留学大図鑑

ダイチ

出身・在学高校:
国立熊本高等専門学校
出身・在学校:
三重大学
出身・在学学部学科:
三重大学大学院
在籍企業・組織:

最終更新日:2018年10月29日

福祉工学の最先端を学ぶ!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Massachusetts Institute of Technology, Department of Mechanical Engineering, Newman Laboratory
  • アメリカ合衆国
  • ボストン
留学期間:
3カ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 570,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

最先端として長年研究を続けてきたマサチューセッツ工科大学で福祉工学を学び,人間の機能回復についての知識を得ることを目標とする.
計画としては,マサチューセッツ工科大学の研究室に滞在し,期間中はひたすら研究を行う予定で現地へ行った.
実際に配属されてからは,下働きのような仕事が課せられて普通にするだけでは研究の本質に触れられる内容では無かったので,頑張って仕事を早く終わらせ,仕事の延長として自らやりたい事を提案する形で本質の部分に近づいて行った.
結果として,自分で研究の本質に関わる事もできて当初の目標に達成する事が出来たし,教授の期待以上に仕事を行ったため教授にも喜んで貰えて,来年度の後輩の留学にも繋げられたと思う.
今後は,今回得た知識を自身の研究である介護ロボットの研究開発に活かして,超高齢社会である日本の介護問題の解決に取り組みたいと思う.

留学の動機

ロボットという分野に興味を持っていたため,小さい頃からロボットに触れる機会が多かった.
その中で,日本で作られたロボットとアメリカで作られたロボットの違いに興味を持ち(日本の「ガンダム」とアメリカの「トランスフォーマー」のような感じ),アメリカでのロボット開発に興味を持った.
同じ研究室で留学をする学生が多かったのもあり,積極的に留学をやりたいと思えるようになった.

成果

アメリカでの講義は議論が活発という話を聞いていたが,それを実際に肌で体験する事が出来た.
語学学習という面でも,議論で使うような雑な(?)発音の英語を体験する事が出来てより実用的な英語を学ぶ事が出来たと思う.
知識面以外では,日本とは違う上下関係の在り方,集団の在り方を体験する事も出来て,日本の良い所,改善した方が良い所を考えられるようになった.

ついた力

積極的に踏み出す力

研究室で与えられた仕事が作業に近い物であったため,研究の本質に触れたいと思って頑張って仕事を終わらせ,次の仕事を自ら提案していった.
言われた仕事を従順に行うだけでも良いかもしれないが,批判される事も覚悟でその先を提案したために,教授にも気に入ってもらえたし自身もより良い体験をする事が出来た.

今後の展望

まずは,自身の所属している大学で行っている研究開発に取り組み,介護問題の解決に一役買えるように頑張ろうと思う.
将来的には研究者(大学・高専の教員)になり,アメリカで経験したように,学生が強制されるのではなくそれぞれが自発的に活動し,遠慮なく議論を行える場を自分で作って提供したいと思う.

留学スケジュール

2017年
9月~
2017年
12月

アメリカ合衆国(ボストン)

マサチューセッツ工科大学のNewman Labで,Krebs先生のもと3カ月間研究を行った.
リハビリテーションロボットのアプリケーション開発を任せられ,先生と議論を行いながら制作を進めていった.
初めての留学&マサチューセッツ工科大学に留学という事もあり最初は非常に緊張していたが,ミーティングで「Great」や「Excellent」を相槌で使う風習のおかげで自分が認められているような気になり,なぜか自身が湧いてきて,積極的に挑戦して行くようになれた.

脂っこい食べ物ばかりで何度かお腹を壊したので,もっと胃薬を持って行けば良かったと思った.

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

360,000 円

生活費:月額

90,000 円

項目:旅行,お土産等

250,000 円

留学最終日,MITの校庭で
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

360,000 円

生活費:月額

90,000 円

項目:旅行,お土産等

250,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

研究室でのミーティングで,相槌として「Great」や「Excellent」などの単語を使用していた.

日本では,人にもよるが,ダメな部分を指摘し,それを受けた人はミスを無くすように取り組んでいる気がする一方,アメリカでは,深い意味は無かったとしても肯定的な言葉を日常的に使うことで不思議と自信が湧き,非常に積極的になれる事を体験した.

アメリカ人は自己肯定感が強いというような話を聞くが,その背景が理解出来たような気がしたし,やる気が湧いて積極的になれる事は良い事だと思うので,自身もこの体験を広められるようちょっとした言葉にも気を使いたいと思った.

Krebs先生&研究室のメンバーと最終日のランチ

「英語」を勉強するのではなく「英会話」を練習する!

  • 語学力 : 英語

初めての留学という事で,やはり英語でコミュニケーション出来るかが心配だった.
日本での勉強は,単語帳を見てひたすら覚え,英会話の通信講座などで発音などを意識しながら話し方を練習していた.

実際に留学してみると,MITは優秀な研究者を集めているという背景もあり,ノンネイティブで英語を話す人と会話する事も多くあった.
そこで感じたのは,発音は結構,適当だということ.
もちろん,上達するには気を付ける必要がある部分ではあるが,まず,しっかりコミュニケーションを取れるようになる,という段階では,教材を眺めて練習するのではなく,とにかく会話をして体験を増やしていく事が大事だと思った.

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強.
上達していれば上達していただけ留学期間を情報収集の時間に割く事が出来るし,活動範囲も広がると思う.

留学を勧める・勧めない理由

留学は是非お勧めする.
日本以外を体験する事で,日本の良さや,日本に足りない部分が考えられるようになると思う.

これから留学へ行く人へのメッセージ

将来起きる事に対して必要以上に考え込み,不安になって足がすくむのは非常に損をしていると思う.
かと言って,ミスを気にしないで同じ過ちを繰り返すのも勉強出来ていない証拠だと思う.
つまり,「反省」する事だけは忘れずに,逆に言うと反省以外の事(不安になるとか,後悔するとか)はしないように意識して,積極的に挑戦して,時間を使って勉強出来る今を大切に頑張って欲しいと思う.