留学大図鑑 留学大図鑑

M.T

出身・在学高校:
青森県立青森高等学校
出身・在学校:
国際基督教大学
出身・在学学部学科:
教養学部 アーツ・サイエンス学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年10月29日 初回執筆日:2018年10月29日

イギリス大学院留学

留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • London School of Economics, MSc International Migration and Public Policy
  • イギリス
  • ロンドン
留学期間:
12か月
総費用:
5,500,000円 ・ 奨学金あり
  • (独)日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度」 4,424,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<IELTS 7.5> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC 960点>

留学内容

今回の大学院留学では、海外で生活しながら移民問題とその背景を理解することと、大学院という一つ上のレベルで、英語力を磨くことの二点を目標にしていました。

留学中はなるべくクラスメートと交流することを心掛け、また計画的に課題を消化するよう努めました。また、課外活動として、現地のオーケストラに参加して英語に触れる機会を持つようにしました。全体の所感として、大学院留学は、学部時代に経験した交換留学と比べても課題の量が多く、また授業のレベルも高いため苦労したことも多かったですが、ふと気が付いた時には語学力もだいぶ向上したように感じています。

留学の動機

直接的な契機は、学部で交換留学をしていた時期にアウシュビッツ収容所を訪れたことです。当時は開発学を専攻していましたが、初めての長期留学で自分自身もマイノリティーとして生活するうちに、先進国の移民問題に強い関心を持つようになりました。差別や社会統合の問題について、自分の社会を振り返りつつ深く理解したいと思い、大学院留学を決めました。

成果

留学先では、交換留学中に所属していたオーケストラに再び参加しました。また、交換留学に比べてクラスメートと過ごす時間も長く、一度目の留学よりも、人間関係や交流の幅が自然と広がったことが成果の一つです。また、問いに対して、より公正な視点で論理的に答える力が身についたと思います。様々な考え方に対して柔軟な姿勢でいることや、「当たり前」を疑ってみることの重要さが分かりました。

ついた力

何とかする力

私にとっての「何とかする力」とは、困難な状況でも目標を達成する力です。締め切りが重なったり、就職活動に追われて自信を無くしたりすることもありましたが、集中してアウトプットする時間を確保することが重要だと感じました。また目標を達成するためには、バランスも大事です。全部を頑張りすぎず、適度に息抜きをすることも、「何とかする」力の一部だと考えています。

今後の展望

私は来年の春から民間のメーカーに就職するので、海外のお客様とのビジネスに関わることができたらと考えています。移民問題とは少し視点が異なりますが、少子高齢化社会に貢献できるような製品に関わりたいと思い、就職先を決めました。大学院留学で培った、誰に対しても素直な気持ちで接することや、時間配分やスケジュールの管理、大事な場面で勇気をもって前に出る姿勢などを、社会人になっても活かしたいです。

留学スケジュール

2017年
9月~
2018年
9月

イギリス(ロンドン)

前年度の11月下旬に出願し、翌年1月にオファーをもらいました。大学院でのスケジュールとしては、9月から12月までの前期に4科目、1月から3月までの後期に2科目受講し、5月に期末試験を受け、8月中旬に修士論文を提出しました。私は就職活動も並行してやっていたので、スケジュール管理が大変でした。
留学中は、LSEの大学院生専用の学生寮に住んでいました。大学までは地下鉄で10分ほどの距離にあり、便利な立地でした。クラスの友達と顔を合わせることもできるので、寮生活にしてよかったと思います。
大学院留学を通して、授業中に積極的に発言する習慣もでき、主体的に行動する姿勢が身についたと感じています。

費用詳細

学費:納入総額

2,950,000 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

50,000 円

修論提出後にクラスメートと
費用詳細

学費:納入総額

2,950,000 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

50,000 円

スペシャルエピソード

就活にも効いた!留学経験

大学のオーケストラだけでなく、地域のオーケストラにも所属していたエピソードが就活で役に立ったように思います。一度目の留学だった交換留学時に自分から連絡を取り、入団したのがきっかけでしたが、二度目の大学院留学でも声をかけて頂き、再び参加することができました。面接では、日本人を受け入れたこともなく、年齢層も高い組織で活動するにあたって、苦労したことや工夫したことを話すようにしていました。チャレンジ精神やコミュニケーション能力があると評価してもらえたことが嬉しかったです。

オーケストラの演奏会にて

出願と留学準備

  • 留学先探し : 大学院

大学院への出願は11月下旬にしましたが、その前後の準備は思いのほか大変でした。大学4年の秋から冬にかけてのスケジュールだったので、卒論と並行して、奨学金の申請書類や、出願のためのエッセイ(志望動機書)を書く必要がありました。まだ修士論文で書きたいことがはっきりと決まっていないかもしれませんが、出願時にある程度考えておくことで、入学後の目標も立てやすくなるかと思います。また、教授の推薦状も2~3通必要になるので、計画的に準備することをお勧めします。イギリスの大学院の場合、1年間で卒業するため、入学後は思ったよりも忙しいです。留学中はアルバイトをするのは難しく、またOB訪問などもしづらいので、資金の確保や就活の方針など、全体的なイメージを持ちながら準備されるとよいかもしれません。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は、日本にいるときとはまた違った自分自身に出会えると思います。うまくいかずに落ち込むこともありましたが、思いもよらない自分自身の強みや、自分が本当に好きなことに気づくことができるのも、醍醐味の一つではないかな、と思います。周りと比べすぎず、ご自身の納得感や達成感を追求した留学生活になるよう、応援しています!