留学大図鑑 留学大図鑑

Wakana

出身・在学高校:
神戸国際高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年07月30日 初回執筆日:2018年07月30日

本場ロンドンでミュージカル♪

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Tring Park School for the Performing Arts, Arts Educational School, Mrs. Heather Maîr Thomas
  • イギリス
  • ロンドン・トリング
留学期間:
4週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 450,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

イギリスの、ロンドンに3週間、トリングに1週間滞在しました。私の留学のテーマは、「現地の空気を肌で感じ、自分から逃げない」でした。
大好きなミュージカルの本場でレッスンを受けられることが、まず喜びでした。そして参加した二つのワークショップどちらも、海外から来ているのは私だけだったので逆に自分にとって良い環境だったと思います。また、ダンスや歌のスキルアップだけではなく、ウエストエンド(ロンドンの劇場街)で生の舞台を観ることも大切にしました。
英語が分からなくても、スキルが全然足りなくても、とにかく全力でついていこうと思って取り組みました。

留学の動機

私はもともと【留学】には何の興味もありませんでした。留学というと《語学留学》しか頭になかったからです。ところが、ミュージカルの先輩が2人、トビタテを利用してアメリカに留学しました。その留学というのが、それぞれ歌とダンスを学ぶ留学だったのです。ミュージカルが大好きで小学生の時から習っていた私は、こんな留学の制度もあるのか!と思い、ミュージカルで留学することにしました。

成果

ウエストエンドに、沢山の舞台を観に行きました。マチルダや42nd Streetなどまだ観たことがない作品も鑑賞することが出来ました。特にマチルダは子役が主役の作品で、圧倒されました。それと同時に、小学生であそこまで出来るのか。という強い衝撃も受けました。
また、現地の同世代の人達と一緒にレッスンを受けたことは、今の自信に大きくつながっていると思います。

ついた力

勇気を出す力

英語にそこまで自信がなかった私は、毎日小さな目標を設定していました。ある日、誰かに写真を撮ってもらう、と設定した事がありました。知らない人に英語で声をかけるのはやはり緊張するので、勇気がいりますが、自分でその日の目標に決めていたおかげで「やらなくては。」と思い、声をかけることが出来ました。また、その目標をクリアするごとに英語で話すことに抵抗がなくなっていきました。

今後の展望

私の将来の夢は、変わりません。ミュージカル女優になることです。しかしその幅というか、視野が広がり、将来海外で働くということも考えるようになりました。そう考えるようになったのは、この留学のおかげです。将来は、英語も使いこなせて、沢山の人と素敵な時間を共有できるミュージカル女優になりたいです。

留学スケジュール

2018年
3月~
2018年
4月

イギリス(ロンドン・トリング)

4週間の留学のうち、最初の2週間は語学学校(LSI)に通いながら歌のプライベートレッスン(Heather Maîr Thomas先生)を受講しました。歌の先生はパワフルでとても明るく、楽しく学ぶことが出来ました。3週目はThe West End Experienceというミュージカルのワークショップと演技のプライベートレッスンを受けました(Arts Educational School)。この留学中の最初のグループレッスンで、友達も出来ました。演技のプライベートレッスンを受けるのは初めてで、毎日新しい発見の連続でした。最終週はトリングに移り、スプリングコースであるダンスのレッスンを受講しました(Tring Park School for the Performing Arts)。1~3週目はホームステイ、4週目はトリングパークスクールの寮に滞在していました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

歌のプライベートレッスン。(その他のレッスンは一切撮影禁止)
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

私のホストファミリーは本当に優しく私を歓迎してくれました。夕飯のときは食べおわるのが遅い私を席も立たずに待っていてくれたり、私が会話を理解していないときは簡単な英語で教えてくれたりしました。彼らのおかげで自分のレッスンに集中出来たし、家では安心して過ごせたのだと思います。私の大好きな家族です。
次に彼らに会うまでに、もっと英語を話せるようになる、というのも私の一つの目標です。

ホストファミリーと。トリングに移る日、彼らとは別れの日。

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

Tring Park Schoolであった出来事です。夜はいつもアクティビティがあるのですが、ある日のゲームで、sing along!というゲームがありました。これはやりたい人が一人ずつ前に出て、流れてきた曲を歌い、曲がフェードアウトしても同じテンポで歌えるか、というゲームです。何人かが挑戦し、全員しっかりと曲のテンポにあっていて成功続きでした。そこである男の子がやる!と言って前に出て挑戦しました…が、失敗してしまいました。自分以外が成功していることもあり余計悔しかったのでしょう、大泣きをしてしまいました。
ところが次の日のアクティビティ、タレントショーで、その男の子が一人で踊っていたのです。堂々としたダンスでした。一日の成長の速さに涙が出そうになりました。そして私も負けていられないと気合が入りました。

トリングパークの本館内。プロフィール写真の階段の反対側。

英語は『言語』! 科目じゃない!

  • 語学力 : 英語

今回の留学で、英語に対する私の意識も大きく変わりました。私は日常会話はとりあえず出来ていたものの、ホストファミリーや友達同士の会話はあまり理解でませんでした。また、レッスンでは発声練習としてする早口言葉が全く分からなかったり、ゲストの人に質問したいのになんと言っていいか分からないなど、嫌になるときもありました。しかしある時、あるプロの方に思い切って滅茶苦茶な英語で質問してみました。するとその人も真剣に聞いてくださり、笑顔で答えてくれました。そしてそのとき、「そうか、英語は言葉なんだ。」と思ったのです。日本にいるとどうしても英語を「科目」と捉えがちですが、英語は『言語』であり、コミュニケーション手段なのだと実感しました。そう思うと、こんな時はどういう言い回しをするんだろう?こういうときはどんな答え方をするのだろう?と、もっともっと英語を学びたい、知りたいと思うようになりました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

恐れるのではなく「何が起こっても楽しんでやる」という勢いで何事も前向きに考えて下さい。出来なくてもやってみよう、拙い英語でも話しかけてみよう、というチャレンジ精神を忘れないでほしいです。そうすればきっと、誰かがあなたを見てくれています。私もそうしていろんな人に支えられていました。
また現地では、毎日自分で小さな目標を決めるのも楽しいと思います。ぜひ一度やってみてください。