留学大図鑑

杉山咲良

出身・在学高校:
関西創価高校
出身・在学校:
創価大学
出身・在学学部学科:
経済学部
在籍企業・組織:

インドの魅力と社会問題を知る

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • デリー大学セントスティーブンスカレッジ
  • インド
  • デリー
留学期間:
10か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,500,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

インドが持つ多様な文化と、その一方で存在する諸問題への理解を深めたいと思い留学しました。デリー大学セントスティーブンスカレッジでは、経済学部に所属し、5科目(インド経済、開発経済論、ヒンディー語、インド文学、国際関係論)を履修し、多様な視点からアカデミックに、インドへの理解を深めることができました。また、私を含め2人の日本人とおよそ50人のインド人で構成される寮での生活を通して、お互いの文化、価値観を共有することができました。実践活動として、インド農村部で女性の貧血問題を改善するプロジェクト「インドへ届け!鉄なすプロジェクト」を実行しました。農村部のウッタルプラデーシュ州で活動するNPO法人アーシャ=アジアの農民と歩む会の協力を得て、現地でのインタビュー調査やワークショップの開催を行いました。インド農村部を訪れることで、普段生活していたデリーという都市部との、格差の実態を知りました。プロジェクトでは、様々問題も起き、たくさん悩みましたが、「今できることをしていく」力が身についたと思います。最終的には998個の鉄なすを日本からインドに届けることが出来、その内600個を農村部に暮らす家庭に配布することができた。また、貧血の改善のみならず、男尊女卑の伝統が根強く農村社会において、男性優先ではなく、家族全員が十分に栄養を摂取できる食事をするべきとの意識を啓発することができた。

留学の動機

大学入学時から、留学したいと考えていました。高校時代に起業家である白木夏子さんの活動に感銘を受け、途上国の貧困問題の実情を知りたいと思っていたからです。実際に、留学先を選択する際には、かねて文化的な魅力を感じ、多くの可能性を秘めるインドを選択しました。安全が保障も重要なポイントでしたが、これまでの交換留学生であった先輩からしっかりとお話を伺うことのできた、デリー大学への交換留学を決めました。

成果

大学の各授業は講義とチュートリアルによって構成され、講義ではノートテイキングとサマリー能力、チュートリアルではディスカッション能力が向上したと感じています。結果として、全ての科目で最高評価をいただくことが出来ました。「インドへ届け!鉄なすプロジェクト」では、600世帯に鉄なすを販売することができ、貧血問題とその予防策への理解を促すことが出来ました。

ついた力

今できることに全力で取り組む力

留学中は、様々な問題や悩みに直面しました。特に、プロジェクトで使用する鉄なすに高額の関税がかけられた際には、プロジェクトの失敗、協力団体からの信頼喪失を予期しました。そうした不安から、何も手をつけられない時期がありましたが、将来に不安を抱えていても何も変わらないと心機一転。今できることを全力でしていこうと気持ちを切り替え、活動することで、無事プロジェクトの目標を達成することができました。

今後の展望

将来は、全ての人をエンパワー出来る人になりたいです。この留学を通して、環境やシステムを変えること以上に、”人”や人々が暮らすコミュニティ全体の底上げが重要であると感じました。途上国の農村で生活に困る人、また日本で問題を抱えている人達が、環境に左右されずに可能性を発揮できる社会作りに貢献したいです。そのために、人材育成・組織開発の領域での学びと経験を得たいと考えています。

留学スケジュール

2017年
7月?
2018年
5月

インド(デリー)

デリー大学セントスティーブンスカレッジでは、経済学部に所属し、5科目(インド経済、開発経済論、ヒンディー語、インド文学、国際関係論)を履修し、多様な視点からアカデミックに、インドへの理解を深めることができました。また、私を含め2人の日本人とおよそ50人のインド人で構成される寮での生活を通して、お互いの文化、価値観を共有することができました。実践活動として、「インドへ届け!鉄なすプロジェクト」では、NPO法人アーシャ=アジアの農民と歩む会の協力のもと、農村部でインタビュー調査等のフィールドリサーチを行いました。鉄なすの使用法についてのパンフレットをヒンディー語で作成、紙芝居を使って説明するなど工夫し、600世帯に鉄なすを販売することが出来ました。また、男尊女卑の伝統が根強く農村社会において、男性優先ではなく、家族全員が十分に栄養を摂取できる食事の重要性を啓発できました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

寮生活
友人ご家族と観光
インドへ届け!鉄なすプロジェクト ボランティアスタッフと共に
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

人との繋がりを大切にするインドの人々の心に触れたとき、インドのことがとても好きになりました。上辺だけではなく、真正面から人と向き合う姿勢と、そこから生み出される深い信頼関係を感じる場面が多々ありました。寮で私が勉強していると、友人はノックもなしに勝手に入って、私のベッドの上に座っていることもありました(笑)。日本だと一見失礼に思われる行動かもしれません。しかし、そこから議論が始まり、友人との時間の共有が生まれました。たわいもないことから、お互いの国の文化、問題まで多くの時間を、友人と語らいながら過ごしました。勉強以上に、なによりも大切で思い出に残っている時間です。日本では、時に相手がどう思うかを気にして行動することがあると思います。しかし、このインドでの自分がどうしたいかという直感に従って行動する習慣が、より深い友情を築いてくれました。

気づけばいつも部屋にいた親友①
気づけば部屋にいた親友②
尊敬するヒンディー語の先生

インドで直面した英語の課題

  • 語学力 : 英語

インドで直面した英語の課題が、2つあります。ひとつが、インド英語です。インドのまなりは強いと聞いていたものの、インド国内でも出身地によって、そのなまりが違うことに驚きました。そして、苦戦しました。友人とは、話を重ねるにつれ徐々に慣れていきました。実践で慣れることが一番だと感じました。大学教授の英語が聞き取れない問題に対しては、予習によって克服しました。授業で出てくる単語を事前に予測できるため、授業内で何もわからない状況を防ぐことが出来たと思います。あとは、その繰り返しで、それぞれの教授の英語に慣れるのみでした!もう一つの課題は、定期試験での3時間のライティングです。インド人学生はものすごい速さで書きます。3時間で40ページを超える文章を記述するんです。初めての定期試験では1点という史上最高に低い点数を取ってしまいましたが、日々の授業を要約することで、英語での情報整理とスピーディなライティングの練習を行いました。そのおかげで、ライティングのスピードはかなり上がりました。講義中のノートテイキングにも役立ちました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は、人間関係、生活環境など0からのスタートがたくさんあります。そして、予期せぬ問題や悩みに直面します。だからこそ、大きく成長できる場であると実感しています。これから、留学へ行く皆さんには、思いっきり楽しみ、思いっきり悩んできて下さいとお伝えしたいです!