留学大図鑑

掛谷知海

出身・在学高校:
千葉県立長生高等学校
出身・在学校:
千葉大学
出身・在学学部学科:
国際教養学部
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

こんにちは。プロフィールへのご訪問ありがとうございます。
カナダのプリンスエドワードアイランド大学で約8か月間留学をしていました。あの『赤毛のアン』の舞台にもなった美しい島にある大学です。
自然が好きで、環境保護を進めたいという思いで森林マネジメントを勉強していました。
何か質問があればfacebookの方へご連絡いただければ対応します。

日本で林業と環境保護を両立させたい!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • プリンスエドワードアイランド大学 理学部 環境学科
  • カナダ
  • プリンスエドワード島 シャーロットタウン
留学期間:
8か月
総費用:
1,200,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,530,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

 カナダのプリンスエドワードアイランド大学へ8か月間留学してきました。主にフィールドワークと学外ボランティア、ディスカッション型の授業で森林マネジメントと環境プログラムについて学びました。留学テーマは「カナダで持続可能な環境開発と林業を学ぶ」ことです。
 1学期では、座学と環境系統のフィールドワークを中心に授業を受けました。最初は学習しているレベルの確認と、自分の環境への慣らしのために基礎を学びました。2学期では、引き続きフィールドワークと、ディスカッション型のハイレベルな講義を受講しました。この授業が留学の本命の授業で、とても良い先生に講義を教えてもらい、とても有意義な内容の講義をとれました。そして、全体を通して、空いた時間には学外ボランティアのディスカッションや環境への呼びかけ活動にも参加しました。
 2学期の授業では本命の環境マネジメント系統の授業のみを受講したので、自分の想像以上の知識が得られました。

留学の動機

もともと動植物が好きで、如何にそれらを保護できるか考えていました。そのために、彼らの住む環境を整える事を考えた結果、約7割という日本の森林面積と、衰退している林業を利用することにしました。林業で経済が回って、環境保護で動植物の環境を守るwin-winな関係です。そのために林業が盛んで、ここ数年森林率の低下がほぼ0%という、林業と自然保護を両立させているカナダへ留学することに決めました。

成果

まず、学業という面において、自分の学びたい環境マネジメントのことを詳しく知ることができたのでとても満足しています。留学を通して、異国の地で、違う文化で学ぶということの難しさを学びました。言語が違うだけで自分の考えを伝えることがとても難しくなりますし、基本知識の違いも微妙なズレを生み出します。しかし、それにうまく対応していくと、自分の望む留学にぐんと近づくことができました。

ついた力

行動力

留学を通して精神的な面で学んだことは、自分で行動しなければ何も起こらないことです。声をかけなければ教えてくれない、発表しなければ自分の理解を示せない、喋らなければ伝わらない、そういったことを深く学んだ留学でした。せっかく一生に一度あるかどうかの留学なのに、何もできないまま終わるのは悲しいことです。勇気と行動が明日の自分を変えるはずです。

今後の展望

留学を終えて、自分が興味を持った分野が広がりました。今後勉強したいことがたくさん増えたので、それらを一つずつ調べてみたいと思います。幸い、早い時期に留学したためまだ大学3年生です。これからの自分の進路も考えつつ、勉強したことを活かせる職に就けるように頑張っていきます。

留学スケジュール

2017年
9月?
2018年
4月

カナダ(プリンスエドワード島 シャーロットタウン)

留学での主なポイントは3つあり、一つ目がフィールドワークです。海外に行って座学だけでは、面白くないので、体験型の授業をとりました。ここでは、島の内部の環境面での機能を知ることができ、さらに苗木園や公園などの見学でどのような活動が行われているか知ることができました。二つ目のポイントは、学生主体の環境学会での活動です。私が留学した時には規模は縮小していたものの、なんとか環境へのディスカッションの取り組みや、関係するイベントの告知などに関わり、様々な生徒と様々な考えに触れることができました。3つ目は、留学の決め手となった教授の講義をとることです。留学時私は大学2年生でしたが、教授に直接連絡を取り、4年生の受ける講義を受けさせてもらいました。そこではハイレベルなディスカッションと課題にとても苦労しましたが、得られた知識はとても興味深いものばかりでした。

費用詳細

学費:納入総額

1,200,000 円

住居費:月額

900,000 円

生活費:月額

100,000 円

項目:移動費(飛行機)

200,000 円

大学の正門
島にいる狐、よく見かけます
冬は極寒
費用詳細

学費:納入総額

1,200,000 円

住居費:月額

900,000 円

生活費:月額

100,000 円

項目:移動費(飛行機)

200,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学中、不安だったのは自分が授業でうまくやっていけるかどうかです。心配事の中でも、特にコミュニケーションスキルにも自信がなかったので、それがとても不安でした。しかし、留学中、幸いなことにほとんどの授業で、同じ講義を受けている生徒の中で少なからず一人は私のことを気にかけてくれる人がいました。授業中熱心に助けてくれるというわけではありませんが、授業後に他愛もないお話をしてくれたり、勉強会に誘ってくれたりと、だんだんとそれが楽しみで授業にいけるようになり、モチベーションをとても上げてくれました。彼らがいなかったら、私はモチベーションを上げられずに憂鬱な留学を過ごしてしまっていたかもしれないと考えると、とても感謝せずにはいられません。

友達と勉強会をした

妥協せずいい場所を選ぶ。プライベート空間は大切。

  • 住まい探し : 学生寮

 私は、留学中は大学の学生寮に住んでいました。寮は3種類あり、私はその中でも一番安い、二人用のシェアルームを借りました。シェアルームなので、だれがルームメイトになるかはその日までわかりません。ですが、シェアルームなら友達作りやすいだろうと考えていました。
 留学当日、自分の部屋についた私は驚きました。まず、部屋が狭い。10畳ほどの長方形の部屋にベッドが二つと勉強机が二つ。それだけしかありません。写真で見たときはもう少し広い場所を想定していたため、ショックでした。また、ルームメイトは性格のいいスポーツマンでしたが、自分との生活時間が全く会いません。私が起床して登校した後にルームメイトが起床して登校し、私が寝た後に部屋に帰ってくるので会話する機会がほとんどないうえに、夜中の物音で目を覚ましてしまします。朝早くに家族と電話するときも、ルームメイトを考慮して部屋から出て電話しなければいけませんし、ルームメイトが寝ていたら明かりもつけられません。
 これから長い間留学をするのに、この状況で自分はやっていけるのかとかなり悩みました。とりあえず慣れてみようと思い、半年過ごしましたが、分かったことは、自分のプライベート空間は留学するうえでとても大切です。普段よりもストレスの多い留学で、自分の癒しとなる場所を確保することは必須なのです。お金で妥協した結果、居心地の悪い空間で長く過ごしてストレスフルな留学になってしまいました。私は、ルームメイトが途中で部屋を移った後に幸いずっと一人で部屋を使うことができたので良かったですが、ずっと誰かとシェアルームだったらさらにストレスを抱えていたと思います。
 いいたいことは、多少お金はかけても、プライベート空間のあるいい部屋を見つけましょう。

留学前にやっておけばよかったこと

事前の大学のイベントや、その地域の観光イベントのリサーチをもう少しすればよかったと思っています。留学先はあまり大きくない島だったので、大学の規模もそれほどなく、こじんまりしたものでした。そのため、イベントには積極的にかかわればよかったと後悔しています。また、観光シーズンにもう少し行きたい場所があったのですが、行けずに夏を終えてしまったことも反省点の一つです。

留学を勧める・勧めない理由

留学はお勧めします。といっても、それで何かを変えられると思う人限定です。海外に興味があるだけでも構いません。ですが、留学では想定している以上の困難や、逆に素晴らしい体験をします。それを、あいまいで単純な志を持ったまま体験するのはもったいないです。留学をするなら、自分の興味のあること、やりたいことをもう少し形にしてからだと、学ぶことが多いのかなと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学で不安なこと、とても多いと思います。ですが、世の中には信じられないほど留学に行く人が多いです。それはつまり、その国にしかないもの、自分の国では学べないものを学ぶことができるからです。そういった先輩は世界中にいて、みんな何らかの方法で不安を克服して留学をしています。もしも困ったら、身近な、もしくはこのトビタテ図鑑にいる先輩に積極的に聞いて、不安がなくなるまで付き合ってもらいましょう。