留学大図鑑

野田 拓

出身・在学高校:
三重県立尾鷲高等学校
出身・在学校:
立命館大学大学院
出身・在学学部学科:
理工学研究科
在籍企業・組織:

最終更新日:2019年07月19日

世界初の地震震源掘削プロジェクト

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of the Witwatersrand
  • 南アフリカ
  • ヨハネスブルグ
留学期間:
3ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」  - 円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC765点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

<テーマ>世界初の地震震源掘削プロジェクト
2017年3月に国際陸上掘削計画(ICDP)に採択され、震源域を直接観測するためのドリリングプロジェクト(Drilling into seismogenic zones of M2.0-M5.5 earthquakes in deep South Africa gold mines)に参加するため、南アフリカのWits大学へ3ヶ月間研究留学を行いました。南アフリカの金鉱山の採鉱は非常に深く、残された岩盤に大きな歪が生じることで地震が頻発しています。これらの地震の震源の深さは極めて浅く、地下の水平坑道から50~800メートル先にあり、世界的に見ても極めて貴重な研究フィールドです。(比較:震源の深さ 東日本大震災地下約25キロ 阪神淡路大震災地下約15キロ)
私は地下構造の推定を行う反射法地震探査という手法を用いて、南アフリカ金鉱山で起きたM5.5地震近傍の断層構造の解明に取り組みました。

留学の動機

大学3年生の時に、カリフォルニア大学デービス校で語学留学をしている時に自身の語学力の無さを痛感し、英語話者と対等に議論できる力を身に付けたいと感じました。その経験から、大学院では所属している研究室が関わる9ヶ国の国際共同研究を通じて、自らの専門領域に関する高度な理論と技術に加え、理工学全般に対する深い造詣について、英語でも表現し伝えられるようになりたいと思ったからです。

成果

「①研究」反射法地震探査のデータ解析を進め、新たな断層構造や貫入岩などを発見することが出来ました。
「②言語」自分の研究分野に関しては海外の研究者や学生と対等に議論できるようになりました。

ついた力

行動力

研究に行き詰る中で居ても立っても居られなくなり、自分から積極的に研究データの提供先であるSRK Consultingという鉱山コンサル会社のエンジニアを訪ね、研究について議論できる機会を作っていただきました。そこで頂いた有意義な意見やアドバイスを貰い研究が捗るきっかけになりました。海外であっても、自らレンタカーを手配し、必要な場所に行き、国際共同研究ができるようになりました。

今後の展望

今年の夏からもう一度南アフリカで研究活動をする予定です。国際共同研究のメンバーとして「新たな知見の得る」ために自分が出来ることに全力で取り組みます。

また大学では留学アドバイザーとして活動しているので、留学経験を沢山の学生に共有します。

留学スケジュール

2018年
8月~
2018年
11月

南アフリカ(ヨハネスブルグ)

2018年8月末~11月末 南アフリカ(ヨハネスブルグ)
Wits大学(主な滞在先)で反射法地震探査のデータ解析

2018年9月6日研究メンバーでワークショップを開催
CSIR(The Council of Scientific & Industrial Research) で研究者、鉱山のエンジニア、学生が集まりました。

2018年9月21日 南アフリカ(オークニー)
震源掘削が行われていたMoab Khtsong金鉱山を訪問しました。現場で何が起こっているのか学ぶことが出来ました。共同研究相手であるプリンストン大学の博士学生が断層から発生する地下水を採取していたので同行しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

30,000 円

生活費:月額

60,000 円

項目:航空券17万円 旅行10万円

540,000 円

Wits大学で研究している様子です。
国際共同研究メンバーの方々と(全員ではありません)
Moab Khtsong金鉱山地下3キロの掘削地点見学
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

30,000 円

生活費:月額

60,000 円

項目:航空券17万円 旅行10万円

540,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

指導教員のMusa Manzi上級指導員には研究面だけではなく、プライベートの面でもお世話になりました。毎週家に招いて夕食を振舞って頂いたり、ビリヤードをして遊んだりしました。南アフリカで充実した時間を過ごせたのは指導教員でもあり、友達でもあった彼のおかげです。

指導教員の家でビリヤードをしている時です。

危険なエリアは事前に知ろう

  • 生活 : 治安・安全

治安の良くない南アフリカで気をつけたことを紹介します。南アフリカでは、治安の良くないエリアと比較的安全なエリアがはっきりと分かれています。事前に危険な地区は調べ、グーグルマップなどでメモしておくと良いと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は新しい価値観に触れる貴重な機会です。Comfort Zoneから飛び出し何事にも主体的に挑戦してください。応援しています。