第十早織さん

不安の先に広がる
可能性を信じて!

第十早織さん(慶應義塾大学卒業)

カリフォルニア大学ロサンゼルス校 在学中

現在の研究分野等について簡単に教えてください。
日本語の話しことばを研究しています。話しことばの中で文法がどのように使用されているのか、また、言語とジェスチャーとの関連などを研究しています。
いつ頃から海外の大学院への進学を意識していましたか。また、そのように思った理由、きっかけは何ですか。
日本で修士課程にいた時、アルバータ大学の先生がゲスト講師で授業に来てくださったことがきっかけです。それでまずアルバータ大学に留学し、その後博士課程も海外でやりたいという気持ちが湧いてきました。
海外の大学院に進学をするにあたり、ハードルに感じていたことは何ですか。そして、それをどう乗り越えましたか。
英語のハードルもそうですが、一番は資金でした。留学生の学費は本当に高額だし、LAの生活費も高額なので、JASSOの支援がなければ第一志望のUCLAに進学できていませんでした。
実際に留学をしてみて、良かったと思っていること、大変だと思っていることは何ですか。
人としての考え方が変わりました。最初は劣等感で苦しかったですが、他人との比較をやめて自分のやりたいことをしようと集中して楽になりました。大変なことは自分のコースワークとTAの仕事の時間管理です。
今後のキャリアプランについて教えてください。
卒業後は北米の大学で働きたいと思っています。そこで日本語や日本の文化を伝えていきたいと考えています。
海外の大学院に進学することを希望している後輩へのメッセージを記載してください。
研究だけでなく人としての視野も広がるので、私は留学してよかったと心から思います。不安があっても留学したい気持ちがあるならぜひ挑戦してほしいです。