留学大図鑑

多々見鈴果

出身・在学高校:
金沢泉丘高等学校
出身・在学校:
金沢大学
出身・在学学部学科:
保健学類 放射線技術科学専攻
在籍企業・組織:

発展途上国の放射線技師を学ぶ!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • チュラロンコン大学 医学部 放射線技術学科
  • タイ
  • バンコク
留学期間:
2か月半
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 510,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

10年後までに途上国に技術指導で派遣されるためのステップにするために,途上国での放射線技師としての実践力・海外で研究にtryしてみる・様々な国の医療従事者とつながりをもつという3点を目標にした留学に取り組んだ。実際の内容は,チュラロンコン大学附属病院にて大学院生の授業や臨床実習に参加し,QCの意義や手技を中心に学んだ。さらにスタッフと協力して核医学研究に取り組んだ。また他国から来た研修生たちと交流した。

留学の動機

元々大学3年生の頃から留学生寮でアドバイザーとして暮らしており,留学生の友達が多くできたが,留学生の友達ができることだけに満足するのではなく,留学生たちと話をしているうちに「私も留学いきたい!」って思うようになった。特に,発展途上国から来た留学生と友人になることが多かったが,私自身の学部に通う留学生にはあったことがなく,発展途上国の放射線技師の存在に興味を持つようになったことがきっかけ。

成果

・実際に日本とはちがう途上国の病院で臨床実習を行った。さらにQCに関する勉強や手技を学びレポートにまとめた。・タイ人の放射線技師と協力して0から研究計画を作り,実際に実験を行うことができた。また,研究の結果を核医学部の担当医師に発表した。・タイ,ネパール,カンボジア,サウジアラビア,ブータン,フランス,ミャンマーからの医療従事者と友達になれた。

ついた力

深呼吸力

留学前はちょっとでも動揺することが起こるとパニックを起こし,すぐに親しい人に助けや助言を求めていた。しかし,留学を開始してすぐに担当の先生に留学中の研究計画の見直しを提案されたとき,パニックになってしまい,日本にいる親しい友人に電話をしたが,相手に迷惑をかけてしまった。その経験から,パニックになりそうなときは深呼吸をし,まずは騒ぎ立てないように,冷静に物事を対処するように心がけるようになった。

今後の展望

今後の一番大きな目標はJICAの放射線技師の途上国派遣に参加すること。そして,これから就職しても臨床業務にプラスして研究をし,国際学会や今回の留学で知り合った人と研究交流を続けていきたい。

留学スケジュール

2018年
4月?
2018年
6月

タイ(バンコク)

2018年4月
留学開始早々に担当の先生から留学中の研究計画にダメ出しをくらう。
タイは4月がお正月なので,先生方が大学におらず,休み期間中になんとか研究計画の軌道修正をメールにて行った。
また,この期間中に共に研究を行ってくれた病院のスタッフさんと仲良くなった。
大学院の授業や臨床実習に参加しはじめる。
他国からの研修生の友達ができる。
2018年5月
授業や臨床実習を受ける一方で,実験行った。また,実験結果のデータをまとめた。
臨床実習の中で,日本とは違う医療機器のQCに対する途上国の姿勢に興味を持つようになり,QCを中心に勉強させてもらうようになる。
2018年6月
研究結果および臨床実習(特にQC)にて学んだことをまとめる。
研究結果の報告は病院のスタッフたちに発表した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

126,000 円

生活費:月額

105,000 円

研究結果の報告での様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

126,000 円

生活費:月額

105,000 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

留学中にネパールから来た研修生(といっても40歳)の放射線技師の方と仲良くなりました。大学の寮の階が同じだったため,よく行き帰りを共にしていましたが,別の友達を含めて3人で出かけるときに彼が部屋から出てこなかったので,私が彼の部屋まで呼びに行きました。すると,2分だけ部屋に入って待ってて,と言われたので,少し嫌だなと思いつつ部屋に入ったところ,危ない目にあいそうになりました。でも何とか逃げ出し,無事でした。その後,彼には文句を言い,2度とこんなことしないでくれと言いました。その後,何度か彼の部屋に誘われることはありましたが,絶対に部屋には入らないようにしました。そのおかげで,何の問題もなく留学を終えることができました。さらに,危ない目にあいそうになった後,彼との関係は一時的に悪くはなりましたが,その後は普通に友達として仲良くなり,彼が帰る最終日にはそのことについて謝ってくれました。きっと私が部屋に入ってしまったことや私自身のあいまいな態度も悪かったのだろうと思っています。海外の人との交流で,これからも気を付けたいと思っている点です。

仲良くなってきたときにネパール語で書いてもらった私の名前

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

担当の先生から留学中の研究計画についてやり直しと言われたときに一番力になってもらった人がチュラロンコン大学病院の核医学部で働いている放射線技師の主任さんでした。どんな研究をすればよいのか,実験に必要な準備や実験中,実験後のデータの結果まとめなど,慣れない環境で戸惑っている私を手伝ってくれました。彼がいなかったら,私の留学は全く成り立たなかったといっても過言ではありません。最終日に感謝を伝えるため,日本語で「つづく」と書かれたTシャツをあげたところ,「これからも放射線技師として勉強を続けてください。そしてまた遊びにおいで。このTシャツの意味のように今後も良い関係を続けていきましょう。」と言ってくれて,とても嬉しかったことをよく覚えています

一番お世話になった放射線技師の主任さん
チュラロンコン大学病院核医学部の皆さん

とにかく色んな人に相談する!

  • 留学先探し : 大学院

大学の私の専攻では,大学から提供される留学がなく,これまでに私の専攻からの留学経験者はいなかったため,最初はどのようにしたら留学をできるのかがまったくわからなかった。しかしながら,大学が開催する留学フェアなどに参加することによって,留学経験者の方や学務の方からアドバイスを頂けたり,自分の担当教授や他研究室の教授にも相談をさせてもらったことによって留学先を決定することができた。私の場合は他研究室の教授から紹介してもらったタイの大学の先生に夏休みを利用して会いに行き,留学を受け入れてもらえるかどうかを聞いてから,留学計画を作成した。

これから留学へ行く人へのメッセージ

良い成果を残そう,良い留学にしよう,という思いが強いかもしれないですが,まずは留学自体を楽しむことを忘れずに!