人気漫画家MOTOKOさんコラボ特別企画、保護者が見ていた中学生・高校生の留学

子どもが「留学したい!」と言い始めた時、
保護者のみなさんはどんな心境でしょうか?
不安? 応援? お金が心配? 治安が心配?
保護者から寄せられたエピソードから、
中学生・高校生の留学の実態を覗いてみましょう。

CASE1
東京都

大門さんの場合

  • 中学3年生
  • アメリカ
  • 現地校に交換留学
戻る戻る
進む進む
保護者が見ていた我が子の成長
インタビュー

“「留学なんて行かない!」と言っていたのに”

留学に至った経緯
元はと言えば「留学なんて行かない!」と言っているような子でした。部活の先輩の話を聞くうちに興味を持ち、短期留学へ。すると帰国後すぐに「次は長期で滞在したい」という話になりました。
当時の保護者の心境
娘は元々、日本人同士でも引っ込み思案な方。果たして友達ができるのか?と不安でした。
印象的なエピソード
身近にLGBTQの当事者の若者や引きこもりの子、黒人の子などがいたそうです。そのような話に思わず驚いた私に「ママ、アメリカじゃこれが普通なんだよ!」と諭してくれました。頼もしく、嬉しく感じました。
帰国後に感じた変化
授業での発言・発表などに積極的に取り組むようになりました。また、お弁当作りなど、自分のことを自分でやるようになりました。離れて暮らしたことで自分の家庭を見直す機会になったようで、親子仲も良くなったと感じます。
保護者のインタビュー全文はこちら
CASE2
神奈川県

有澤さんの場合

  • 高校1年生
  • イギリス
  • 実践プログラム(映画)
戻る戻る
進む進む
保護者が見ていた我が子の成長
インタビュー

“「誰だって変われる」
息子の人生は一度の留学で
激変”

留学に至った経緯
実は最初の留学経験は中学1年生のサマースクール。周囲の人たちが辿々しい英語で話しているのをみて、度胸がついた様です。「勇気があればなんとかなる」と思えたことで、高校では実践的なコースに挑戦できたのだと思います。
当時の保護者の心境
以前から留学を勧めていたので、自発的に動く様になったことにホッとしました。
印象的なエピソード
変わっていく息子を見ていて、私自身も刺激を受けました。自分も変化し続けないと、子どもに恥ずかしいと思うように。周囲でも、起業するなど、留学生の親御さんご自身が大きく変化する人は多いと感じます。
帰国後に感じた変化
まるで別人の様になってしまいました。実はその後、学校への考え方が変わり、転校までしています。さらには海外の大学を目指すとのこと。同調圧力から解放された息子のことは、もう頼もしく見守るしかありません!
保護者のインタビュー全文はこちら
CASE3
大阪府

藤戸さんの場合

  • 高校1年生
  • 南アフリカ・タンザニア
  • 国際ボランティア
戻る戻る
進む進む
保護者が見ていた我が子の成長
インタビュー

“留学を通して
娘が本当にやりたいことが
見つかりました”

留学に至った経緯
英語を使って世界で活躍できる女性になりたいと言っていた娘は、中学生で格差社会に興味を持ち、国際機関への就職を目指すように。「現地の人が本当に求めていることを知りたい」というのが、アフリカ留学のきっかけです。
当時の保護者の心境
正直にいうと、もっと治安のいい国に行って欲しかったですが、娘がたくさんのプログラムを調べてきて、選んだ理由や安全性についてプレゼンしてくれたので、認めることにしました。
印象的なエピソード
安全には最大限気をつけていたようですが、帰国便を待つ空港でパスポートと携帯電話を盗られかけるトラブルが。なんとか取り返せましたが、海外の危険性を肌で感じたようで、今も役立っている経験です。
帰国後に感じた変化
頼もしく、視野が広がって帰ってきました。また、留学をきっかけに「国際機関で働きたい」という気持ちから「医師になりたい」という気持ちに変わったそうです。留学に行って実際に現地を経験したからこそ、娘が本当にしたいことが見つかったと思うので、留学に行かせて良かったなと思います。
保護者のインタビュー全文はこちら
CASE4
兵庫県

ホッシーさんの場合

  • 高校2年生
  • アメリカ
  • 現地校に交換留学
戻る戻る
進む進む
保護者が見ていた我が子の成長
インタビュー

“人見知りで
新しいことに抵抗がある息子が、
6週間でまるで別人に……”

留学に至った経緯
新しいものや場所に対して抵抗が大きく、小学生の頃は家族での海外旅行に誘っても「僕はおばあちゃんちでお留守番するから」と拒む子でした。部活(硬式テニス)一色の生活から、ようやく勇気を出してプログラムに申し込んでも、チームの一番大事な時期に抜けることで戦力外扱いとなり、勉強が遅れることへの不安も……そんな中ようやく実現した渡航でした。
当時の保護者の心境
恥ずかしがり屋で引っ込み思案、人見知りが激しく、気が優しい息子。果たしてアメリカでやっていけるのだろうか……、本当に留学を勧めてよかったんだろうか……と、実は不安だらけでした。
印象的なエピソード
大事な時期に部活を抜けたことで、出国前は戦力外扱いに。しかし、留学先でスクールに通い、自主的に練習を続け、精神も鍛えられた息子は、むしろ強くなっていました。最後の総体では、団体戦のメンバーに選出され、個人戦では県大会本選まで勝ち進みました。
帰国後に感じた変化
留学先の授業で課された論文、レポート、プレゼンの準備などの課題の多さに苦労したようですが、積極的に生徒たちが参加する授業を経験することで勉強へのモチベーションも上がったようです。何より人前で言いたいことを表現する力がついたと思います。留学前にはE判定だった第一志望の国立大学に見事合格を勝ち取りました。今はグローバル規模で事業を展開している企業でエネルギー分野に従事しており、実業団でテニスも続けています。
保護者のインタビュー全文はこちら
この漫画を描いたのは……

MOTOKOさん

1979年生まれ。埼玉県出身。22才で母になり、試行錯誤しながら育児とつきあい早十数年。型にはまらない暮らしを模索し、30代半ばで住み慣れた関東を離れ家族で高知県へ移住。4人目長女の出産を機に、2018年からインスタで漫画を描きはじめる。
著書に「うちのヒフミヨ!~兄たちは妹びより~」(祥伝社、2019年)など。
ブログ https://www.kame6.com/
Instagram https://www.instagram.com/motok68/

Number2.

more保護者の声

我が子を留学に送り出した保護者の
多様な体験談をご紹介します

神奈川県 

kobanoさんの場合

  • 高校2年生
  • イタリア
  • 語学学校

勉強そっちのけで、サッカーばかりやっていた学生生活でしたが、留学後は海外で仕事をしたいと、将来やりたいことが見えてきたようでした。その為にも、大学では国際関係の勉強をしたいとサッカー部引退後、猛勉強していました。
結果、大学の国際経営学部に進学することができました。そこでSDGsの勉強をし、海外のサスティナブル活動を調べ、実際に現地に見に行きたいと大学でも1年休学し、留学を計画していました。アフリカの井戸掘りに参加したり、イタリアのプラスティックレスを勧める陶芸家の方の活動に同行したりといった留学を現地の方ともやりとりをし、計画していました。

兵庫県 

あぐりさんの場合

  • 高校2年生
  • アメリカ
  • 語学学校

息子が高校に入ってから、クラブの先輩の留学の話を聞いて、自分も行きたいといいはじめました。プログラムは交換留学。こちらもホームステイを受け入れないといけません。最初は「えー、無理やん」と受け流していましたが、本人の思いが強かったので、まさか選抜で選ばれるはずはないと思い、「受かったらな!」と返事しました。結果、レポート、校内選抜面接、神戸市教育委員会の面接を通過。選ばれた以上、親もがんばるしかないと腹をくくりました。
送り出すまでは、英語もしゃべれないし、飛行機で家族もいなくて、外国のお宅に泊めていただくなんて、大丈夫なのか、不安しかありませんでした。そうして家族は心配してるのに、なかなか連絡がこなくて、楽しんでるんだな~と思いました。最初に連絡がきた内容は、ホームステイしたお宅にお土産を渡したときにすごく喜んでくれた、ということでした。
帰国の際には手紙とその家の鍵を記念にいただいてきて、その手紙にこれはあなたの鍵だから、いつでも来てねと書いてあり、家族で感動しました。

もっと保護者の体験談を読む
Number3. まずはここから!

我が子の留学準備、
何から始めれば
いい?

我が子が留学に興味を持っているけど、
何からしたらいいの……?
そんな方のための
お役立ちリンク集です。

どんな留学のかたちが
あっているのかな?

「交換留学」「短期留学」「語学留学」いろんな留学の名称を聞いたことがあるけど、我が子に合っているのはどれ?それぞれどう違うの?まずはそこから把握できるページです。

高校生の留学準備ガイド

国ごとの事情を
ざっと把握したい。

多くの日本人学生が留学する国について、概要をまとめました。

国・地域別留学ガイド

海外大学進学について
知りたい。

海外大学進学に必要なステップや無料の相談窓口、奨学金情報などについてまとめています。

海外大学進学お役立ちガイド

費用を抑えて進学できる
国もあります!

日本国内の大学に進学するのとあまり変わらない費用感で留学できる国があるのをご存知ですか?現地語が得意でなくても、英語で授業を受けられる国もあります。

費用を抑えて海外進学!留学スペシャリストが教える、おすすめの国・地域6選