留学大図鑑

とみた まりこ

出身・在学高校:
高等学校卒業程度認定試験
出身・在学校:
上智大学
出身・在学学部学科:
国際教養学部 国際教養学科
在籍企業・組織:
医薬品開発業界

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文系から公衆衛生修士へ

留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リバプール熱帯医学校
  • イギリス
  • リバプール
留学期間:
1年
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • (独)日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度」 4,163,666円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

留学の目標は、国際保健・公衆衛生の基礎知識を身に着け、今後グローバルヘルス分野で仕事を得るための土台作りを行うことでした。この目標を達成するには、今後のキャリアへ繋がる修論研究を行うことが重要だと考え、①今後伸びていきそうな分野で修論テーマを確定する、②医療系の背景知識が乏しいのでテーマ確定後は速やかに準備に着手することを意識しました。

①は周囲の応援もありスムーズに進めることができましたが、②は難しかったです。授業の復習と課題を優先してしまい、修論準備はゆっくり進行。これではまずいと思い、2月中旬からは週末やイースターなどの休暇期間も修論準備にあて、4月中旬からは指導教員と毎週話し合いをする時間を設けて頂くなど、遅れを取り戻すために必死でした。

グローバルヘルス領域は多様な分野が存在するので、網羅的に基礎知識を得ることは出来なかったと感じています。しかし、修論研究や留学中の出会いを通じて、興味のある分野については掘り下げて学ぶことができ、勉強以外でも今度の人生を築くうえで大切なことに気付くことができました。総じて、かけがえのない経験になったと感じています。

留学の動機

これまでの海外生活(西アフリカ、東南アジア)を通じて、健康の大切さを改めて理解し、人々の健康に寄与できる人になりたいという想いが強まりました。低中所得国を中心とした医療課題を扱う研究者が多数在籍する学校で、現場経験や医療資格のある学生と共に学びたく、イギリスの公衆衛生修士への留学を決意しました。

成果

子宮頸がんワクチンの費用効果分析ができたことは成果のひとつだと感じています。入学直後に難しいと感じた先行論文が、課程後期にはスムーズに読めたことには感動しました。また、何かを成し遂げるには専門知識や語学力だけでなく、もしかするとそれ以上に「一緒に頑張る仲間」の存在が重要だと考えるようになりました。チームの為になにができるかを自問し、できることを広げていきたいです。

ついた力

批判的思考力

授業や課題を通じて、エビデンスベースか、論理的に説明されているか、必要があれば場合分けをし、十分に論じられているか等、批判的に文章を読む練習を行いました。その結果、(良いか悪いかはさておき)論文を読むとき、他者の話を聞くときに、辻褄が合うか、根拠は確かで十分な説明がなされているかを意識するようになりました。

今後の展望

人々がより健康な状態で暮らせるよう、自分のできることをしていきたいです。

留学スケジュール

2018年
9月?
2019年
8月

イギリス(リバプール)

国際公衆衛生課程は3学期制で、1・2学期(9~4月)は授業、3学期(5~8月)は修論研究を行います。修論執筆までの流れは、~11月にテーマ・指導教官を決定、1月上旬に修論計画提出、5月に修論計画発表となっており、他の公衆衛生系の修士課程と比べ、修論準備が早くから始まるのが特徴です。

授業:1学期は2つの必須科目を3か月強かけて履修。2学期は選択科目を中心に1科目2週間かけて学び、2科目終わるごとに試験がありました。2学期は医療系の知識が求められる課題があったため、クラスメイトに相談したり、仲間と協力して課題に取り組みました。勉強は個人でやるものという認識が強かったですが、仲間と支え合い進める強さやメリットを実感したのはこの時期です。

修論:自習室に並ぶ“いつもの顔”に励まされながら進行。追い込み時期は7時半~21時、それ以外は9時~18時を目安に作業しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

授業の様子(グループワークが多い)
修論執筆中@自習室
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

気候も食事も合わないかも、そろそろ日本が恋しい~と思っていた留学終盤。リフレッシュのためロンドンへ行ってみたら、自分が知る「イギリス」との違いに驚愕!

美味しい魚が食べられる!
強風が少ないから傘が使え、移動が楽ちん!!
地区ごとに特徴があり、新たな発見ばかり。街歩きが楽しい!!!

ひとつひとつの瞬間に心が揺れて、この都市を中心にイギリスのことをもっと知りたい!という気持ちが湧いてきました。修論の合間を縫ってロンドンの美術館を巡ったり、街中を散策したりするなかで、大小2つのロンドンがあること、渋谷や原宿のような若者の地区もあれば、新橋や有楽町のような働く人の地区があること、こちらの人のパブは日本の人のカフェと同じような立ち位置であることなど、歴史や大衆文化に触れる機会に繋がりました。

勉強はもちろん大事ですが、留学生活の満足度を上げるには勉強以外にも目を向けることが大事なんじゃないかなぁと思いました。

ロンドンの歴史を学ぶなら@Museum of London
渋谷や原宿のような雰囲気@カムデンタウン
Socialiseするなら@英国パブ

受験・進学先選びでは、時間と労力を惜しまずに。

  • 留学先探し : 大学院

ひと言で「公衆衛生を学びたい」と言っても、様々な希望があると思います。例えば、低中所得国向けか、政治や経済などの社会科学寄りか、医療系の専門資格を持った人と共に学びたいか、修論研究でフィールド調査を行いたいかなど。こういった自分の希望を明確化し、理想の留学生活を具体化することが、受験・進学先選びで大事だと思いました。また、できれば多様な媒体を用いて情報収集を行うことをお勧めします。先輩の体験談・留学検討中の仲間との情報交換では、説明会やウェブページからは知りえない生の情報が得られることがあるので、それらを総合的に検討することで、満足度の高い留学に繋がると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学へ行く方の中には、夢や目標に向けて努力している方が多いと感じます。わたしもその一人です。困難はあると思いますが、一緒に頑張りましょう!