留学大図鑑 留学大図鑑

山口諒真

出身・在学高校:
岡山県立笠岡高等学校
出身・在学校:
佐賀大学
出身・在学学部学科:
経済学部経済学科
在籍企業・組織:

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最終更新日:2017年01月31日 初回執筆日:2017年01月31日

ミャンマーで人のため自分のために働く留学

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NPO法人ジャパンハート
  • ミャンマー
  • ヤンゴンマンダレー
留学期間:
6か月
総費用:
300,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 94円

語学力:

言語 留学前 留学後
ミャンマー語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

ミャンマーで国際医療活動をおこなうNPO法人ジャパンハートで約半年間ミャンマーでインターンシップをさせていただきました。インターンでは国際協力の現場でおこなわれる事務作業から自ら新規事業を立ち上げる経験まで幅広く経験させていただきました。
特に印象に残っている仕事は、活動地の病院で入院患者さんにより良い入院環境を届けるために考案した、入院中の内職事業(アクセサリー製作)と保健教育プログラムの開発です。この活動は自分自身がミャンマーで発見した課題を解決するためにアイデア段階から構想し、最終的にはクラウドファンディングで1,635,000円のご支援をいただき実現したものです。詳細はこちら( https://moon-shot.org/projects/75 )

留学の動機

中学生のころにテレビ番組「情熱大陸」でインターン先となるジャパンハートの活動と代表の吉岡秀人医師が紹介されているのを見て、自分も将来このような団体でこのような人たちと働いてみたいと思ったのが最初のきっかけです。
大学生になり何かチャレンジしたい、自分のちからを試したいという想いと、将来途上国で働くための経験をしたい、途上国の人のために活動したいという想いから留学を決めました。

成果

活動地の病院で入院患者さんにより良い入院環境を届けるために考案した、入院中の内職事業(アクセサリー製作)と保健教育プログラムの開発です。この活動は自分自身がミャンマーで発見した課題を解決するためにアイデア段階から構想し、最終的にはクラウドファンディングで1,635,000円のご支援をいただき実現したものです。詳細はこちら( https://moon-shot.org/projects/75 )

ついた力

自分のエゴと向き合う力力

自分のやっている活動はミャンマーの貧しい患者さんのためと言いつつ、自己満足やエゴではなのではないのだろうか?そのような悩みを常に抱えていました。最終的にこの悩みを解決してくれたのは入院患者さんたちでした。ぼくが自己満足かもしれないけれど何かをすることで、目の前で喜んでくれる入院患者さんがいることで、自己満足であっても誰かが喜んでいてくれていたらそれで良いのだと自分の中で納得することができました。

今後の展望

将来は自分にとってもやりがいがあり、社会にとってもポジティブな影響を与えられるような仕組みやアイデアを実現させていける人になりたいと思っています。

留学スケジュール

2014年
8月~
2015年
2月

ミャンマー(ヤンゴン、マンダレー)

ミャンマーで国際医療活動をおこなうNPO法人ジャパンハートで約半年間ミャンマーでインターンシップをさせていただきました。インターンでは国際協力の現場でおこなわれる事務作業から自ら新規事業を立ち上げる経験まで幅広く経験させていただきました。
特に印象に残っている仕事は、活動地の病院で入院患者さんにより良い入院環境を届けるために考案した、入院中の内職事業(アクセサリー製作)と保健教育プログラムの開発です。この活動は自分自身がミャンマーで発見した課題を解決するためにアイデア段階から構想し、最終的にはクラウドファンディングで1,635,000円のご支援をいただき実現したものです。詳細はこちら( https://moon-shot.org/projects/75 )

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

入院患者さんがアクセサリー製作をおこなう様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

ヤンゴン国際マラソンでのエピソードを紹介させてください。毎週月曜日、僕はミャンマーの視覚障がい者の職業訓練のサポートをさせていただいていました。そこでお昼ご飯を食べている時に、一人の少年がマラソン大会に挑戦したいと思っていることを知りました。
ミャンマーでは目の不自由な方が自由に走ったり、運動できる環境が少ないのですが、彼はとても挑戦したがっていたので、チャレンジを応援させていただくことにしました。
マラソン大会当日僕たちは緊張していました。練習でもハーフマラソン21kmという距離は一度も走ったことがありませんでした。正直、僕は21kmを制限時間内に走り終えることは厳しいと考えていました。
途中しんどくなり立ち止まりそうになることもありましたが、彼は最後まで諦めることなく走り続け、制限時間内に21キロのハーフマラソンを完走しました。これはヤンゴン国際マラソン史上初のことでした。21kmを走れと言われると先が見えず誰もが途方に暮れてしまいます。でも、途中にある次の1km、次の1kmと目の前にある目標に向かって、小さくてもいいから一歩を踏み出し続ける。そうすると少しづつ、でも確実にゴールに近づいていきます。
「大切なのは、一歩を踏み出し続けること。」僕は伴走しながら、一歩でもいいから踏み出し続けることが大切なんだということを、彼から教わりました。

ヤンゴン国際マラソン完走後の写真

休学することに対する不安

  • 単位・留年 : 休学・留年

休学して留学/海外インターンに行くことに不安を感じている人は多いのではないでしょうか?ほかでもない僕自身も休学することに対して漠然とした不安を感じていたひとりでした。
なぜ休学に対して“漠然とした”不安があったのか考えてみます。
① 周りの友人たちと学年がずれてしまう。
② 休学してチャレンジしている人が周りにいない。
③ 自分に自信がなく将来がなんとなく不安。
今になって考えてみると、具体的な不安ではなく、漠然とした不安だったことが分かります。すべての不安が漠然としたものであり、よくよく考えてみると自分に本当にやりたいことにチャレンジするためのリスクと考えるとどれも些細なものです。実際に休学して海外インターンを経験したことで、残りの大学生活の過ごし方も変わりましたし、僕自身に関しては人生の大きな転機になりました。
もしいま自分のやりたいことがあって休学を検討している方がおられるとしたらなぜ不安を感じているのかを考えてみるのもいいかもしれないですね。最終的には自分の決断で決めた選択がもっとも良いものだと思います!

実際の休学願

留学前にやっておけばよかったこと

特にやっておけばよかったことはありませんが、もっと早くに海外や留学を経験しておけばよかったと思います。

留学を勧める・勧めない理由

何か将来やりたいことがあって、その実現のために海外留学やインターンを検討している方にはぜひ留学へのチャレンジをおすすめしたいです。目標がある留学を通じて得られる学びや経験は成功も失敗も含めて自分自身の人生を豊かにしてくれるものだと自分自身の体験から感じています。

これから留学へ行く人へのメッセージ

将来の夢や目標を達成するために海外への留学やインターンシップを検討している方は、ぜひ飛び立って失敗も成功もひっくるめて、たくさん素敵な経験をしてきて下さい!僕自身もまだまだですが挑戦し続けます。お互い頑張りましょう!