留学大図鑑

Yumi

出身・在学高校:
甲南女子高等学校
出身・在学校:
大阪大学
出身・在学学部学科:
法学部国際公共政策学科
在籍企業・組織:

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「戦争をなくすには」をロシアで議論!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • サンクトペテルブルク国立大学国際関係学部修士コース
  • ロシア
  • サンクトペテルブルク
留学期間:
10か月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 950,000円
  • 大学独自のもの 100,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
ロシア語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<A1(ロシア語能力検定試験4級)> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<B2(テ・エル・カ・イ第2レベル)>

留学内容

「戦争をなくすには」の答えを求め、主にサンクトペテルブルク国立大学国際学部修士コースで安全保障について学びながら、シリア・ウクライナ・アメリカ・ロシア・中国・台湾・タイからの学生と、自主勉強会も開催しつつ、現代の国家間問題について議論を重ねた。日本の隣国であり素晴らしい芸術性を持ちながら、政治的にG7と立場を異にするロシアで、「美」とは何かを考える一方で、一旦民主主義や資本主義といった「主義」論を離れて、本質的にヒトはどのような存在であり、どのような制度が必要なのかを、考えた。
同時に、プーチン大統領やメドベージェフ首相の出身である、同大学法学部で正規のロシア人学生と一緒に、ロシア憲法や選挙、民主主義の授業をロシア語で受け、候補者ポスターや選挙活動を第2の都市で一度も見かけの忍耐強く努力を重ねる精神性、そして家族の様な底なしの温かさに触れることができ、専門や年齢を問わず将なかった2018年3月の大統領選挙の現状と授業との乖離を目の当たりにした。
学問・実践活動以外にも、ロシア人のテニスコミュニティに入り70人以上と交流しゲームをするなかで、ロシア人来にわたり頼れる仲間を得ることができた。
バレエや美術、クラッシック音楽が驚くほど身近であり、大いに感化されて、芸術等を学び始めた。

留学の動機

「戦争をなくすために貢献したい」という軸があり、国内外を問わず、特に若者と話し合う必要性を感じていた。大学1年で議員インターンシップを経験した際、安保法制の議論には質と内容に納得がいかず、海外の視点をより取り入れ、自分の口で議論をしようと強く思った。大学院は学問に強い米か英と決めており、ヨーロッパに近くかつ核を持つ「大国」、「戦争と平和」などで伺える独自の戦法を持ったロシアに非常に魅かれた。

成果

プスコフ大学で行われた学術発表会において、「北朝鮮問題と非暴力の精神」という題でロシア人に対し英語とロシア語でプレゼンし、Certificateをいただいた。世界若者平和祭では、ロシア国内のウドゥモルチェ共和国で世界中の志ある若者と繋がり、ソチではロシアの高官と、テロ対策や現代の安全保障問題について議論した。休暇中はScienPo大学の模擬国連で、サイバーセキュリティについてフランス人と議論した。

ついた力

議論の場を創る力

これまでは、あの人凄いな、議論してみたいな、という希望を実現する勇気と方法が分からなかった。しかし留学では、全く違う教育や経験を持つ人に多く出会い、仲良くなったあと、引っ越し先のアパートでホームパーティーを開いたり、遠出に誘ったりして場を設け、様々な友人を集めては議論することが習慣づいた。友人には、普段から議論をする習慣がすでについている人が多く、彼らのキャラクターにも大いに影響されたように思う。

今後の展望

国際機関で働き、戦争に繋がる可能性を孕んだ国家間では解決しがたい問題を、第三者として平和的介入により解決する貢献をしたいと考えている。また、一市民として草の根の活動も続け、またサポートしていきたい。同時に、大学院で、学問から先人が考えたことと事実をふまえ、新しいアイデアや論理で、「戦争をなくす」ために一石を投じたい。まずは6か月間国連ボランティアに従事し、5年間で大学学部を卒業する。

留学スケジュール

2017年
8月?
2018年
6月

ロシア(サンクトペテルブルク)

サンクトペテルブルク国立大学の国際学部に、学部生かつ交換留学生でありながら、正規の修士コースに入れていただき、英語で勉強した。関連する論文を100本読み込んだり、「国際機関とグローバルガバナンス」、「安全保障レジーム」、「色の革命」といった安全保障に関する講義やセミナーを、米ロ関係の有名な教授や軍縮の先生のもとで受講した。同時にロシア語を週に8時間学び、法学部ではロシア語で聴講した。全部で46単位を好成績で取得できた。月額1万円の学生寮に住んでいたが、環境は途中で変えようと留学前に決めていたため、友人の友人がFBにあげたシェアハウス情報を見て、中心部かつあまり歩いてこなかった地の、月額3万円弱のアパートに引っ越した。

費用詳細

学費:納入総額

540,000 円

住居費:月額

26,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:旅費(ロシア連邦内外)

150,000 円

スモルニー聖堂と国際学部ほか(ここに通学していました)
学術発表の場で偶々いただいたプスコフの戦争に関する本
ロシアのメディアに議論好きのフラットメートと
費用詳細

学費:納入総額

540,000 円

住居費:月額

26,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:旅費(ロシア連邦内外)

150,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

サンクトペテルブルクは、まさに芸術の宝庫!いろんな意味で作品も鑑賞しやすい!ド素人が徐々に興味を持ち始めてから10か月、時間が足りなかった…

マリインスキー劇場
ロシア美術館前のプーシキン像
大好きな部屋(エルミタージュ美術館旧館)

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

ロシアのクリスマスや(新/旧)正月、パスカなどはロシア人ご家庭で一緒にお祝い!ロシアの戦勝記念日や大統領選挙の日などのイベントは政府もバックアップ、友人らと街を歩きながらロシア人皆とお祝い!休日はスキーやスケートに出かけてテニス仲間とお祝い!気づきも多く、お祝いづくしの留学生活でした。

新年は4種の伝統サラダと大統領のスピーチで迎える
エルミタージュ美術館前から軍事パレード開始
FunTennisの仲間が贈ってくれたユニフォーム

ロンドンの空港内ATMでスキャンされてしまった

  • 生活 : お金

デビットカードがロンドンの空港内でスキャンされてしまい、急に現地通貨が口座から引き出せなくなってしまった。ATMから指示した現金と違う額が出てきておかしいと思った数日後、デビットカードが急に使えなくなった。ホステルの電話を借りて日本の銀行に連絡したところ、10万円程度が口座から抜き取られていて、銀行側が不審であると止めて下さったと判明。その後、銀行の提携警備会社と、母を介した3者電話(私と母はメッセンジャーで)やメールでやり取りし、ロシアの警察へ行ったり、書類を作成し、4か月後に無事全額戻ってきた。だが、デビットカードは使えないままであったので、現金は親から郵貯からロシアの銀行口座まで手数料をかけて送ってもらったり、手持ちのドルを崩したり、親友に拝借して過ごした。
クレジットカードだけでは過ごせない国への留学ならば、現金もあらかじめある程度持っておくことや、可能ならばデビットカードを2枚持ちしておくこと、万が一に備えて日本で自由に動いてくれるよう親友や親戚にお願いしておくことをお勧めしたい。
ロシアでも私は盗難に遭わなかったが、盗難とは違いスキャンニング等は気づきにくい。異変を少しでも感じたら、オンラインで口座を確認したり、銀行に問い合わせてみることをお勧めする。

語学学校に通うべき?

  • 語学力 : その他の言語

留学の醍醐味は、現地の人との交流の機会がいくらでもあることであると考える。勇気を振り絞って、様々な場に飛び込む、話しかける、親睦を深める………間違える可能性を気にしないで、逆に教えてもらう……その覚悟さえあれば、自然と語学力はついてくるように思われる。確かに、ビジネス用語、ともなると語学学校が必要な気がするが、友人は企業インターンを通じて実践的なロシア語・英語を身につけていたため、方法は色々ある。とりあえず、その環境にどっぷり浸かり、生きた言語に触れ、耳を慣れさせ、文化まで感じることこそが、私は大切であると思う。だが、文法は別途、自学もしくは大学の言語の授業で勉強した。

留学前にやっておけばよかったこと

言語の文法固め
専門分野だけではなく、文学・音楽・美術等への基礎知識も得ておくこと

留学を勧める・勧めない理由

絶対に勧める
自由に内容を決め、行動ができ、それを決める段階でも自分を捉え直すことができるから。特にトビタテ!では、「現実の制約や可能性を鑑みて何ができるか」よりも、「自分の軸や理想は何で、そのために何をするのか」を問われ、軸や責任を持ち、周囲に説明するきっかけになる。人によっては軸を新たに得る経験もしている。何よりも仲間にずっと囲まれ、勉強の合間は本当に楽しく、留学後も繋がっていて楽しい。

これから留学へ行く人へのメッセージ

「わからない」なら「わかる」ために行動すればいいし、行動の理由は無意識でも既にあると思っています。留学は次の行動を「自ら」決める情報へのアクセスであり、一方で自分を知るための環境です。機会をくださった方への感謝を忘れずに、また新たな環境を生かし、勇気をもって、考えも感覚も信じて自由な限りやってみてください。悩み事は、様々に人に相談していたら、ふと解決することもありますよ。Good Luck!