留学大図鑑 留学大図鑑

高木超

出身・在学高校:
川越東高等学校
出身・在学校:
明治大学大学院
出身・在学学部学科:
グローバル・ガバナンス研究科
在籍企業・組織:
慶應義塾大学政策・メディア研究科


最終更新日:2019年05月14日 初回執筆日:2019年05月14日

SDGsを日本の自治体にローカライズする

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • クレアモント評価センタ―・ニューヨーク、国連日本政府代表部、世界基金
  • アメリカ合衆国・スイス
  • ニューヨーク・ジュネーブ
留学期間:
12カ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,500,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC850> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

● 専門機関で「自治体におけるSDGsのローカライズ」について研究生として調査研究
● 日本人で初めてUNITARが主催する「SDGsと評価に関するリーダーシップ研修」を修了
● 国連日本政府代表部でインターンをすることで、日本政府のSDGsを第一線で実感
● 国際機関(世界基金)で自分の専門である評価学を、実務レベルで経験

留学の動機

2015年9月に国連加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」について、当時自分が働いていた自治体でも必要になる考え方であると感じたが、実際に自治体職員としての経験を持ち、その文脈を理解した人間がSDGsを理解しなければ、SDGsの自治体での活用は、絵に描いた餅になってしまうと思い、自治体を退職して留学を決意しました。

成果

● 留学で得た知見を講演活動等で還元
● 鎌倉市SDGs推進アドバイザーを拝命
● 慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任助教に着任し、SDGsを研究/指導
● 月刊国際開発ジャーナルをはじめとした雑誌等でSDGsに関する寄稿や連載を行う
● 留学中に設立したNGO「SDGs-SWY」の共同代表として、国際会議への参加等を行う
● 留学中にNYの日本語新聞に留学体験記を執筆

ついた力

未完成力

これまでは、何かを公に発表する際には、全て完璧に仕上がってから発表していましたが、留学中にNGOを立ち上げる際、ウェブサイトのコンテンツなどが万全に揃う前にローンチしました。すると、協力してくれる人が現れ、数カ月できちんとしたコンテンツのあるウェブサイトに仕上がりました。きちんとしたコンセプトがあることが前提になりますが、今までの自分にはない経験を力を成功体験を得ることができました。

今後の展望

現在は大学の特任助教を務めながら、自治体のSDGsに関する政策アドバイザーや、前述のNGOの代表を務めているので、自治体やミレニアル世代の若者にSDGsを広める活動と、SDGsを実際に活用してもらえるような取組を続けていきたいと考えています。

留学スケジュール

2017年
10月~
2018年
9月

アメリカ合衆国・スイス(ニューヨーク)

同上

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

設立したNGOが、朝日新聞GLOBE+に掲載
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

国連職員をはじめとした国際機関で活躍することを目指す団体「国連フォーラム」のニューヨーク勉強会班に所属できたことで、多くの人との繋がりやネットワークが広がっただけでなく、友人が留学中の心の支えにもなりました。

お世話になった国連フォーラムNY勉強会班の友人

保険の内容は精査することをお勧めします

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

留学中に祖父が亡くなり、急遽一時帰国することになりました。その際も、近親者にもしものことがあった際に帰国費用を負担してくれる内容が保険に含まれていたため、安心して帰国できました。こうした細かい内容も留学前にはチェックしておくと良いのではないかと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中に沢山チャレンジすることをおススメします。後から思い返すと、成功や失敗に関わらず、その経験が重要だったのだと私は気づきました。