留学大図鑑 留学大図鑑

黒木凌司

出身・在学高校:
宮崎日本大学高等学校
出身・在学校:
宮崎大学
出身・在学学部学科:
教育文化学部
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年08月01日 初回執筆日:2018年08月01日

教育×社会学

留学テーマ・分野:
大学進学(学位取得)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • エヴァーグリーン州立大学
  • アメリカ合衆国
  • オリンピア、ワシントン
留学期間:
10ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,700,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

ワシントン州の州立大学で、リベラルアーツカレッジであるエヴァーグリーン州立大学で、学位取得留学(ダブルディグリー)を行った。
留学の柱として“教育×社会学”を掲げていたため、受講した講義は全て教育社会学または社会学に関するものであった。留学前は教育における貧困に対して特に興味があったが、実際にアメリカという多様性に満ちた国で学ぶことで、人種や性別など別の社会学的な視点から教育について考えることができるなどの思わぬ収穫があった。個人的にアポイントを取って現地の小学校にボランティア・調査に行ったり、教授と直談判してファイナルエッセイを日米の教育の違いで書かせてもらったりなど、自分から主体的に学ぶ姿勢が身についたのもリベラルアーツカレッジに留学して良かったと思える点の1つである。

留学の動機

フィリピンに語学留学した際に、ピナツボ火山の噴火で住むところを失くした部族の村でボランティアを行った。その際に、英語が公用語であるフィリピンで英語を話せない子供がいることに衝撃を受け、教育が果たすべきに役割について疑問を思ったから。本当に教育は“平等”“公平”なのか、またはそうあるべきなのかを考えてみたいと思ったから。

成果

アメリカの公教育と日本の公教育の違いが自分の中で浮き彫りになり、いくらアメリカと言えども、アメリカの教育も"Social Justice"(人種問題やLGBT等の社会正義)とどう向き合うのか手探りの状態であることが分かった。教育には、人種、性別、貧困などの社会的なファクターがどう教育に関わっているかなど、自分が学びたかったことも学習できた。

ついた力

文化適応力

自分にとって、自分自身がマイノリティになるのは初めての経験だった。マイノリティだからこそ見えること、考えることがあり、それには耳を傾ける価値があると学んだ。これに付随して、視野を広く持って考えることも身についたと思う。

今後の展望

自分が留学で経験した事や語学力を生かした職につきたいと考えている。特に、日本と海外のヒトやモノを繋げられるような仕事をしたい。

留学スケジュール

2017年
9月~
2018年
6月

アメリカ合衆国(ワシントン州オリンピア)

ワシントン州の州立大学で、リベラルアーツカレッジであるエヴァーグリーン州立大学で、学位取得留学(ダブルディグリー)を行った。
留学の柱として“教育×社会学”を掲げていたため、受講した講義は全て教育社会学または社会学に関するものであった。留学前は教育における貧困に対して特に興味があったが、実際にアメリカという多様性に満ちた国で学ぶことで、人種や性別など別の社会学的な視点から教育について考えることができるなどの思わぬ収穫があった。個人的にアポイントを取って現地の小学校にボランティア・調査に行ったり、教授と直談判してファイナルエッセイを日米の教育の違いで書いた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

900,000 円

生活費:月額

400,000 円

学位を貰った卒業式の写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

900,000 円

生活費:月額

400,000 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

ズバリ、大自然。
特にワシントン州はレーニア山、オリンピック国立公園など自然が豊かであった。
空気も澄んでいて、日本とは違った自然のあり方がとても新鮮だった。

レーニア山の麓にて

貧乏な苦学生でも長期留学できる!

  • 費用 : 費用準備

僕は決して裕福な家庭出身ではない。かと言って極端に貧しい訳でもありませんが、長期留学なんて決して出来ないと思っていた。
しかしどうしても留学を諦めきれず、借金をしてでも留学しようと決め、奨学金を探しているうちにトビタテと出会った。
トビタテは返済不要の給付型の奨学金であり、留学費用のほとんどをトビタテで賄えたので、トビタテと出会えてよかったと思う。

留学前にやっておけばよかったこと

英会話をもっと練習しておけばよかった。

留学を勧める・勧めない理由

行きたいなら行けば良いと思う。行って後悔はしない。
しかし、必ずしも留学が正解だとは思わない。

これから留学へ行く人へのメッセージ

諦めずに頑張ってください。