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コウスケ

出身・在学高校:
関東国際高等学校
出身・在学校:
立命館アジア太平洋大学
出身・在学学部学科:
アジア太平洋学部
在籍企業・組織:

ダンス留学や孤児院で活動したい人、子供に興味ある人、アメリカ・フィリピンに行く予定がある人など、留学の相談に乗れますので気軽に連絡ください。


最終更新日:2018年04月26日 初回執筆日:2018年04月26日

エンターテイナーとして子どもに夢と希望を

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミレニアムダンスコンプレックス、ハウスオブジョイ
  • フィリピン・アメリカ合衆国
  • ロサンゼルス、ミンダナオ島
留学期間:
6ヶ月
総費用:
1,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,090,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

「世界で活躍するエンターテイナーになり、世界中の子どもたちに最高のショーを届け、夢と希望を届ける」という夢を達成するため、アメリカのロサンゼルスにあるトップダンス校ミレニアムダンスコンプレックスで3ヶ月ダンスの振り付けの指導の方法や基礎を学び、フィリピンのミンダナオ島にある孤児院ハウスオブジョイで3ヶ月ダンスを教え、「彼らがダンスを通してできないと思っていたことをできるようになることで、少しでも自信をつけて欲しい。自己肯定感を高めたい。」という思いで、ダンスプロジェクトを行った。またダンスだけでなく、芸術集団を日本から呼び、ミュージカルを子どもたちと1から作り、街の市長さんを含む50人を集客し、無事成功させた。
アメリカではかなり挫折もあったが、世界一のダンサーのワークショップを受けたり、ダンスバトルやストリートパフォーマンスを通して、ダンスへの自信や目指すべきところが明確になった。また、英語でダンスのレッスンを受けていたため、フィリピンでも英語でレッスンをするなど、語学への自信もついた。

留学の動機

これまで世界的なエンターテイナーになりたいと思い、世界60カ国以上をパフォーマンスしながら周ってきたが、基礎的なスキルを学んでこなかった上に、ダンスの教え方も知らなかったため、エンターテイナーとして学ぶべきだと思い留学を決意した。また、子どもたちにダンスを通して「彼らの可能性を伸ばしたい」と考えていたので、しっかりとした知識とスキルが必要だと思い、活動をすることに決めた。

成果

アメリカのダンススクールでは、世界中からプロダンサーが集まり、毎日競争で、精神的にも体力的にもきつかった。何度も挫折をし、ダンスなんてやめようと何度も思ったが、友人から、「君はダンサーじゃなくて、エンターテイナーだ」と言われたことをきっかけに、ストリートでパフォーマンスをすることに。目の前の人の笑顔を何度も見ることができ、自分が目指すところはエンターテイナーだと実感することができた。

ついた力

挑戦する、行動、考える力

「またチャンスは来る」と思ったら、二度とこないことが多々あり、チャンスを着実に掴むためには恐れてはいけない。自分を信じて行動する大切さを学んだ。また、ただ行動するだけでなく、しっかり戦略を立てて行動しないと、何のために行動しているのかわからなくなり、迷走することもわかった。常に考え、行動すること。この力は留学でかなり身についた。

今後の展望

まず知名度のあるエンターテイナーになること。その後世界中の孤児院でワークショップやパフォーマンスを無償で行いたい。「どん底にいたダンサーが、世界的なエンターテイナーになる」姿を見せることで、「自分もやりたいことに向かって頑張ってみよう。」と思って欲しい。そのメッセージを伝えられるエンターテイナーになる。

留学スケジュール

2017年
9月~
2017年
12月

アメリカ合衆国(アメリカ、ロサンゼルス)

アメリカのロサンゼルスにあるトップダンス校にて3ヶ月ダンスの基礎と指導方法を学ぶ。英語でのレッスンだったので、どういう言葉やジェスチャーを使って教えているのか、どれくらいのスピードで振り付けを教え、どういう風に教えるのかなど学ぶことができた。住居は15人の男女が一軒家に住み、家賃は7万5千円。かなり高額な上に、汚かったが、いろんな出会いがあり、大切な仲間ができた。
休日はラスベガスやロサンゼルスでストリートパフォーマンスをしたり、アメリカのエンターテイメントショーやコンテスト観戦に行き、世界トップレベルのエンターテイナーのワークショップを受けたりした。

費用詳細

学費:納入総額

100,000 円

住居費:月額

230,000 円

生活費:月額

120,000 円

世界一の双子ダンサーLes Twinsのワークショップ
憧れのステージアメリカズゴットタレントを見に行きました。
世界遺産グランドキャニオンでダンス!
費用詳細

学費:納入総額

100,000 円

住居費:月額

230,000 円

生活費:月額

120,000 円

2017年
12月~
2018年
3月

フィリピン(フィリピン・ミンダナオ島)

3年前に1か月間、今回いった孤児院ででダンスプロジェクトを行ったが、もっと質のいいワークショップを届け、彼らの目線になってともにプロジェクトを作りたいと思い、再度訪れた。孤児院には親がいなかったり、被災にあったり、家庭状況がよくなかったり、貧困だったり、いろんなバックグラウンドを持って入っている子供たちが18人いた。その中で、将来やりたいことはあっても、なかなか自信を持てていなかったり、言い訳をして行動をしない子たちに、ダンスやミュージカルを通して、彼らの自己肯定感を高めるという趣旨で行った。結果、できないと思っていたことができるようになり、人前で歌うことや踊ること、演技することに抵抗もなくなり、自信を持つようになった。今でもその時に作った歌や踊り、僕たちのメッセージは彼らの中に残っている。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

孤児院でダンスワークショップ!
みんなでミュージカル制作
3ヶ月みんなで踊りまくりました
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

1970年
1月~
1970年
1月

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

留学中、僕を支えてくれたのは友人でした。日本にいる友達も、現地にいる友達も、辛い時は相談に乗ってくれたり、楽しいことを一緒にやって、思い出たくさん作ったり。夢は一人では叶えられない。友人が応援してくれる、側にいるから挑戦できるんだと感じた。

ダンスワークショップに来てくれたお客さんたち
世界中で共にワークショップをしている同志

留学で確信した、“私はこれを目指す!”

留学前は絶対にダンサーになりたい。それは揺るがないと思っていたが、いろいろ知っていき、行動することで、「あ、自分はダンサーとして人の後ろで踊ったり、ダンスの振り付けをただ踊るのではなく、自分でアイデアを形にし、一人のエンターテイナーとして表現する方が向いてるな。」と実感した。それは競争社会で生きて行き一位を目指すというよりは、エンターテイナーとして、お客さんのために作品を作り、やがて認められて行くほうがやりがいがあると感じたからだ。エンターテイメントは確かに競争が多い世界だが、人によって好みは違うし、伝えたいメッセージも違う。スキルは大切だが、スキルが全てではない。そんなことをアメリカ・フィリピン留学を終えて感じた。

世界一の日本人エンターテイナー蛯名健一さんと。
NASA宇宙ステーションでのパフォーマンス
マイケルジャクソンの振付師と共演

選択して下さい

家族の反対は一時的!

  • 周囲の説得 : 家族

僕は休学すること、留学することを親に納得してもらうまで1年かかりました。「お金はどうするの?」、「卒業4年でするっていう約束でしょ?」、「奨学金の返済もあるんだよ。」、「就活はいつするの?」。いろんな理由をつけては休学や留学に反対されました。でも、「自分はこういう夢があって、そのためにどうしても留学が必要なんだ。」、「お金はトビタテ留学というもので解決できる」、「奨学金は自分で返すけど、自分のやりたいことで稼いで返して行く」という根拠のない、ただ情熱と自信をアピールするというプレゼンをひたすらしたら、「もう何言っても聞かないなら勝手にしたら」と言われ。強行突破することができました。
もちろん、親に迷惑をかけることはしたくない。だけど自分に嘘をついて、親が反対するから諦めるなんてこともしたくない。まずはしっかり行動して、挑戦して、結果を出すまで諦めない。その心が大切だと思います。僕は今就職をせず、エンターテイナーとして活動しています。まだまだ未熟で、何もできていません。でも後悔はしてないし、自分が選んだ道だから全力で頑張れます。親も諦めて、なんなら応援してくれています。
親の反対もお金も一時的な問題です。まずは自分に正直に、後悔しない生き方を選択してください。

留学を終えてエンターテイナーとして行きていくことを決意

これから留学へ行く人へのメッセージ

家族の反対や時間、お金などいろいろな問題がある中で本当に行くべきなのかと、悩むことはたくさんあると思います。でも悩んでいるということは、「それをやりたい。でも実現できるかわからない。」ということだと思うので、まずは自分を信じて、やりたいことを、行きたい国で、やってみてください。一歩踏み出せば、「なんであんなに悩んでいたんだろう。何とかなるじゃん」と思えます。まずは行動から。頑張ってください。