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moeko

出身・在学高校:
非公開
出身・在学校:
北海道大学
出身・在学学部学科:
文学部
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年01月23日 初回執筆日:2019年01月23日

アメリカの大学院でアメリカ史を学ぶ

留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オレゴン大学歴史学科
  • アメリカ合衆国
留学期間:
2年
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • (独)日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度」 2,600,000円
  • 大学独自のもの 2,400,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL iBT 101> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEFL iBT 109>

留学内容

アメリカの大学院で歴史学の修士号取得を目指し研究しています。専門はアメリカ史で、具体的に20世紀の労働運動を研究対象としています。研究者を目指すうえで、アメリカ史の本場アメリカでトレーニングを受けたいと思い留学を決意しました。学術誌を読んでいて興味を引かれた研究者の方にコンタクトを取ったところ、とても好意的で丁寧な返事をもらうことができ、留学が現実味を帯びました。現在は修士課程に在学し、コースワークやTAとしての学部生の指導、修士論文の執筆を通して、研究者及び教育者としての訓練を受けています。

留学の動機

アメリカ労働史研究者から指導を受け、将来的に質の高い研究を発表する、という目標を叶えるために留学を決意しました。私の専門は流行の分野ではないので、日本の大学院でこのトピックを中心的に扱っている研究者の方があまり見つからず、本場アメリカに視野を広げました。いろいろな地域・ランクの大学を調べましたが、最終的には「自分の研究テーマに近い研究をされている人がいること」を最優先に選択肢を絞りました。

成果

コースワークはとても大変ですが、日々研究者としてのスキルを磨くことができています。膨大な量のリーディングを通して最先端の議論に触れ、授業内のディスカッションやレポートの執筆を通して自分はそれらの学術的な問いにどうアプローチしていくのか、徹底的に考えさせられます。日本で学士課程を終えた2年前と比較して、批判的な思考能力や史料を分析する力が圧倒的に伸びたと感じています。

ついた力

忍耐力

研究室の同僚は皆アメリカ人で、ゼミで彼らを相手にアメリカ史を議論するのはとても大変です。膨大な量のリーディングやライティングは、ネイティブスピーカーたちでさえ徹夜しながら必死にやっているので、ノンネイティブの私はそれ以上の努力を求められます。ですが単位を取得するためには、そういう苦しい状況にあっても投げ出さないで食らいついていかなければいけません。辛くても耐えて粘ること、その力が身につきました。

今後の展望

博士課程への進学を予定しています。

留学スケジュール

2017年
9月~
2019年
6月

アメリカ合衆国(ユージーン)

歴史学科に所属し、1年目はコースワークを中心に、2年目の現在は修士論文の執筆を中心に必要単位を取得しています。最初は課題を終えることだけで精いっぱいでしたが、2年目に入ってからは同僚たちと友好を深める余裕がでてきました。また、TAとして毎学期50人ほどの生徒を受け持ち、歴史の授業(ディスカッションセクション)を受け持っています。始めはとても緊張しましたが、毎週貴重な経験をさせてもらっていると感じます。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

20,000 円

項目:史料調査のための旅行

150,000 円

大学キャンパス
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

20,000 円

項目:史料調査のための旅行

150,000 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

歴史学科のコースワークはネイティブスピーカーにとっても膨大で、皆徹夜しながらどうにかこなしているような塩梅です。私も一番忙しい時期には朝7時前に登校して、翌朝5時まで居残り、その後一旦帰宅してシャワーを浴びまたすぐ登校、というようなことがありました。同僚たちは夕方帰宅する人が多いですが、私のように自宅よりオフィスで作業するのが好きな人もいて、そんな人たちと夜遅く一緒にココアを飲んだり少しお喋りしたりしたりしながら休憩する時間が大好きです。ネイティブスピーカーとノンネイティブ、という違いはありますが、同じ大変さを共有している人がいることにとても励まされます。戦友を得たような気持ちで、また頑張ろう、と思えます。

朝早く作業していたとき、虹が出ていて励まされたことも。

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

指導教員や学科の同僚たちには、感謝してもしきれません。
指導教員は、日本から突然メールをしてきて一緒に研究したいと言った私を温かく受け入れてくれました。始めは英語も拙く、彼にとってみれば支離滅裂なことばかり言っていたと思いますが、根気よく私の意見に耳を傾け研究をサポートしてくれました。
学科の同僚たちも、英語の拙さで判断することなくいつも私を受け入れてくれるので、彼らと時間を過ごすのはとても楽しいです。「留学生」としてではなく、同じ学科の仲間として接してくれます。私の愚痴や泣き言に付き合ってくれる特に仲の良い数名には、毎日救われている思いです。

大学周辺はカフェやバーも多く、仲間との息抜きにぴったり。

アルバイト

  • 費用 : 費用準備

費用に関して、私は大部分を奨学金で賄っているので自分で準備したのはビザや航空券代、引っ越し費用などが主です。それらの初期費用に関しては、前々からアルバイトで地道に貯金した分をつかいました。大学の学部生だと、アルバイトをするか、あるいは可能な場合は実家の支援に頼るか、という2つの選択肢があると思います。私は学部3-4年次、周囲の友人が就活で忙しくしている間、遊ぶ相手もいないので雑貨屋でひたすらアルバイトをしていました。将来のために一生懸命頑張っている、という点では同じなので、時々会って話をしお互い励まし合いました。足りない分に関しては、渡航前の1か月間ほど、住み込みのリゾートバイトをして貯めました。お盆時期に被っていたので、短期間でもかなりの額を稼ぐことができました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学はチャレンジの連続です。私はアメリカの大学院を経験している日本の指導教員から「留学はなんにも楽しくなかった」と聞かされていたので、かなりの覚悟を持って行きました。実際、プライドが粉々になるようなことばかりです。ですがそれでも食らいついていくことで、日々自分の能力が磨かれていくのを感じます。今より何かができるようになった自分を見てみたい、と思う方は、是非留学を考えてみてください。