気候変動に対策を

生物多様性を
守ろう海の豊かさも陸の豊かさも

この探究テーマのPOINT

地球上には推定3,000万種の
生物がいるけれど、
年間4万種の生物が絶滅している

生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのことです。地球上の生きものは40億年という長い歴史の中で環境に適応して進化し、現在確認されている約175万種、まだ知られていない種類も合わせると3,000万種ともいわれます。これらの生命は一つひとつに個性があり、全て直接に、間接的に支えあって生きています。ところが、毎年4万種の生物が絶滅し、2万6000種もの野生生物が絶滅の危機にあります。

東京都59個分の森林が破壊され、
800万トンものプラスチックが海に流出

その背景として、毎年約1,300万ヘクタール(東京都59個分)の森林が失われているほか、毎年少なくとも800万トンものプラスチックが海に流れ出てしまっている実態があります。海洋中のマイクロプラスチック(※)による人間を含めた生態系全体への悪影響が問題とされています。
SDGs14は海の豊かさを守ろう、15は陸の豊かさを守ろうと目標を掲げています。
※マイクロプラスチック:5mm以下の極微細なプラスチック片のことで、魚、鳥、微生物など様々な生物への被害が確認されている。

NAVIGATORS

課題のありかたを最初に話してくれるは・・・

Hirokazu Suzuki

沢登 良馬Ryoma Sawanobori

生物多様性を守ることを目指し、自然環境保全、野生動植物保護など多様な取組を通じて、政府全体の環境政策をリードする環境省の職員が、日本の政策の今と未来を語ります。

Masaya Kusube

楠部 真也さんMasaya Kusube

クマの匂いや気配を察知するための特別な訓練を受けた犬、ベアドッグ。ピッキオは2004年にアメリカの育成機関から日本で初めてベアドッグを導入し、クマを傷つけずに人を守る活動をしています。人と自然の共存について、長野県軽井沢の森から語ります。

Katsunori Fujikura

藤倉 克則さん、ほかKatsunori Fujikura

世界で最も生物の種類が多い日本の海。深海にも海洋保護区が設定されようとするなか、想像以上に多種多様でユニークな生物がいることが明らかに。海洋研究の最前線からお話しします。

Yasuaki Miyamoto

宮本 育昌さんYasuaki Miyamoto

生物多様性条約COP10(2010年@名古屋)で採択された「国連生物多様性の10年」の推進と、生物多様性の保全・持続可能な利用の10年間の取組みを紹介します。

Ken Naito

内藤 健さんKen Naito

普通の植物が生えない場所でも生きられるよう進化した多様な仲間がいる「アズキ」。その多様性には塩害や干ばつに強い作物を育てるヒントがあるかも「ワリとイケてる!アズキのなかま」。そんな話をします。

募集要項を読んで、あなたも参加しよう! ※9/28に募集を締め切りました ※9/28に募集を締め切りました

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応募締切:2020年9月22日17時

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