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えりな

出身・在学高校:
京都市立京都堀川音楽高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

日本イタリア会館から学校を紹介してもらって留学しました。声楽と語学の勉強をするためにフィレンツェに留学しました。twitterは持っていますが使い慣れていないのでお返事が遅くなるかもしれませんが、お役に立てればうれしいです。


最終更新日:2018年12月12日 初回執筆日:2018年12月12日

音楽の本場イタリアで声楽と語学を学ぶ!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • イスティテュート・エウロペオ
  • イタリア
  • フィレンツェ
留学期間:
2018年7月28日~2018年8月21日
総費用:
680,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 450,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級、IELTS 6.0> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

イタリアのフィレンツェで三週間声楽と語学を学びホームステイを通してイタリアの文化に親しみました。また現地のイタリア人の前で歌わせていただく声楽の発表会に参加したり、ホームステイ先の人たちにキリシタン大名ゆかりのお庭を紹介しながら日本のお茶を飲んでいただいたりしました。

留学の動機

以前から歌ってきたイタリア歌曲を、実際にイタリアの土地を踏んみて、現地の言葉を使ってみて、イタリアのことをもっと知った上で、表現して歌いたいと思ったからです。また多感な高校生のうちに留学することで、より多くのことを吸収し、自分の世界を広げたいと思ったからです。

成果

日本では学べないイタリアの歌へのアプローチの仕方を学ぶことができました。そして歌を使って何かを成し遂げたいという思いが高まり、また自分や日本社会に対する疑問点についてなど、日本の中にいて感じることができなかったことを感じることができました。

ついた力

自分の欠点や自分自身と向き合う力がついた力

イタリアに行ってから、歌のことだけでなく、グローバルな知識や社会的経験の少なさから自分がどれだけ無知なのかを思い知らされました。しかし、自分が持っているものを認めて学んでいこうという前向きな姿勢を持ち向上心を奮い立たせて、この留学から多くのことを学びました。

今後の展望

海外の芸術大学または音楽学部への進学を目標にアンテナを広く張って、音楽でできることをもっと見つけていきたいです。そして今回の留学で音楽以外のことももっと学んでいきたいという思いが強まり以前から興味を抱いていた国際関係についても学んでいきたいです。

留学スケジュール

2018年
7月~
2018年
8月

イタリア(フィレンツェ)

月曜日から金曜日まで、朝9時から12時まで一回の休憩をはさんでイタリア語のレッスンを午前中に受けて、午後からは歌のレッスンを受けたり、レッスンがない日はフィレンツェの美術館や教会を見て回りました。教会で声楽のコンサートを見に行ったり、スクールが開いた発表会では現地のイタリアの方の前でイタリアの歌曲を歌いました。夕方はホームステイ先の方々とゆっくり食事をとりながらたくさんのことを話しました。

費用詳細

学費:納入総額

155,000 円

住居費:月額

103,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:外食代、観光代、お土産代

55,000 円

語学と声楽を学んだスクールで開かれた発表会にて
費用詳細

学費:納入総額

155,000 円

住居費:月額

103,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:外食代、観光代、お土産代

55,000 円

スペシャルエピソード

自分の国の文化を知ってもらう喜び

ホームステイ先でお抹茶をたてながらお茶の栄養成分や歴史、そして京都にあるキリシタン大名ゆかりのお庭の話しなどをして、日本から準備していった日本の茶畑や美しい庭園などの画像で作ったスライドショーを見せてあげたら「あなたの国について知ることができてよかった!」と喜んでもらえたことが本当にうれしかった。

ホストマザーとシェアメイトにお茶を体験してもらう

価値観のぶつかり

  • 住まい探し : ホームステイ

ホストマザーと毎晩夕食の後に討論をした。価値観の違いでぶつかったことが何度もあったけれど、自分の思いをはっきり口にすることで分かり合うことができた。

ホストマザーと私

留学前にやっておけばよかったこと

自分の行く国の地理についてもっと調べていけば良かったと思った。また自分の行くにとどまらずヨーロッパの事情についても今までにもっと関心を寄せれば良かったと思った。

留学を勧める・勧めない理由

高校生という多感な時期に留学をするチャンスを得て、新しい世界を知るという経験は、大きな自信につながり、自分の自己形成にも大きな役割を果たすのでぜひ留学を勧めます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

「英語ができないから留学なんて無理!」、「勉強があるから留学してる場合じゃない!」。これは聞くフレーズです。確かにコミュニケーションがとれないことは不安です。そして学校から出される課題もたくさんあります。私もトビタテ留学ジャパンに応募する前は、私に留学する余裕なんてあるのだろうかと応募するのを迷ったことがありました。しかし今留学を終えて帰国して、本当に勇気を出して留学してよかったと思っています。