留学大図鑑 留学大図鑑

川口佑磨

出身・在学高校:
佐世保工業高等専門学校
出身・在学校:
豊橋技術科学大学
出身・在学学部学科:
電気電子情報工学課程
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年05月01日 初回執筆日:2024年05月01日

ドイツで光半導体研究留学

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • シュトゥットガルト大学
  • ドイツ
  • シュトゥットガルト
留学期間:
1年間
総費用:
1,200,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,200,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 850> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

本留学の内容は大きく二つあります.一つ目は,専門分野におけるものです.私が研究しているスピン波や磁気光学は通信システムの発展に注目されており,効率的なエネルギー供給に不可欠な分野です.現在,メタマテリアルと呼ばれる人工物質について磁性体におけるスピン波の研究を行ってきました.この技術は通信システムに革新的な発展をもたらすと考えています.本留学では,半導体を専門としながらスピン波についても研究を行っているシュトゥットガルト大学にて半導体と関係について研究しました.
二つ目は,国際交流活動におけるものです.様々国から来た留学生や海外経験の中で,自分の常識が常識でないことを実感し,急激に自分の視野は広がってきました.そして,とても狭い世界で生きていたことに気づきました.ドイツではボランティア活動が盛んであることから,実践活動の一つとして地域のボランティア活動や国際交流イベントに積極的に企画・参加しました.

留学の動機

専門的な分野を母国語以外で学ぶことによって将来海外で働くために必要な工学の理解を深め,英語での議論をスムーズに行えるようになること,本研究室では行えないスピン波と半導体の研究を進め世界に通用する技能を磨くために留学を行いました。

成果

国際学会への参加
第一著者論文の投稿
第二著者論文の投稿
日本文化を広げる国際交流活動の実施

ついた力

挑戦力

自分で新しい研究テーマを開拓したり、英語での卒業論文・学術論文の執筆

今後の展望

視野を広く、視点を高く持ち、日本と世界をつなぐような研究者として活躍したいと思っています。

留学スケジュール

2017年
10月~
2018年
9月

ドイツ(シュトゥットガルト)

導体を専門としながらスピン波についても研究を行っているシュトゥットガルト大学にて半導体と関係について研究

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:その他(交通費、通信費、雑費等)

20,000 円

サマースクール参加時の写真
ドイツでのハイキング1
ドイツでのハイキング2
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:その他(交通費、通信費、雑費等)

20,000 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

僕にとって留学とは、”自分の当たり前”に気付く体験です。
生まれ育った文化や環境が全く違う人たちとの関わりは、自分の中で作ってしまった常識に気付くきっかけになります。
自分の”当たり前”に気付くこと、つまり、固定概念に気付き、自分自身の可能性を広げること、価値観を広げて、自分自身ももっと理解することができます。

世界各地から集まった留学生とハイキング

英語を話してくれないドイツ人

  • 語学力 : その他の言語

ドイツの市役所等に行くと、英語で話しても、理解していても英語を話してくれない・理解してくれない場面がありました。
当時は仕方なく退散し、ドイツ人の友達にお願いして通訳として付いてきてもらいました。
現地では、現地に詳しい人、現地語を話す人の助けが必要になることがあるので、友達作りは大事です!

留学前にやっておけばよかったこと

現地語の勉強。ドイツ人と仲良くなるために、もっとドイツ語を勉強していればよかった。
若い世代の人たちは、大体英語は話せましたが、ドイツ人コミュニティに入って仲良くするには英語だけでは厳しいと感じました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

自分の安全や健康を第一にしていれば、失敗することがあっても、何か上手くいかなくても、必ず学べることや日本ではできない経験を体験することができると思います。