり,迷子になってしまいます.そんなときはぜひとも自分のフィールドに人を呼び込むことをしてほしいと思います.
たまたま私はお世話になっている研究室に日本のアイドルに興味を持っている学生がいました.加えて,大学の周辺にたくさんの日本食料理がありました.某大手カレーチェン店や某手羽先店などなど.この環境を利用して学生を呼び込んで日本のことについてお話したり,その中でタイでの生活に照らし合わせて会話を弾ませたりしました.おかげさまで,私自身気持ちよく人と関わることができました.
留学をする上で,アウェイな環境は避けることのできない事ではありますが,ときにはホームに行って気晴らしする,日本を味わうといいでしょう.

日本のアイドルに興味を持っている学生との2ショット

これから留学へ行く人へのメッセージ

江副氏の言葉【自ら機会を創り出し,機会によって自らを変えよ】
どうしたらこれを達成できるか自分なりに考えてみました.まずは,[夢]を見つけることです.しかし[夢]を見つけるにも自分の想いや経験を[言語化]し整理することが大事です.その中で,夢を[具現化]していきます.そうすることで次のステージに進み機会を創り出すことにつながります.夢を見つけ学生の特権「留学」を活用して自らを変えてください!