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アラキン

出身・在学高校:
出身・在学校:
大阪大学
出身・在学学部学科:
外国語学部 外国語学科 英語専攻
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年03月11日 初回執筆日:2024年03月11日

「座学と実践」でコミュ力上昇!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) コミュニケーション学部
  • アメリカ合衆国
  • ロサンゼルス
留学期間:
9か月
総費用:
2,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,530,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検1級> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

留学のテーマは「『座学と実践』でコミュ力上昇!」です。「座学」=「留学先大学で対人コミュニケーションに関する授業を受講すること」と「実践」=「現地の人々と実際にコミュニケーションをたくさん取ること」を同時並行して、コミュニケーション能力を向上させることが、留学の最大の目的でした。(私が伸ばしたかったコミュニケーション能力とは、「相手からの(非)言語メッセージを正しく理解し、自分のことを誤解なく(非)言語を使って相手に伝える能力」です。)具体的には、留学先大学で「パブリックスピーキング」や「会話の構造」等の授業を受講したり、多国籍の学生を集めて時事問題等のディスカッションをしたりしました。また、ハリウッドで日本政府等が運営する「ジャパンハウス」や日系企業のロサンゼルス支社に訪問させて頂く機会もありました。

留学の動機

留学前はコミュニケーション能力、特に発信力に自信がありませんでした。それを向上させる手段の1つが留学で、留学先には日本では珍しいコミュニケーション学部がありました。また、私の日本の大学で外国人留学生と交流するのが好きで、多様性に溢れるロサンゼルスで世界から集まった人々と交流してみたいという思いもありました。さらに、アメリカの音楽や映画が好きなので、その本場であるLAは私にとって最適な行き先でした。

成果

多様性に溢れるロサンゼルスで異文化理解を深め、座学と実践を通じてコミュニケーション能力を向上させました。「対人コミュニケーション」に関する勉強と現地学生との交流に注力しました。アメリカ人学生や外国人留学生とは異文化交流プログラムに加え、私的な交流を行いました。さらに、授業の内外で世界や日本に関わる時事問題等について議論しました。

ついた力

異文化コミュ力、議論する力、主体的な行動力

異文化コミュニケーション力:言語、文化、国籍を越えて相手のことを理解し、自分のことを伝える能力。

議論する力:相手の主張を正しく理解した上で、しっかりとした根拠に基づいて、多角的な視点から論理的に自分の意見を相手に伝える能力。

主体的な行動力:自らの意思で、何らかの行動を起こす力。日本の常識が通じず、黙っていたら誰も理解してくれない社会だったので、日々の生活で自然に鍛えられました。

今後の展望

留学生活の中で、現地の日本人や他国の人々と世界や日本のことについて議論し、「外」から日本について考える機会がたくさんありました。こうした経験から日本に対する関心が高まったので、今後も様々なバックグラウンドを持つ人々と関っていき、(私の本来の専攻分野である)外国研究を続けながら、日本の文化や歴史についてもよく勉強していきたいと思うようになりました。

留学スケジュール

2017年
9月~
2018年
5月

アメリカ合衆国(ロサンゼルス)

留学先であるUCLAコミュニケーション学部で「パブリックスピーキング」や「会話の構造」等の授業を受講しました。自ら計画したトビタテの実践活動(実社会との接点を持つ活動)として、多国籍の学生を集めて世界や日本に関わる時事問題等のディスカッションをしたり、私のような外国人留学生とアメリカ人学生との異文化交流プログラムやスイングダンス(アメリカ発祥の社交ダンス)サークルに定期的に参加したりしていました。また、ハリウッドで日本政府等が運営する「ジャパンハウス」や日系企業のロサンゼルス支社に訪問しました。これらの活動を通じて、異文化理解を深めながら、コミュニケーション能力を向上させることが出来たと思います。学生寮に住んでいましたが、アメリカ人学生と外国人留学生も同じフロアにいたため、彼らと勉強や交流をする機会は多くありました。最初は慣れなかったものの、日々の生活を自力でこなす自律性やサバイバル力も留学前より向上しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

キャンパスが綺麗なUCLA
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

日本のことが、とても好きになった瞬間

海外生活は非常に良い経験でしたが、食べ物は日本のものが恋しかったです。最初はピザが主食でした。本場のアメリカンファストフードは美味しかったですが、日本食がいかにバラエティー豊かで美味しいものが多いことを痛感しました。ロサンゼルスはアジア系の人々も多いので、UCLAにもアジア料理の学食がありました。正直、「なんちゃって日本食」が多かったですが、行列が出来るほど現地学生に人気でした。また、ロサンゼルスは日本人や日系人が多い場所であり、UCLAの比較的近くに「リトルトーキョー」や「リトルオーサカ」があります。それらの場所でで、私自身、日本で有名な飲食店等を留学中によく利用させて頂いていました。メニューは現地人向けのものもありましたが、「本物の日本食」が食べられたと思います。

学食で出た「月見うどん」 現地で月見は「ゆで卵」。

トビタテで助かった!

  • 費用 : 費用準備

アメリカの大学への留学費用(学費、住居費、生活費等)は高額になりがちですが、トビタテは応募した時点で国内で最も支援額が多い奨学金でした。しかし、正直なところ、トビタテの奨学金を頂いても留学費用を全部カバーすることはできませんでした。それでも、留学中と留学後の生き方をより有意義にするための事前・事後研修や個性豊かなトビタテ関係者とのネットワークを国内外で築けることは、私が思うトビタテの大きな魅力です。お金以上の価値があると言っても良いかもしれません。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は大変なこともありますが、世界を知り、自分や日本のことを再発見できるとても良い経験になると思います。迷っているならぜひチャレンジしてみて下さい!ただし、「身の安全と健康第一」で!