留学大図鑑 留学大図鑑

なかちゃん

出身・在学高校:
東京学芸大学附属高等学校
出身・在学校:
東京外国語大学
出身・在学学部学科:
言語文化学部
在籍企業・組織:

留学に関する質問・ご相談があれば可能な限り応えさせていただきます。


最終更新日:2018年10月02日 初回執筆日:2018年10月02日

表現者と鑑賞者の架け橋に

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パリ第3大学、アート&メディア専攻
  • フランス
  • パリ
留学期間:
11ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 160,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
フランス語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

芸術の魅力をより多くの人に伝える方法を学ぶため、パリ第3大学では主に芸術理論の授業を履修しました。フランス人とのプレゼンやディスカッションを通してメディアとアートの関連性についても勉強しました。芸術の魅力を発信する活動の一環としては、トビタテの事前研修で出会ったアート系留学メンバーで立ち上げた「トビタテメディアアート」というブログにおいて記事を執筆しました。また留学中に出会ったトビタテ7期生の新井田さんの誘いを受け、パリのJAPAN EXPOという日本文化イベントにおいてよさこいを演舞しました。よさこいのインストラクターをパリに派遣してもらう際にはその費用確保のためクラウドファンディングの担当となり、メディアによる呼びかけを実践しました。

留学の動機

10年以上一輪車、創作ダンス、JAZZダンスと演技経験を続けている中で次第に舞台の企画や演出に興味を持ち、表現者と鑑賞者の架け橋になりたいと思うようになりました。美術館や劇場鑑賞も好きで、そういった芸術鑑賞をもっと身近に感じて欲しいという思いもあり、芸術鑑賞がより日常的と言われるパリで芸術の魅力を人に伝える方法を学ぶべく、アート&メディア学部のあるパリ第3大学への留学を決意しました。

成果

様々な美術館や劇場の歴史・役割を学んでいく中で、またアートの発展におけるメディア関与を知ったことで、芸術の魅力を発信していくにあたりメディアの価値は非常に大きいことがわかりました。特に日本の場合、例えば展覧会を開催する際、フランスのようにキュレーター(美術館員など)が企画するのではなく、テレビ局や新聞社が企画することが多いため、メディアとの関わりがより重要になることが判明しました。

ついた力

自分の人生を自分でデザインする力

留学先の大学がバリケード封鎖になり何をするのも自由になった時、自分は今まで他人の視線を意識するばかりに本当に望んでいることと向き合ってなかったと気づきました。その後日本食レストランのアルバイトやクラウドファンディングの実施など主体的に行動をしたことで、多少のリスクや恐れはあっても自分のやりたいことを選ぶ方が断然楽しいし成長できると実感し、人生を自らデザインできるようになりました。

今後の展望

留学先でメディアの影響力の大きさに気づいたので、今後は自分自身が広報やPRの仕方を学び、アート関連のイベント企画・広報を行いたいです。またよさこいのクラウドファンディング等を通して自分は誰かのサポートをするのが好きだと再認識したので、留学テーマだった表現者と鑑賞者の架け橋からさらに広げて、人と人の架け橋になれるよう主体的に行動していきたいと思います。

留学スケジュール

2017年
8月~
2018年
7月

フランス(パリ)

パリ第3大学アート&メディア学部において芸術理論の単位修得し、メディアとアートの関連性について洞察を深めました。またパリのジャパンエキスポにおいてよさこいを演舞し、一つの日本文化芸術を通じて国や文化の違いを超えて共感できることを実感しました。出演にあたりよさこいのインストラクター派遣を依頼する必要があったため、その費用確保のためクラウドファンディングの担当を引き受け、芸術の魅力を発信する活動を実践しました。留学中大学の授業以外にもアルバイトや留学生交流会における日本紹介イベントの企画など主体的に行動したことで、自分の人生を自分でデザインする力が身につきました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

50,000 円

クラウドファンディングを行う際に使った写真。
ジャパンエキスポにて。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

50,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学して初めての授業、ドキドキしながら教室に入るとそこは照明付きの小さなアトリで、中にいるのは15人くらいのフランス人だけ、これはやばいとパニック状態になりました。教授が生徒の名前を点呼しましたが、私の名前は呼ばれず。教授に苗字を聞かれましたが思わず名前を答えると「そんな人いないよ」と。もう一度今度はフルネームを口にしたら「ああ、苗字はそっちね」と言われ、そこでようやく自分のミスに気づき、もう本当に逃げ出したいと思いました。なんとか授業はやり過ごしたものの悲嘆に暮れていたところ、一人のフランス人学生が「この後暇?よかったら一緒にカフェ行かない?」と誘ってくれたんです!その後彼女は大学生活はもちろん私のパリ生活を全面的にサポートしてくれました。彼女のおかげで留学生活を乗り切れたと言っても過言じゃありません。本当に感謝している大事な友達です。

お世話になったAgathe、舞台演出家。

フランス語はフランス人だけが使うわけじゃない!

  • 語学力 : その他の言語

フランス語を習得しようと思った時、フランス人と実際に会話するのが一番いい、それは間違いありません。ですが、フランス人にとってフランス語は母語なので、こっちが少しでも喋れるとわかるとマシンガントークでくることがよくあります。私は最初その勢いに圧倒され、フランス人と面と向かって話すのが怖くなってしまっていました。しかしながら、私と同じように留学生としてフランス語を学んでいる人は沢山いました。そこで、その人たちとフランス語で積極的に会話をすることで、次第にフランス語で話すという行為に抵抗がなくなりました。話すことに自信がついてくると、フランス人に対しても怯えることなくわからなければ聞き返すことができるようになり、会話が一方通行じゃなくなりました。このように、フランス語を学ぶためにはフランス語圏の人とだけ付き合ったりフランス映画・音楽だけに専念したりする必要はないと思います。私自身韓国人やドイツ人の友達とフランス語で会話したり、ハリーポッター映画のフランス語版を見たりする中でフランス語を楽しく勉強することができたので、自分のやりやすい方法で語学を実践することを皆さんにもおすすめしたいです。

留学前にやっておけばよかったこと

留学先の国における行政手続きの仕組みについての事前リサーチはやっておいた方がいいです。私は銀行口座開設に苦労して小切手が3ヶ月以上届かなかったり、住居手当も半年経ってやっと納入されるなど予期せぬハプニングが多々ありました。留学先では日々の生活や授業・インターンなど他にも立ち向かうべき壁が沢山あるはずなので、手続き関係でなるべく困らないよう事前準備をしっかりしておくことをおすすめします。

これから留学へ行く人へのメッセージ

とにかく自分がやってみたいと思ったことは迷わずなんでもチャレンジしてみてください!たとえそれが失敗だったとしても、そこで思わぬ気づきや出会いを生むこともあります。住む環境や付き合う人が変化することで、今まで気づかなかった自分に出会えると思います。皆さんの留学経験が皆さん自身の成長に繋がることを願っています。