留学大図鑑 留学大図鑑

ヨシヒト

出身・在学高校:
読谷高校
出身・在学校:
山形大学大学院
出身・在学学部学科:
理工学研究科
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年12月25日 初回執筆日:2018年12月25日

山形の技術を世界へ

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウーロンゴン大学
  • オーストラリア
  • ウーロンゴン
留学期間:
2か月
総費用:
400,000円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

ウーロンゴン大学のInstitution for Superconductor & Electronic Materials (ISEM)でセラミックス材料について学ぶとともに、自身の持つセラミックスの分析技術の提案を行いました。留学前は自分の中で海外の研究のやり方は理想だったのですが、実際に行ってみると理想とは違ったり、逆に日本のいい面も見えてきてよかったです。

留学の動機

研究室での生活で留学生の話を聞いたり、研究をしているうちに海外で研究してみたいと思うようになりました。大学に入学した時から海外に興味があったのですが、金銭的に行くことを諦めていたところ、トビタテのことを知り留学を決意しました。受け入れ先は、指導教員に相談し、自分の研究を活かせる場所としてウーロンゴン大学を紹介してもらいました。

成果

ウーロンゴン大学では3つのグループからセラミックス材料の酸素量測定の依頼を受けました。また、これらのグループとディスカッションを行い、自身の持つセラミックスの分析技術の有用性を示すことができました。また、日本とオーストラリアの研究の仕方の違いを実際に体験し、良い点と悪い点を学ぶことができました。

ついた力

人を頼る力

私は留学する前から自分で何でもやろうとする性格だったので、現地に着いてからはそのせいで人を頼ることが出来ませんでした。また、日本と違って察する文化がないので主張しないと誰も助けてくれませんでした。ストレスで体調を崩してからは、自分の思っていることを主張し、頼れるようになりました。

今後の展望

今回の留学を経て、自身の実力不足を痛感したので語学や研究に関してもっと広く深く学んでいきたいと思いました。そして、学生のうちにもう一度留学をしたいと思います。

留学スケジュール

2018年
9月~
2018年
11月

オーストラリア(ウーロンゴン)

ウーロンゴン大学のInstitution for Superconductor & Electronic Materials (ISEM)で3つのグループからセラミックス材料の酸素量測定の依頼を受けました。銅酸化物超伝導体の薄膜、機能性微粒子、リチウムイオンバッテリーの正極材料の3つの材料の測定依頼を受けました。また、これらのグループとディスカッションを行い、どのように測定するのかを検討しました。自分の知らない分野の面白さや見たこともない装置など新鮮な毎日でした。
留学中は寮に滞在していたのですが、料理中に焦がしてしまい、警報機がなって消防車が来てしまいました。ただ焦がしただけとは伝えたのですが、英語の訛りが強すぎて何も聞き取れなくて焦りました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ISEMの写真。全面ガラス張りでおしゃれ。
大学近くの海。嫌なことがあるとよく行ってました。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

留学中は嫌なことがあったら近くの海に行ったりインコと喋ったりしていました。人間慣れしているのか近づいても逃げないし、たまに返事の鳴き声をくれたりして優しかったです。

インコの群れ。夕方頃に芝生をよくついばんでいる。

頼れる人を探す

  • 留学先探し : インターンシップ

私は担当の人と合わなかったので、途中で上の人に言って変えてもらうことで解決しました。私の場合は現地に日本人が自分以外いなくて苦労したので相談できる人を早めに見つけた方がいいと思います。事前にメール等で日本人or日本に理解のある人を紹介してもらってコンタクトをとっておけば良かったのかもしれません。

留学前にやっておけばよかったこと

日本での当たり前が当たり前でなかったりして困ったり揉めたりしたので、受け入れ先とインターンの内容等をメールで細かく確認すれば良かったと思いました。

留学を勧める・勧めない理由

留学前は最高の場所だと思って行きましたが、実際に行ってみると理想と現実のギャップに絶望しました。本当のことは自分の目で見て、肌で感じないとわからないと思うので留学を勧めます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中は正直、いい思い出はほとんどありませんでした。今となっては笑い話ですし、そこから何か得られたことはあったと思います。楽しいことも辛いことも沢山経験してきてください!