留学内容

留学のテーマは「世界一の親日の場所、台湾と日本を人でつなぐカケハシ的事業」を創り出すことです。具体的には日本人大学生・高校生を対象に台湾に海外インターン生として送り出すことをしていました。計画としては、まずは全体的な年間スケジュールの作成、下地になるwebサイトの作成、インターン生を受け入れてくれる海外企業を営業開拓するというプランでした。結果としては一年間で受け入れ企業０→180社　送り出し学生数は50人を超えることができました。

留学の動機

この事業を始めたいと考えたきっかけは、過去に台湾を旅行で訪れた際に本気で日本に興味を持ってくれている方々の割合が多く、その反対に日本の方が台湾に関してあまり興味を持っていないというこのギャップを埋めたかったためです。また、それと同時により多くの日本人が学生に若いうちに旅行や留学ではなく、就労経験が得られるインターンシップを推奨したかったためです。

成果

数値的成果は先に記載した通りで、この留学を通して得られた学びは「何事にも挑戦することの大切さ」です。知識、経験、資金力ゼロの普通の大学生の私が海外で新規事業を責任者として立ち上げることはもちろん容易ではありませんでした。最初は毎日のように泣きました。それでもその中で経験できることや、その状況で打開策を見出すためのマインドや、思考力はその環境におかれて初めて習得できるものだと強く感じました。

ついた力

行動、思考、あきらめない力

特にあきらめない力に関しては法人営業を通して身に着けました。海外企業さんに日本人学生をインターンで受け入れてくれないか営業をかけ続けていたのですが、初めは顔を見られるだけで怪訝そうな顔をされました。若い人＝力・経験がない人と認識です。
そこで「俺もやれるぞ」と示すために何度も失敗しながら言葉遣いや、自分のサービスを丁寧に説明することにより信頼を勝ち得ることができました。

今後の展望

私が創った事業はすでに信頼できる後継者に引き継ぎました。思いや理念に共感してくれた同い年の大学生たちです。そして私はいま、台湾でyoutuberをしています。今後はこちらを拠点によりよい日台関係を築くことができる存在に自分がなろうと思います。