留学大図鑑

震災バネに、輝け東北!

留学テーマ・分野:
交換留学とボランティア、インターン
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • フロリダ国際大学
  • アメリカ合衆国
  • マイアミ・ニューヨーク
留学期間:
11ヶ月
総費用:
1,800,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 2,060,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準1級, TOEFL 82点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

「教育・地方創生・文化交流」の3つの観点から防災について学び活動し、日本の防災や災害支援について見つめ直す。教育的観点では、交換留学先の大学や現地の日本語補習校での震災講演や語り部を行った。地方創生の観点では、私の地元である宮城県南三陸町のNPO団体のロサンジェルス研修に通訳インターン兼参加者として参加し、アメリカと日本の町づくりの違いや、その中でNPOが果たす役割などを学んだ。文化交流の観点では、ニューヨークでビジネスを基盤に日本文化を発信する企業でインターンを行い、魅力あるイベントの作り方、異文化間での情報発信の仕方などを学んだ。

留学の動機

自らが被災した体験を生かし、大学1年生の頃から学生向けの被災地スタディツアーを地元の友人らと行なっている。復興を志す被災地に必要なのは、新しい変化を起こすグローバルな視点を持った人材だという事に、この活動を通して気付いた。故郷を離れた若者がそのまま戻ってこない、という現象は被災地以外の地方でも課題になっている。その中で、私は留学で学んだことを必ず故郷に持ち帰り、還元する人間になりたいと思った。

成果

現地で実際に活動していく中で、当初の計画通りには進まないことがほとんどだった。留学前には想像し得なかった素敵な人々と出会い、それが多くのチャンスに結びついた。一見自分のテーマには関係のないような活動でも、常に自分の心のベクトルを1つのゴールに向けることで、点と点、人と人とが繋がり、どの活動からも貴重な学びを得ることができた。視野を狭めず、何にでも挑戦してよかったと思う。

ついた力

行動、生き抜く、勇気を出す、人に頼る力

活動の中で初対面の人に何かを依頼する機会が多く、最初の3つの力をつけることができた。今では授業で発言したり、目上の人に意見を伝えることが全く苦ではなくなった。また人に頼る力は、私に最も欠けていた力である。人に頼るのが恥ずかしくて何でも1人でやろうとしていたが、インターン中に仕事に追い込まれ、完全に塞がってしまった時に同僚が助けてくれたことをきっかけに段々と人に頼れるようになった。

今後の展望

今後は大学にもう1年留年し、中高英語の教員免許を取ってから民間に就職しようと考えている。もちろん地元に帰って復興に一刻も早く携わりたい気持ちは常にあるが、今の状態で帰ってもできることは限られていると思うため、まずは社会を知り、言葉では言い尽くせない留学の学びを、効率的に地元の復興に還元させる方法を学びたい。その時、教員も1つの選択肢になるように、今は教職課程を修了する事に専念する。

留学スケジュール

2017年
8月?
2018年
7月

アメリカ合衆国(マイアミ・ニューヨーク)

「教育・地方創生・文化交流」の3つの観点から防災について学び活動し、日本の防災や災害支援について見つめ直す。教育的観点では、交換留学先の大学や現地の日本語補習校での震災講演や語り部を行った。地方創生の観点では、私の地元である宮城県南三陸町のNPO団体のロサンジェルス研修に通訳インターン兼参加者として参加し、アメリカと日本の町づくりの違いや、その中でNPOが果たす役割などを学んだ。文化交流の観点では、ニューヨークでビジネスを基盤に日本文化を発信する企業でインターンを行い、魅力あるイベントの作り方、異文化間での情報発信の仕方などを学んだ。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

40,000 円

大学の授業での震災語り部
LA市役所にて語り部と防災について意見を提言
NYインターン先での日本ビールイベント
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

40,000 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

ニューヨークに初めて遊びに行った時、Times Squareにディズニーやポケモンなどのたくさんのキャラクターがいて、驚きました。写真を撮りたいと思いましたが、さすがの私でも有料なのは分かっていたので諦めました。しかし、何と強引な事に、私と友達がツーショットを撮っている所や風景を撮っている所に勝手に乱入してきて、お金を請求してきたのです。ニューヨークに行った時は気をつけてください。

目を合わせたら最期...

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

インターン中に自分で0から企画した日本のクラフトビールイベントのポスターです。企画した本人がモデルになっているというイタい一枚ですが、すごく本格的に作ってもらいましたし、百聞は一見にしかずというので、自分がニューヨークでやったことを説明する時に使いたいです。

ビールが好きそうな、いい顔してます(笑)

ココでしか得られなかった、貴重な学び

これは、マイアミに滞在している時にインターンの行なっていた、日本語補習校での一枚です。3月10日(日本時間3月11日)に朝会でお時間をいただき、東日本大震災の語り部をさせて頂きました。子ども達は日本人の血を受け継ぎながらも、経験したことがないが故に、どこかおとぎ話のような感覚で「地震」や「津波」について把握しているようでした。被災当初、彼ら彼女らとほぼ歳の変わらなかった私の体験談を聞き、生の写真や動画を見て、驚きを隠せないようでした。私が冒頭に「自分がその状況にいたら、と想像しながら聞いてください」と伝えたため、私が親と再会を果たせなかった話や大好きな故郷の風景を失った話をすると、涙を流す生徒もいました。語り部を通して、将来日本とアメリカを繋ぐ架け橋になるであろうホープ達に、日本人として、そして人として大切なものはなんなのかを伝えることができたと思います。生徒達には、日本人の代表として、東日本大震災の教訓や防災意識を持つことの大切さを、アメリカで語り継いで欲しいと思います。

真剣に聞いてくれています。

貯金は必要

  • 費用 : 費用準備

トビタテからの準備金や奨学金の振込のタイミングは大学によって異なります。私の大学は月末振込だったので、最初の2ヶ月は親のお金や貯金に頼りました。現地でお金が底をつくことがないよう、振込のタイミングは事前に確認しておきましょう。また、これも大学によるかもしれませんが、留学中に変更申請を出し、審査にかけられることになると、審査が終了するまで奨学金が一時的に停止します。なるべく留学中に計画を大幅に変更することにならないよう、事前にしっかり準備、確認をして変更が生じる場合は留学前に申請しましょう。

アメリカで交換留学後にインターンしたい場合

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

アメリカでJ1 VISAで交換留学をした後にインターンをするという計画がよくあると思います。私もそうでした。無給のインターンをするというのが大前提で、方法は主に2つあります。まずはJ1のGrace Period (J1有効期限最終日から1-2ヶ月の猶予期間)を使ってインターンをする方法です。この場合、かなり短期のインターンになってしまうため、受け入れ先を探すのが困難になるというのが課題です。次にESTAという観光VISAで再入国するということです。私はこちらの方法にしました。ESTAなら最大90日間アメリカに滞在できます。しかしあくまで観光客としてなので、たとえ無給でも働くことは許されておらず、気をつけなければならないことが多くあります。1番気をつけるのは、再入国です。J1終了後すぐに観光VISAで再入国するのは不自然なので妥当な理由を考えておくことと、帰りの航空券が必須になります。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は人としての考え方の根本に影響するような、素晴らしい経験です。私の場合、留学後の方が留学前よりも友達がたくさんできているし、勉強も私生活も充実しています。多様な文化や環境に適応する経験をして自信がついたからだと思います。少しでも今の自分を変えたいと思っている人はたくさんいますが一歩踏み出せる人は少ないです。周囲の小さな環境に惑わされ、殻を破るチャンスを自分で潰さないでください。