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しゅんじ

出身・在学高校:
茨城県立並木高等学校
出身・在学校:
琉球大学
出身・在学学部学科:
理工学研究科
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年10月31日 初回執筆日:2018年10月31日

海洋渦の最先端研究について学ぶ

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立台湾大学海洋研究所
  • 台湾
  • 台北
留学期間:
11ヶ月
総費用:
300,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 120,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

国立台湾大学海洋研究所にて、研究留学のため留学をした。中規模渦が台湾東岸の黒潮にぶつかったときに、琉球海流にどのような影響を及ぼすのかというテーマで研究を行った。流量、流速鉛直分布、ロスビー数を使い、海洋渦は遠く離れた沖縄の南に流れる海流にも影響があるという結論を出し、論文を書き上げた。九州大学・愛媛大学とのコラボ研究があり、3泊4日で観測船「海研一号」に乗り、CTD、TurboMAPを使った海洋観測を行った。インターンシップでは国立海洋科技博物館に行き、海洋生物の飼育管理を行った。マレーシアからのショートインターン生もおり、国際交流を行うことも出来た。これら二つの実践活動により、普段はPCの前でデータ解析を行っているだけであったが、現場に赴き、観測し、生のデータを収集することの重要性、生物学的アプローチの重要性を学び、海洋学というものについて新しい知識を得ることができ、広い視野を持つことの大切さを学んだ。また台大が留学生に対してどのようなサポートをしているのか、また国として留学生に対してどのような対応をしているのかについても学ぶことが出来た。日本とは英語によるサポートレベルが段違いの差があり、非常に驚いて、このままではまずいと感じた。たくさんの経験をすることができ有意義な留学生活となった。

留学の動機

大学院で、インドネシアからの留学生のチューターを行い、留学をしたいとの思いが強くなった。そして就活の時期になったときに、このまま留学をせずに、学生生活を終えていいのか、今しなければ後悔すると思い、行動に起こした。私は海洋渦について研究していたことから、それについて学べる所というのをベースに留学しようと思った。フェアや教授に話を聞き、海洋研究が盛んな国立台湾大学を選んだ。

成果

研究においては、一年という短い期間ではあったが、何とか行った研究を論文という形に出来たのは良かった。フィールドワーク、インターンシップからは、自分の行っている海洋分野とは、違ったことに触れることができ、海洋という分野は、幅広い世界であり、そして全てがどこかしら繋がっているという面白さがあった。パソコンの前で、研究しているだけでは知ることの出来ないものに触れられて、視野が広がったように思える。

ついた力

論理的思考,文化の違いを理解する,力

外国人とは、論理的に話さなければ、伝わらないことがあり、しっかりと話すことの難しさを知った。論理的に物事を考えて、話すことは少し身に付いたと感じる。
実践活動からは、1つの分野を同じ角度から見るのではなく、多方面から見ることの大切さを知った。
台湾と日本では、当たり前ではあるが、文化が違っており、それを理解することの大切さを知った。日本にいて、留学生と過ごしていても気づけないことの1つだった。

今後の展望

グローバルのことについて考えた場合、もっともっと日本人と外国人は触れ合っていくべきだと感じる。沖縄では基地問題があり、アメリカ人と難しい関係があるが、アメリカ人に限らず、日本人と外国人が、もっと気軽に交流できるような関係が築けるようにしていきたい。

留学スケジュール

2017年
9月~
2018年
7月

台湾(台北)

国立台湾大学海洋研究所に所属させてもらいました。教授から、琉球海流に関する論文をいただき、それについての要約を研究室のメンバーにプレゼンテーションを行い、理解を深めてから、与えられたテーマについて研究を開始しました。やはり難しいのは、分析するために書くcode であり、なかなか思ったような結果が出ない日々でした。しかし、周りには親切な教授、学生が多く、質問すれば解決するためのアドバイスをもらえる環境であったため、問題を抱えたまま研究をするということは、あまりなかったように思えます。研究内容については、4つの海洋物理学専攻の研究室が合同で行うセミナーが週1で行われており、そこで発表を行いました。また行った研究については論文にしてまとめました。留学前に、1枚論文を書けたらいいなと思っていましたので、目標に関しては達成することが出来たと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

40,000 円

生活費:月額

40,000 円

研究している私の姿
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

40,000 円

生活費:月額

40,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

台湾大学は、英語の授業にとても力を入れており、卒業するときに、何か代表的な英語の試験の点数が何点以上ないと卒業できないという条件があります。その中に、英語を使ったプレゼンテーション方法という授業がありました。これは英語に限ったテクニックではないですが、プレゼンテーションを行うときに、いくつかのテクニックを使うことによって、聞き手が、聞きやすくなる、聞いてもらえるようになるというテクニックを教わる授業でした。開始の仕方、声のトーン、声調、話題の作り方などを説明してもらい、それを授業の仲間たちと実践するというものでした。世界でもこのような授業を行っている大学は少ないと言われ、とても素晴らしい経験をさせてもらったなと感じました。

授業の先生と一緒に学んだ仲間たち

就職活動の遅れ

  • 単位・留年 : 休学・留年

私は留学終了時期が少し遅かったこと、研究が忙しかったことから、日本の就職活動時期に間に合わせることが出来ていません。そのため一年就活のために休学をしなければならない状況にあります。解決方法としては、大学院1年次に、留学することを決めて、早め早めに行動することをお勧めします。就活が遅れてしまい、少し不利かもしれませんが、留学したことに関して後悔はまったくありません。これから留学しようと考えている方は、必ずあなたを成長させる良い機会ですから飛び立ってください。

留学前にやっておけばよかったこと

日本国内の旅行。地方に住んでる方は、自分の県については、詳しくなっておきましょう。やはり旅行したいんだけど、どこがおすすめか?というのはよく聞かれました。

留学を勧める・勧めない理由

視野を大きく広げることが出来ることから、勧めたい。研究分野以外でも、海外と日本との授業の違い、中国語圏であっても、英語が重宝されていることを知る機会、文化の違い、その国から見える日本、外国人から見た日本について知ることができることは、価値がある。海外を見据えた日本人学生に出会えること、彼らがどのように考えなのかを知る機会を得ることができるのは留学をしなければ得られないものである。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学の準備は、大変だと思います。しかし留学することは自分の視野を広げる良いチャンスです。準備のための時間、お金は決して無駄にはならないと思います。チャンスがあるならば、挑戦しましょう。きっと何かを掴んで帰ってこられます。あなたの財産となるものを、この留学で掴み取りましょう!