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留学を初めてした人

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最終更新日:2024年05月01日 初回執筆日:2024年05月01日

台湾のICTってどんな感じだろう

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立聯合大学
  • 台湾
  • 苗栗市
留学期間:
1か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 270,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

留学全体のテーマ

近年、日本のICT化が急速に進んでいます。その中で、台湾では行政と民間の協力によるマスク在庫管理システム構築など、ICTが生活に深く関わり、活用されていることに興味を持ちました。
そこで、台湾に行き、実際に教育機関や行政機関で、どのような取り組みが行われているのか、どのようにICTが生活に関わり活用されているのかを肌で体験したいと思いました。


探究活動内容

2023年8月、台湾国立聯合大学へ留学し、以下のテーマを探究しました。

台湾の教育システムにおけるICT活用
現地自治体におけるICT活用状況と日本の比較
若者におけるICTに対する関心調査


調査結果と考察

1ヶ月の滞在ですべてを知ることは難しかったのですが、台湾と日本のICT化レベルは想像以上に近かったと感じました。
確かに、マイナンバーカード普及や行政手続きオンライン化など、日本もデジタル庁設立以降、急速なICT化を進めています。
課題は残りますが、「日本はICT化が遅れている」というイメージは必ずしも正確ではないと感じました。

今回の留学を通して、日本のICT化の現状を客観的に捉え、今後の発展に期待を抱くようになりました。


文化交流

研究室の学生と交流し、日本文化を紹介しながら互いの文化を知り、相互理解を深めました。

留学の動機

日本のICT化が進む中、他国ではどのようにICTが生活に関わり活用されているのかと関心を持ちました。

台湾では、行政と民間の協力によるマスク在庫管理システム構築など、感染拡大防止にICTが活かされています。さらに、日本のデジタル庁に相当する「デジタル発展部」設立により、更なる発展を遂げていました。

そんな台湾で何が起こっているのかを知りたいと思い、台湾への留学を決意しました。

成果

一ヶ月の台湾滞在ではありましたが、自身の成長を大きく実感することができました。

学寮での生活を通して、人と共に生活することの意味を改めて学びました。

初めて学寮生活を送るため、うまくやっていけるか不安もありましたが、周囲の助けもあり、充実した生活を送ることができました。

また、留学中に病気をしてしまったのですが、持ち前の明るさと周囲の支えにより、乗り越えることができました。

ついた力

なんとかする力

中国語が話せない不安を抱えながら、台湾へ飛び込んだ1ヶ月間。言葉の壁にぶつかりながらも、積極的にコミュニケーションを図ることで、なんとか生活をこなしました。飲食店では、英語が通じない場面もありましたが、指差しやジェスチャーで注文。言葉がなくても、笑顔と真心があれば通じ合えるということを実感しました。

今後の展望

この経験を通じて、世界に必要とされているものを知る第一歩となりました。
具体的な目標は決まっていませんが、今後は世界に必要とされているものを作れるクリエイターになりたいと考えています。
そのために、今回のような探究を継続して行い、よりよい技術を生み出したいと考えています。

留学スケジュール

2023年
8月~
2023年
9月

台湾(苗栗市)

1. 台湾の教育システムとICTについて探究
昨今日本の教育機関では、急速にICT化が進み、パソコンなどを利用した授業も増えたと感じます。しかし、私が中学生の頃、パソコンが導入されましたが、利用する機会が少なく生徒側としてメリットを感じられませんでした。台湾ではICT分野において急速に発展しており、台湾の教育機関では、どのようにICTを活用しているのか疑問に思い探究したいと思いました。そこで、台湾の教育機関ではICT機器をどのような形で活用されているかを実際に見て、自らの中学校での体験をもとに、日本の教育は何を改善するべきかを考えます。さらに、大学教員などの教える側の視点で、ICT機器を導入して何がどのように変化したのかを聞き、ICT化が教育にもたらすメリット・デメリットを探究しました。

2. 台湾と日本の役所のICTの比較調査
日本の役所の多くが、パソコンやタブレットを使い作業しています。しかし、パソコンなどのICT機器を導入しているのにもかかわらず、対面ありきの作業で、それが本当に対面である必要があるのかと思っています。そこで台湾の役所では、ICT機器をどのように活用しているのか、業務効率化のためにどのような取り組みを行っているのかを見ることで、日本と台湾で何が違うのかを考え、それぞれの国でどのような特徴があるかを探究しました。

3. 大学生や大学教員、市民にICTについてアンケート
日本では、マイナンバーカードの普及が進みました。しかし、マイナンバーカードの健康保険証化や運転免許証化による、個人情報の流失が心配だという意見が見受けられます。そこには、ICTついてよくわからないという背景があり日本のICT化が進まない要因だと思います。急速にICT化が進む台湾では、市民レベルで考え方が日本と違うのではと思い、台湾の人々がICTについてどんな印象を持っているのかを知りたいと思いました。それぞれの国で、ICTについてどのように考えられているか、どんな印象を持っているのかを考察し、「誰一人取り残されない、人に優しいICT」「ICTの活用で一人ひとりの幸せを実現する」という目標のためにどのようなことを行い、どのように実現にさせるのかについて探究しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

台北101から撮った夜の台北
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

日本のことが、とても好きになった瞬間

日本のサービスの質に感動した件。

日本で飲食店とかに行けば、当たり前のように水は飲めるし、ちょっとお洒落なところだとレモン水みたいなのもありますよね。
それが台湾だと全然当り前じゃなかったんですよ。
「水を下さい」とか言えば貰えるのかもしれませんが、僕が行った飲食店では水は出てきませんでした。
そういう細かいところのサービスを見ると日本の「おもてなし」の凄さと素晴らしさを感じました。


トイレって使わない人いますか?
日本って無料で使えるトイレがたくさんありますよね。場所によりますが、きれいでいい匂いもしています。
台湾は無料で使えるトイレが、日本と比べて少なくて、汚いです。
あと、トイレの紙がとても硬いです。
きれいなトイレが無料で使えるって凄いんだなと思いました。

いろんなところで日本のサービスの質の高さを感じるとともに、日本って凄いんたなと改めて思いました。

苗栗市で食べたマンゴーアイス

赤ちゃんとして生きる

  • 語学力 : その他の言語

台湾留学で中国語が話せない私が“赤ちゃん”として成長した話

台湾へ留学した私。英語は少し話せるものの、中国語は全く話せない“赤ちゃん”のような状態でした。しかし、スマホの翻訳アプリと指差し注文という武器を手に、生きていくことができました。

翻訳アプリが織りなすコミュニケーションの奇跡

台湾は英語圏ではありません。しかし、スマホの翻訳アプリが言葉の壁を軽々と突破します。道に迷ったとき、お店で買い物するとき、翻訳アプリを通して台湾の人々と心を通わせることができたのです。必要な言葉をいつでもどこでも取り出すことができる安心感。翻訳アプリは、私の留学生活を支えるかけがえのない存在となりました。

指差し注文で築く温かい人間関係

言葉が通じなくても、ジェスチャーや笑顔は世界共通の言語です。屋台で指差し注文をして、店主と笑顔でコミュニケーションを取った経験は、言葉を超えた温かさに溢れていました。言葉がなくても、心は通じ合う。そのことを台湾で改めて実感しました。

“伝えようとする努力”こそが成長の鍵

完璧な中国語を話せなくても、積極的に伝えようとする姿勢こそが大切です。よく分からないけど、何とか伝えようとしている人がいたら、ちょっと耳を傾けたくなりませんか?言葉の壁を乗り越えようと努力する過程で、私は“赤ちゃん”から一歩ずつ成長し、自信を手にしました。

台湾留学で得たかけがえのない経験

言葉の壁にぶつかり、何度もくじけそうになりました。しかし、翻訳アプリや指差し注文、そして何よりも“伝えようとする努力”によって、私は台湾で成長することができました。

留学前にやっておけばよかったこと

留学中に、もっと日本のお土産を持っていけばよかったと後悔しました。

アンバサダー活動の一環として、手拭いや扇子を持っていきました。現地の学生にプレゼントすると、とても喜んでくれました。予想以上に人気が高く、あっという間になくなってしまいました。

もっとたくさんのお土産を持っていれば、もっと多くの人に日本の文化を紹介できたのにと、少し残念な気持ちです。けど、喜んでもらえて良かったです!

留学を勧める・勧めない理由

私は、みんなに留学というものを一回体験してほしいです。

留学が合ってるか合ってないか、行ってみないと分かりません。
「しなくて後悔」より、「して後悔」の方が良くないですか?
自分の可能性を自分で閉ざしている人って意外といるのではないでしょうか?

つまり、「とりあえず留学に行ってみよう!」ということです。

この文章を見た機会に、ぜひ「トビタテ!留学JAPAN」で留学を!

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学、不安のことがいっぱいあるかもしれません。

自分も今回の留学で、初めて一人で海外に行きました。

本当に何もかもが不安でした。

けど、留学が終わってみれば自分の成長や楽しい思い出がいっぱいでした。それと同時に、そんなに不安がる必要無かったなと思いました。完全に杞憂でした。

時間が経てば、留学は必ず終わります。いずれは日本に帰ります。
そんなに心配する必要はないですよ!